オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ジャッジ No1の謎

こんばんは。NHK杯疲労が残っているので、

軽めの話題をおしゃべりしたいと思います。

 

スケーターとして、高次元に歩を進めた感のある宇野昌磨選手。

4回転ジャンプの種類や本数はさておいても、

 

神技レベルの重心移動や異次元のコリオ表現など、

一歩突き抜けているのは明らかです。

 

CBC Sports

 

各国の解説者も、そのあたりを大絶賛。

 

解説者でなくても、The Skating Lessonのデイブとジョナサンが、

「昌磨は、男子シングルで目にしたことのないようなPCSを出すのではないか」と話していて、まさにその通りだな、と。

 

そんな中、CBCスポーツのアッシャー・ヒル氏が、

「ジャッジ No1が、昌磨のプレゼンテーション項目に7.75を付けていたけど、それってどーなの?」みたいなことを言っていたので、

Shoma Uno wins at NHK Trophy, Sota Yamamoto and Cha Jun-whan also on podium | CBC Sports - YouTube

 

採点表をチェックしてみたところ…

 

 

オーマイ・ゴッド!!

昌磨のプレゼンテーションは、9.11点だったのですが、

ジャッジ No1だけ、7.75という驚きの点数を付けているじゃありませんか。

 

一番低い点数はカットされるので影響はないのですが、

あのメア・トルメンタ・プロペラートに7点台はないでしょう…

 

「どこの国のジャッジだろう」と見てみると、

イタリアのジャッジでした。

 

もしや、マッテオ君を表彰台に上げるためか?

しかし、昌磨とマッテオ君は、SPで約16点の差があるので、点数を操作するとも考えにくい。

 

そこで、マッテオ君の採点表をチェックすると、

えーーー😱

 

 

マッテオ君のプレゼンテーションの点数は、8.25だったのですが、

 

ジャッジ No1だけが、6.75点という驚きの点数を付けているではありませんか!!

 

私、マッテオ君の『Talking to the Moon』を見て、

慈愛に満ちた、穏やかな表情に、涙ぐんじゃいましたよ。

 

 

「洗練された、いい大人のスケーターになったよなぁ」と、感慨深かったです。

情景が浮かんでくる滑りでした。

後半の『That’s What I Like』も、観客の手拍子を誘って、のりのりでしたよね!!

 

まさか、自国のジャッジに6.75点を付けられるとは、

マッテオ君も、びっくりでしょう。

なんだったら、コンポジションも、一人だけ6.75点を付けてますよね😱

 

ちなみに、ジャッジ No1が、他の選手のプレゼンテーションに何点つけているか見てみると・・・

(左が実際の得点。右がNo1)

  1. 昌磨 9.11→7.75
  2. ジュンファン8.43→7.25
  3. 一希 8.50→7.25
  4. アダム8.29→7.50
  5. マッテオ8.25→6.75
  6. 草太8.21→7.25
  7. ゴゴレフ7.29→6.00
  8. エガゼ7.43→6.00
  9. フランジパーニ7.36→6.75
  10. ザンドロン6.86→6.00
  11. オーゼル6.86→5.00
  12. トモキ6.68→5.50

実は、非常に一貫性があるジャッジをしており(笑)、彼の中の基準はブレていない。

ただ、全体の基準とは大きくズレているような・・・。

 

というか、一番低い点数と高い点数がカットされるので、

彼がしたすべての採点がカットされるとなれば、

「そこにいてジャッジしている意味があるのか??」と思ったりしたのでした。(ひどーい😂🙏)

別に彼を責めているわけではないですよ。

 

しかし、5点とかつけるのは、止めようよーー。

グランプリ大会に出てきているスケーターなんだからさぁ。

そんなにひどくはないでしょうに。

彼を責めてるわけじゃないですが、基準のすり合わせは必要だと思いました。