オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨にショーでやってほしい過去プロは?

こんにちは。寒すぎますが、ご無事でしょうか。

東京は、今朝の体感温度がマイナス10度前後でした。

 

さて、昨日の続き、ナウボイスの内容を受けてのお話です。

 

「これからは、短い配信をしていく」と言っていたのに、いきなり長めの音声投稿をアップしてくれた昌磨(笑)

スケートのこととなると、熱く語ってくれるよね。ありがとう。自由に気の向くままに配信してほしいです。

 

有料配信なので詳細は書けませんが、今回の話題は主に、

・スケート靴事情

・アイスショーのプログラム事情

 

靴については、かなり具体的に状況を話してくれました。

靴問題って、ほんとーに難しいんですね。

考えてみれば、氷の上であれだけ高難度のジャンプを跳びつつ、あんなに繊細な体重移動をしながら表現するわけだから、当然なのかも。新しいサポーター話もあるようです。

 

そして、アイスショーのプログラム事情について。

名フェスの『グレイト・スピリット』ご覧になりましたか?

 

グレスピやってくれただけでも大興奮でしたが、

私にとっては、永久保存版の至高のグレスピでした。

 

過去のシーズンに試合で見たアドレナリン爆発のグレスピに、

『オーボエ協奏曲』や『G線上のアリア』で培った繊細な表現や全身のコントロール術をプラスして、『パダム、パダム』風の衣装で演じるという、

これ以上ない『グレイト・スピリット』でした。

 

あのすばらしいグレスピは、なんと2回練習しただけなんですって。

もともと昌磨は、「前よりうまくできる自信がないから」と、「ショーで競技用の過去プロは、やらない方向」と話していましたよね。

でも、グレスピは、前と同じくらいか、それ以上にできると思ったそうです。

結果は、本当にすばらしかったですよね!!

 

実際のところ、今の昌磨なら、どのプロも前よりうまく演じられると思います。

 

もちろん、「当時の状況だからこそ、はまっていたプロ」もあると思います。

でも、腕や全身の使い方が異次元レベルに到達している今なら、

どんなプロでも以前を上回る気がします。

 

フリーは、ジャンプありきの構成なので

アイスショーには不向きだと考えているそうですが、

ショートの過去プロは、今後もやる可能性はありそうな口ぶりでした。

 

みなさんは、何をショーでやってほしいですか?

  • 天国への階段
  • ラヴェンダー
  • 四季・冬
  • Legends
  • タッカー
  • タンゲーラ
  • The blessed spirits
  • クロイツェル

いろいろありますが、こうやって見ると、

美穂子先生が選んだ渾身のプロは、曲名からしてかっこいいですね。

 

タンゲーラ…スペイン語で「タンゴに生きる女」。

クロイツェル…ドイツ語ですね。ヴァイオリン奏者ルドルフ・クロイツェルに献呈された曲。

 

なんか、おおお!!ってなります。

 

で、私が今の昌磨で見てみたいと思うのは、まず『Legends』かな。

 

 

現代的で洗練されてパワフルな、

「昌磨ワールド」を世界に見せつけたプロだったと思います。

 

『ラヴェンダーの咲く庭で』も、今ならまた違った繊細な青年像が描けそう。

想像しただけで、じわっときます。

 

 

当時は、若干の物足りなさを感じていたのですが、

今演じたら、厚みが3倍ぐらいになっていそう。

 

『タンゲーラ』も、文句なく昌磨の得意分野じゃありませんか?

誰よりもムーディーに舞える気がしますよ😆

 

ですが、昌磨の過去プロで、一番、見たいのは、『ドンファン』です。

フリーはやらないということですが、

今やってくれたら、会場中がひっくり返ると思う。

確実に私は、興奮して座席からずり落ちていると思います。

 

 

ジュニアのころから、パワーと色気がある『ドンファン』の演技でしたが、

今ならさらにパワフルで、色気の中にニヒルさも加わって、緩急がつけられると思いませんか??

演技前に、余裕で「にやり」ぐらいしてくれそう。

 

そもそも、ジュニアで『ドンファン』っていうのも、思い切ったセレクトですよね。

色男(女好きとも言われるが)の代名詞になっている人物の映画じゃないですか😝

 

美穂子先生は、当時のあどけない表情の昌磨の内に、

ドンファン的要素があることを見抜いていたのでしょうか。(今の昌磨にドンファン的要素があるかないかは不明ですが😝)

 

と言っても、当時は、“いけないドンファンおじさんに戦いを挑む、まっすぐな青年”といった感じで、さわやかで一途で勢いがありました。

 

あの頃よりもずっと骨太になった滑り。

「昌磨の3Aは、破壊力がある」と思う今日この頃。

オーケストラだろうがトランペットだろうがホルンだろうが、音とぶつかっても負けない滑りで、あのドラマチックな曲を滑る今の昌磨を見てみたいです。

 

むしろ、あの曲を試合でもう一度使ってほしいくらいです。

 

昌磨は、アイスショーも競技も、同じくらい頑張りたいんですって。

「大会のためのアイスショー」ではなくて。

最近よく話している「ジャンプも表現も追及したい」というのと関係しているのかな。

「お客さんが喜ぶように」というのも、すごく考えてくれているようです。それは、いつものことですね😘

 

次のショーは、世界選手権のエキシビションになると思うので、

趣向を凝らす時間はないと思いますが、

その後からのアイスショーは、何をやってくれるのか、楽しみです。

・・・と、ハードルをあげちゃまずいかな。