オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

THE ICE男組マッテオ・リッツォ、復活の欧州選手権銀メダル

こんにちは。大会が目白押しだったので、ブログを書くのが追いついていない種子島ぴーです。

さきほど、昌磨が表紙のキス&クライも届いたので、それも読みた~い。

 

が、ここは、THE ICEの男組メンバー、マッテオ・リッツォの“捲土重来”について、書かねばなるまい!!

 

今年のヨーロッパ選手権男子の演技で、私が一番印象に残っているのは、

マッテオ・リッツォ選手のフリーです。

 

THE ICEでもおなじみのイタリアの大人の男にしか着れない衣装

 

もともと好きなプログラムではありましたが、

あの日の『Talking to the Moon』は、

月が体に染み入るような、素敵な素敵な演技でした。

 

『月光』の曲のような凛とした“月”ではなく、

ふんわりとやさしく包み込む、おぼろ月夜のような“月”。

 

その月を頭上に見ながら、誰かを想って踊るマッテオ君。

その情景が、はっきりと見えました。

 

 

『Talking to the Moon』って、失恋の歌なんですよね。

「君が遠くにいるのはわかっているけど、戻ってきてほしい。

君に届くように、月に話しかけているんだ。」

っていう、切なくも、すごく共感できる歌詞。

 

高難度ジャンプを跳びながら、

この世界観を表現するのは、とても難しいと思うんです。

 

でも、マッテオ君は、やってみせましたよ。

 

冒頭の4Tが両足着氷になったときは、このまま崩れてしまうのかと心配しましたが、

続く4回転ループの美しさといったら!!

あのループで、プログラムの世界観が作られたと言ってもいいくらい、とってもTalking to the Moonなループでした(←意味不明)

 

今シーズン取り組んでいた4回転ループ。

転んで転んで転んで、ここへきて大成功。

 

だからね、インスタでジャンプの練習過程を見せるって、すばらしいことなんですよ。

わかったか。ざまーみろ!!😝 って、誰に向かって言ってるのか不明😝

 

 

演技をしながら、マッテオ君がやさしく微笑むんですよ。

まさに、月の中に、彼女の姿を見ているような微笑みです。

 

コリオグラファーは、マッシモ・スカリ。繊細で美しい流れ。

「そうだよ、マッシモ。自国選手にこそ、すばらしい振り付けをしなくちゃ」と、

自国第一主義者のようなことを思う😝

 

いつもは、「♪Talking to the Moon トーキントゥザムゥウーウーン」のところでハミングするのですが、今回は、息もつけずに見つめていました。

 

特大の3Aから2Aのコンビネーションで鳥肌。

 

後半の曲『That’s What I Like』に移る部分の「ヘイ、ヘイ、ヘイ♪」に合わせた3A+2Tに大興奮して一人で拍手!!👏👍

観客も熱狂!! マッテオ君もガッツポーズ!!

 

コリオシークエンスに入る前に大歓声が起こり、

私も会場と一緒に手拍子しながら、鳥肌が立って泣きそうでした。

 

フィニッシュと共に、雄たけびをあげ、氷の上で顔を覆うマッテオ君。

 

 

涙、涙、涙😭

 

 

抱き合って喜ぶコーチ陣。

演技中のビアンコーニコーチの喜びようが、胸熱でした。

 

 

長かった。ここまで長かった。けど、ついに返り咲いたマッテオ君。

欧州選手権銀メダルに輝きました。

 

 

2017-18シーズンにイタリア王者になって、

その後、欧州選手権でイタリア男子初の表彰台(銅)。

当時は、「4回転の種類を増やして、次のオリンピックで表彰台を目指す」と話していて、周囲もそう思っていました。

 

しかし、その後、苦難の道のりが続き、コーチを変えたり、クリケットクラブに行ったり、コロナで国内が大変なことになったり、コロナ陽性になって試合を欠場したり。

イタリア国内王者の座は、ジュニアから上がってきたダニエル・グラッスル選手に移行。マッテオ君は、2位の年が続きました。

 

インスタに、「表彰台のトップに立つには、まだもう少し時間が必要です」と、書かれていたのを読んだ記憶があります。

このまま、2番手で終わるのかと思っていましたが、彼はあきらめていなかった。

今年、5年ぶりに(間を4年開けて)イタリア王者に返り咲きました。

 

そして、ヨーロッパ選手権で、前回の銅を上回る銀メダル。

甘いマスクに不屈の精神👍

ちょっと、昌磨くん、マッテオ君のインスタに「いいね」してくれた??(笑)

(アリエフはしてるわよ)。

 

そして、マッテオ君は、試合後も、いい仕事してました。

 

まず、記者会見。

最後のほうに、「ロシアの国際大会出場を許可するという話が出ていますが、あなたたちは、ロシア選手と一緒に戦いたいですか。なんだったら、世界選手権から」みたいな質問がありました。

ネットを通じた質問で、通信環境のせいか、記者の声が聞き取りにくく、司会と記者が何回かやり取り。

すると、マッテオ君が、「ちょーっと、何言ってっか分かりません」(激しく超訳)と答え、会場から拍手が。

 

 

何度も質問を繰り返す記者。この質問にどうしても答えてほしそうでした。

私は、質問は聞き取れていたと思うけど、どうかな😅

 

司会が、選手に説明し、どう答えようかととまどうアダムとブリッチギー。

すると、マイクを持ったマッテオ君が、「僕たちは、この試合に満足しています」と笑顔で回答。会場から拍手~。

さすが、マッテオ兄貴、ナイスなアンサー。かわすのが巧いねぇ。

 

そして、エキシビションでは、自らのプロ『Che cossè l'amor』で、

帽子をかぶって小粋な演技を見せ、ヤンヤヤンヤの大歓声。

 

 

さらに、同じくザ・アイス男組の一員、ケヴィン・エイモズの素敵な『雨に唄えば』で、共演。

 

 

傘を差したエイモズ君に、必要以上の水をバケツでぶっかけてあげる親切な人の役でした。

 

さらには、新女王グバノワの己の美しさを自覚しているであろう『Barbie Girl』で、

バービー人形に扮したグバノワを運ぶ役にて共演。

 

 

ノッテル男は違うねぇ。

いやー、見ててしあわせでした。

3月の世界選手権、お待ちしてますよ!!