こんにちは。
ロシア方面のニュースで、気になったものが2つありました。
ウサチョワ、アイスダンス転向か?
北京オリンピック前に開催されたNHK杯2021で、
SPの6分間練習中に怪我をして運ばれ、
棄権したロシアのダリア・ウサチョワ選手。
たいへんショッキングな光景でしたが、
診断は、右大腿骨の靭帯断裂という重症でした。
NHK杯で怪我をしたというよりも、怪我が悪化したということらしかったです。
その後、ロシア国内のオリンピック選考戦線からも離脱し、回復につとめていました。
再び氷の上に戻ってきた姿も、見せてくれていましたが、
シングル競技を引退することに決まったようです。
現在、アイスダンス転向を目指して、国内外のパートナーとトライアルをしているそうです。
まだ、パートナーは見つかっていません。
エテリコーチはインタビューで、
もともと、ウサチョワ選手のNHK杯派遣には、強く反対していたことを明かしました。
練習中の彼女の動きを見て、腰の痛みが強くなっていることがわかり、日本遠征に反対した。
しかし、オリンピック代表へのチャンスを逃したくなかったウサチョワと母親は、「どうしても大会に出たい。最初から棄権扱いにはしないでほしい。医師が同行して、何かあったら自分たちで対処するから」と、懇願したそうです。
そして、SPの6分間練習まで、一切のトレーニングをしなかったということなので、
すでに状態は悪く、一発勝負にかけていたことがうかがわれます。
当時のウサチョワ選手は、ワリエワ選手に継ぐ好調な存在で、
コストルナヤ選手がトップからはずれ、トゥルソワ選手が怪我で不調、シェルバコワ選手も怪我と病気で波がある中、
オリンピック代表の3枠目に入る可能性は、残されていました。
夢をかなえるために無理をしてしまった気持ちは、わかります。
その結果、もう高難度ジャンプは跳べなくなってしまいましたが。
エテリコーチは、最近、ウサチョワのお姉さんが、かつて同じ怪我によってスケート生命を絶たれたことを知り、
「もっと強く棄権を主張すべきだったのでは」「姉のことを知っていれば、別の対処ができたかもしれない」と、思ったそうです。
美しく情感的な滑りをしていたウサチョワ選手。
アイスダンサーとして、いいパートナーが見つかるといいですね。
かなだいと表彰台に立った選手が刺された?
そして、ロシアのwebニュースを読んでいて、怖いニュースが目に入りました。
デニス・テン・メモリアル杯で3位になり、
“かなだい”と一緒に表彰台に立った
ハンガリー代表のダニール・セムコ選手が、
太ももを刺されたということです。
デニス・テンさんとの類似に、思い出して震撼しました。
事件に遭ったセムコ選手はハンガリー代表でしたが、
ウクライナのオデッサ出身だったんですか?(パートナーはハンガリー出身)
もう競技を引退して、ロシアでコーチをしていたのですか?
詳しくないので、よくわからないのですが、こちらの記事によると、
Shot: украинский фигурист получил ножевое ранение в Москве - Чемпионат
「ハンガリー代表としてアイスダンスを披露した、ウクライナのフィギュアスケーター、ダニール・セムコが刺し傷でモスクワの病院に運ばれた」と、 Shot電報チャンネルが報じている。
医師は、オデッサ出身の 22 歳の男性の右太ももに刺し傷がある、と診断しました。
けがの原因はまだわかっていません。
セムコは病院関係者に、「ペトロフスキー公園(ロシア)近くの群衆の中で男性に出くわした後、太ももに痛みを感じ、見ると傷があった」と語った。
身元不明の人物は逃走した。しかし、傷を治療した医師が警察に通報したとき、スケーターは怪我の種類を変更しました。
モスクワで、セムコはコーチとして働いていましたが、情報筋によると、現在、彼はロシアを離れるつもりです。
なんか、いろいろと怖い背景がありそうなニュースですね😱