オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

かおちゃん、舞依ちゃん、トリノへ出発

女子ファイナル

 

こんにちは。坂本選手と三原選手が、グランプリファイナルの地、トリノへ向けて出発しました。

 

©sysmex_figureskatingteam

シスメックス スケートチーム | 三原舞依•坂本花織•壷井達也 on Instagram: "⁡ ⁡ グランプリ ファイナル2022に向けて、トリノに出発した三原舞依選手、坂本花織選手からメッセージが届きました💌 ⁡ ******* ⁡ こんにちは 皆様いかがお過ごしでしょうか。 ⁡ GPファイナル行ってきます!! トリノ楽しみです🇮🇹 ⁡ グランプリに初めて、先生お2人、そして2人揃って行くことができるのがなにより嬉しくて心強いです🥹✨ ⁡ 日本も寒くなってきているので 皆様もお身体にお気をつけてお過ごしください ⁡ 三原舞依、坂本花織 #maimihara #三原舞依 #kaorisakamoto #坂本花織 #figureskating #figureskater #sysmex_figureskatingteam"

 

かおちゃんは、グランプリ2大会での悔しさをバネに、

ダイナマイト・ブラッシュアップしている予感。

舞依ちゃんは、フィンランドから連戦ですが、

少しは休憩できたのかな。本人は、さらに練習すると言ってはいたけれど。

 

二人が一緒にファイナルの舞台に立つなんて、感慨深いものがあります。

本当は、2月の大イベントにも一緒に出てほしかったけど、それはもう…言っても仕方がない…けど何度でも言う(笑)。出てほしかった、出るべきだったと思い続けることも、リスペクトの一つの形だと思ってます。(他の選手への他意は一切ありません)

 

さて、Golden SkateのTtatjana Fladeさんの女子ファイナルプレビューも、

日本選手が3人載っているので意訳させていただきます。

 

www.goldenskate.com

 

By Ttatjana Flade

女子シングルは、12月9日にSPで戦いの火ぶたを切ります。

ファイナルに一度出場したことがある坂本花織と、5人の新顔が注目です。

 

女子シングルを席けんしていたロシアがいないので、アジアの3人、米国1人、欧州1人が(新たにファイナルへ)突破してきました。

昨シーズンは、5人のロシアスケーターと坂本がファイナル進出の資格を得ましたが、最終的に大会は中止になりました。制裁により、現在、ロシアはISUの大会参加を禁じられています。

 

写真は記事のものではありません

ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)

ヘンドリックスは、あらゆる指標で歴史を作りました。世界選手権でメダルを獲った、初のシングルのベルギー選手。グランプリ大会で優勝した初のベルギー選手。そして、グランプリファイナルに出場する、初のベルギー女子選手です。

 

世界選手権2022の銀メダリストである彼女は、パワフルなスケーターです。フリーの曲にシーズン初旬から変更を加え、今や、いかなる大会でも表彰台に到達する適切なプロを手にしています。『Heaven』と『Fallen Angel』の2曲を使用していますが、どちらもカール・ヒューゴによって特別に作曲されたものです。

 

三原舞依(日本)

三原は、グランプリ2大会で優勝した唯一の選手であり、トップのポイントでファイナル進出資格を得ました。英国大会とフィンランド大会で優勝し、グランプリ大会で7回4位に終わった後、初めて金メダルを手にしました。銀メダルと銅メダルを獲得したグランプリ大会もありましたが、ファイナルに進出したことはありませんでした。

 

二度の四大陸選手権の女王(現女王でもあります)は、表現豊かで柔らかな演技スタイルで際立っており、ただもう見ていて美しいです。三原は、ようやく、自分に対する自信を深め、それがしっかりとした演技に投影されているようです。間違いなく、トリノでの表彰台最有力候補であり、新フリーの『恋は魔術師』は、本当に目を引くプログラムです。

 

坂本花織(日本)

坂本は、スケート・アメリカで優勝し、NHK杯で2位になって、ファイナルへの切符を手にしました。現世界女王は、NHK杯では彼女のベストではありませんでしたが、状態が整えば、他の選手が打ち負かすのは難しいでしょう。

 

坂本の強みは、氷の上でのスピードとパワー。そして、表現者としても進化しています。オリンピック銅メダリストの彼女は、2018-19シーズンにもトリノで開催されたファイナルに出場し、4位になりました。昨年もファイナル進出の資格を得ましたが、大会が中止になりました。

 

渡辺倫果(日本)

渡辺は、今シーズンここまでで最大のサプライズで、突如として現れ、スケート・カナダで金メダルを獲りました。この日本のスケーターは、ジュニアの時でさえ、グランプリ大会に出たことはなく、初出場した2022年のジュニア世界選手権では10位でした。しかしながら、彼女は、一目置かれるべき力を持っていることを示しました。

 

渡辺は、このランクでの試合経験がまだ不足しており、2大会とも特にSPでミスが出て、NHK杯では4位でした。ファイナルに進出したシニア女子で唯一、トリプルアクセルをプログラムに組み込んでいますが、常にうまくいくわけではありません。

 

イェリム・キム(韓国)

キムは、オリンピックチャンピオン キム・ヨナの“後継者”と呼ばれる、韓国の強力なヤングスケーターの一人です。韓国の“クイーン”キム・ヨナにインスパイアされてスケートを始め、今や、どの大会でもメダルを脅かす選手に育ちました。四大陸選手権2022の銅メダリストであり、オリンピアンである彼女は、キム・ヨナ以来初めてのグランプリ大会優勝者になりました(NHK杯)。その前に、グランプリ フランス大会で銀メダルを獲っています。

キムは、時々、不必要なミスをしますが、表彰台を狙うでしょう。

 

イザボー・レヴィート(米国)

世界ジュニア選手権女王のイザボー・レヴィートは、今シーズン、ジュニアから上がってきたばかりですぐに、人々をあっと言わせました。

15歳のアメリカ選手は、3回転ルッツ+3回転ループのコンビネーションをフリーで跳び、一貫した(崩れない)スケーティングをします。彼女は、すばらしいバレエスタイルのスケートで、スケート・アメリカとイギリス大会で銀メダルを獲りました。

安定性は彼女の切り札であり、年上の出場者に比べてパワーと表現力がまだ不足していますが、機会があれば、表彰台に乗る準備は出来ているでしょう。

 

今シーズンは、(全世界的には)突然飛び出してきた感のある渡辺倫果選手、ジュニアからシニアに移ったばかりのイザボー・レヴィート、予想外に韓国勢のトップに名乗りを上げてきたキム・イェリム、ついに世界の舞台で大輪の花と化した三原舞依選手など、話題と驚きにあふれている女子のファイナル。

 

ウェブニュースで結果を見るだけではつまらなすぎるので、ぜひ、ライブで見たいものです。

えーと。女子のショートプログラムは・・・土曜日の朝5時から。

なるほど、なるほど(笑)