オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨帰宅&NHK杯の結果をISU動画で振り返る

こんばんは。時間が空いてしまいましたが、

宇野昌磨選手もステファンも、NHK杯のバンケットには出席せずに、

帰路についたようです。

ファイナルもあるし、たくさんの教え子が待っていますものね。

 

【お帰りなさいに間に合わず…】#uno1ワンチャンネル #宇野昌磨 #宇野樹 #いぬとの暮らし #トイプードル生活 #フィギュアスケート - YouTube

 

ワンワンたちより早く帰宅した昌磨くん。

どう考えても、このコートのサイズ感は大きすぎ😂

 

「金田一耕助風?」とか、「変装してEmmaちゃんを脅かそうとしたのかな」と思ったりしましたが、

雰囲気がパディントンに似ているかも。

 

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札幌は寒かったんでしょうね。

疲れているだろうに、賢二先生とすぐにフリープログラムのブラッシュアップ。

 

【触れ合いタイム少なく御立腹‼️】#uno1ワンチャンネル #宇野昌磨 #宇野樹 #いぬとの暮らし #トイプードル生活 #フィギュアスケート - YouTube

 

賢二先生も解説で疲れていると思います。

でも、“マスターピース(傑作)”の呼び声も高い、昌磨のフリー。

振付を仕上げたい想いもあると推察します。

 

個人的には、『メアトルメンタ』に切り替わる部分が、

体力を使う割には●×▽なので、そこも変わる気もします。

 

NHK杯では、こまごまと感動したことなどをメモしておいたのですが、

時間が経つと、書かなくなっちゃいますね😅

何事も勢いが大事です。

 

友野君のインタに感動

二つだけ。NHKの放送の最後に、男子の結果まとめがあり、アナウンサーが、

「優勝は“宇野磨”(うのそーま)」って言ったの、私の空耳じゃないですよね?

確かに言ったと思う!!

なかなかGoodなミックスでした。

 

それから、演技後の選手のインタビューで一番ぐっと来たのは、

友野君の言葉でした。

 

 

「ぼくはずっと…今まで自分の弱さばかりに向き合っていた部分があって…もういいだろうと。ふふ(笑) もう そろそろ 自分の実力も少しずつついてきて、もう自分の強さと向き合ってもいいんじゃないかって、きのう終えて、少し気持ちの変化があって、今日はなんか。初めて自分の……この持ってる力を信じ…信じ切って自分はあの、自分の強さと向き合って、えーと、初めて挑んだ試合でしたけど、まぁ…(以下略)。」

 

突然、画面が切り替わってこのインタビューが始まって、

友野君の話し方といい、話の“間”といい、

泣きそうになりました。すごくわかる。とてもわかる。

 

しかし、大会期間中にSNSで自分のことをチェックするなんて、

そんな恐ろしいこと、よくできるなぁ。すごい勇気があるなぁと、それにもびっくりしました。

 

NHK杯まとめ動画訳

さて、フィンランド杯も近づいているので、Skating ISUのNHK杯まとめ動画をチェックして、総括した気になっておきたいと思います。

ざっと訳します。

The Movie | NHK Trophy - Sapporo 2022 | #GPFigure - YouTube

 

ハロー、みなさん。日本の札幌へようこそ。

大会一日目。

NHK杯2022-23.この大会のSPには6組しか参加していません。

 

 

17歳のブルック・マッキントッシュ&21歳のベンジャミン・ミマール。

おー、カナダのマッキントッシュとミマールによる、とてもすばらしいプログラム。

62.31。

 

 

米国の25歳エミリー・チェン&26歳のスペンサー・アキラ・ハウ。

64.62を獲得しました。

 

 

日本代表、20歳の三浦璃来&30歳の木原龍一。

2人のビューティフォーな演技とワンダフルなパートナーシップに、スタンディングオベーションが起こっています。

78.25.こりゃあ、すごい点数ですなぁ。

 

続いて女子のショートプログラム。

19歳の住吉りをん。

 

 

素晴らしいスピードとエッジの切り替え、腕の動き。

なんという美しいプログラムでしょうか。

 

(演技前に)集中を高める世界チャンピオンの坂本花織。

 

 

ダブルアクセルに入る前の氷を突っ切るスピードをご覧ください。

なんというすばらしいプログラム。ジャンプの技術面でも、挑戦が見られます。

 

イェリム・キム。フランス大会では、2位でした。

 

 

美しく、魔法のようなブログラムを讃えて、

観客がスタンディングオベーションをしています。

 

さて、リズムダンスに移りましょう。

19歳のキャロライン・グリーンと27歳のマイケル・パーソンズ。

 

 

すばらしいユニゾン。シーズンベストスコアが出ました。

 

この二人を見ると、“かなだい”と一緒だった四大陸選手権を思い出します。二人も、あれからものすごいスピードで進化していますよね。勝手に仲間意識が芽生えてます(笑)

 

(チョック&ベイツ)世界選手権3位、オリンピックで4位。

 

 

この演技こそ、彼らが世界選手権のメダリストである理由です。

チョック&ベイツは85点。

 

ロランス・フルニエ・ボードリー&ニゴライ・サアアンスン。

 

 

数週間前、フランス大会で銀メダル。ルンバと共に、ここで飛び出してきました。

プログラム全体を通じて、エネルギーに満ちていました。

85.66でサプラ~イズ。びっくりしています。

 

第一日目の最後は、男子ショート。

21歳のアダム・シャオ・イム・ファ。フランス代表です。

 

 

空中姿勢がすばらしいです。

まっすぐで、体を締めて、とても速く回転しています。

この若者は、すばらしいアスリートであるだけでなく、

並外れたパフォーマーでもあります。

 

スケートカナダで優勝して、(ファイナルに向けて)1位の15ポイントを持ってこの大会にやって来た宇野昌磨。

 

 

ミスがあっても、この若者の演技には、すっかりやられてしまいますね。

 

日本代表の22歳。山本草太。

すばらしいコンビネーション。スコアで、1位です。

スポーツと芸術のすばらしい融合。(←よく聞き取れず)

 

 

大会2日目。

今日最初は、カナダチームのフリーブログラムから。

 

 

カナダ代表 マケタージ&ミマー

きわめて盤石でクリーンな演技。175.65。

 

米国のエミリー・チェン&26歳のスペンサー・アキラ・ハウ。

ところどころグラつきがありましたが、とても強いチームです。

 

 

このチーム(璃来&龍一)は、リンクに魔法をもたらします。

 

 

この場面のツイストはレベル2にとどまりましたが、

二度目のタイトルを取って、ファイナルの地トリノへの切符を手にしました。

 

ペア競技って、固いイメージがあつたのですが、“りくりゅう”はすべてにナチュラルでソフトでハッピーで、競技のイメージが変わりました。

 

女子のフリーは、とても興味深いものになるでしょう。

世界チャンピオン(坂本花織)が2位になっています。

 

住吉りをん19歳。

初めてのグランプリシーズン。ジュニアから上がってきたばかりです。

とても、とても、スケールの大きいパフォーマンス。

 

 

坂本花織。世界随一のすーごいスピードです。

(前日よりも)いい演技でした。優勝に十分でしょうか。

 

 

キム・イェリムは、1位を守れるでしょうか。

トリプルルッツ+ダブルトゥループ+ダブルループのコンビネーション。

デヴィッド・ウィルソンによる振り付けの美しいプログラム。

 

 

イェリム・キムが、NHK杯タイトルで優勝しました。

 

キム・イェリムの優勝はよかった!!坂本選手は、まだ仕上がっていないと思うので、仕方がない。まずはファイナルのチケットを手にできたので、ファイナルでドーンと女王感を見せつけてくれると期待しています。 住吉選手は、4回転の挑戦がすばらしかった。あんなに痛そうに転倒したのに、スピードが落ちず、攻め切ったのはすごい。

 

フリーダンスが始まります。

米国のキャロライン・グリーン&マイケル・パーソンズ。

 

 

プログラム冒頭のステーショナル・リフトです。

このチームは、とてもよくマッチしています。

銅メダルを獲得しました。

 

チョック&ベイツが2位になったのは、すこしばかり驚きでしたが、僅差でした。。

きらめくような演技でした。124.13

 

 

私も、大会前はチョクベイが優勝すると思っていましたが、諸事情でオリンピックに出場できなかったため、突然、踊り出てきた感のあるボードリー&サアアンスン組は見事でびっくり。すごい選手でも、現状維持や少しの進化ではだめなんだなぁと、厳しさにおののきました。

 

大会の最後のチームです。

ロランス・フルニエ・ボードリー&ニゴライ・サアアンスン。

おお、このチームにも魅了されました。

124.75

おめでとうございます。彼らがタイトルを手にしました。

 

 

最後の種目は、男子のフリープログラムです。

 

ジュンワン・チャ。

冒頭の4回転サルコウで、リンクを突っ切っていくスピードをご覧あれ。

並外れた演技でした。

 

 

スピードも表現力もクラス感のあるジュンファン。追い立てられるような緊迫感のある曲が、本当によく似合います。彼がファイナルにいないとすれば、残念です。

 

山本草太。最終滑走は、簡単なことではありません。

冒頭の4回転トゥをご覧ください。

金から銀に後退しましたが、表彰台にとどまりました。

 

 

「フリーは5位ぐらいかも😱表彰台もファイナルも逃すのか?!」と震撼しましたが、無事にファイナルの切符を手にして、安堵、安堵でした。 怪我してからここまで長かったけど、ここまで来たことが驚異的だと思います。

 

世界王者、24歳の宇野昌磨。

本当に見事なパフォーマーでありアスリートである、日本代表の宇野昌磨。

 

 

宇野昌磨選手、優勝です。

 

 

そういうわけで、グランプリシリーズも、最終戦のフィンランド杯を残すばかりとなりました。

日本チームは、もう日本を発ったようです。