こんばんはー。いよいよ、全日本選手権ウィークに突入しました!!
今週は、イタリアやフランス、ラトビア等々、各国でナショナル大会が開かれていますね!!
日本は世界で最も過酷なナショナル大会の一つと言われていて、
全日本出場をフイギュアスケート人生の目標、集大成にしている選手も多い、神聖な戦いです。
が!!
どーしても、どーしても、一回だけ、毒を吐かせていただけますか。
吐かないと、すっきり盛り上がれないんです。
フジテレビの全日本フイギュアの番宣キャッチ&動画「シン・フィギュア」が、
嫌で嫌で嫌すぎる。
グランプリファイナルの最中に初めて目にして、気分がダダ下がりでした。
「こんな番宣は、視聴者にスルーされて、立ち消えになっていくだろう」と期待していましたが、大会前の選手へのインタビューや特集でも、
「シン・紀平梨花」とか「あなたにとって、シン・フイギュアの“シン”とは?」みたいな質問で、グイグイに「シン・フィギュア」で攻めてくる。
選手紹介の感動的な動画の前にも、必ず番宣動画が挿入されて、ぐんにゃり。
「あのヒーローが去り
時は、まさに
シン・フィギュア」
「時代は
ニューヒーローを
待っている」
って・・・
この写真の中だけでも、
オリンピックのメダルを3つ持っている人、2つ持っている人、1つ持っている人、世界選手権王者、世界選手権女王、グランプリファイナル金メダル、銀メダル、四大陸選手権チャンピオン他、世界トップのタイトルを勝ち取ったスケーターたちが、ザクザクいます。
写真に載っていない選手もいます。
彼らは間違いなく、すでにヒーロー、ヒロインです。彼らに対するリスペクトってないんですかね?
さらに、ここにジュニアのグランプリファイナリストや優勝者、世界選手権メダリストも加わって、「群雄割拠」も甚だしい。
日本フイギュア界は、かつてないほどの全盛期であり、
「英雄が去ったので、また一から何か築き上げないと…」と言った感じでは、まったくない。
でも、フジテレビの宣伝部だか広報部だかにとっては、
「英雄 (ドル箱)が引退したあと、次のドル箱(ニューヒーロー)を探せ」みたいなことですよね。
元選手を中心に考えているから、ペア競技が抜け落ちているじゃーありませんか😑
宣伝写真には、オリンピックメダリストで世界選手権銀メダリストでファイナル優勝したペアの姿も、日本のアイスダンス市場を活性化している四大陸選手権銀メダリスト組の姿もない。
フジテレビの思惑と、実際にファンが目にしているものの乖離。落差。
日本は今、海外から「シングルだけでなくペア競技も強くなって、最強フィギュア王国になりつつある」と恐れられている。
その盛り上がりや熱を、当事者である日本だけが、軽視しているかのようです。
元選手のファンも、この使われ方は、うれしくないと思いますけど、どうなんだろう。
言葉として「シン・ウルトラマン」や、「シン・エヴァンゲリオン」をぱくっているのも、なんだかなぁ😑
「シンフィギア」って検索したら、違う方面の画像がたくさん出てきて、「フィギア」じゃなくて、「フィギュア」だった!!ってなるよ。
言葉だけじゃなくて番組構成にも、元選手をからめていくのが予想できます。
鍵山選手の特集でも、ゆまちファンが激怒していた記者会見の映像がぶち込まれていたし、
きっと、昌磨の特集でも、元選手がらみのコメントや映像が使われるかと思うと、うーん、見れないな😑
あたりまえですが、全日本選手権に出場する選手たちは、「シン・フィギュア」なんて知ったこっちゃないと思う。
私も、作られたドラマではなく、本物のドラマが見たいです。
今、「シン・フイギュア」を避けて全日本選手権を見る方法はないのか、思案中。
地上波はもうNGだけど、有料のFODでも、昨年は番宣が流れていたし、
完全にスルーすることは、できそうにない。
現地に応援に行かないと、こんな目にあうの?😂
はぁぁぁ。どうしよう。