世界フィギュア開幕に浮足立っていたら、
突然、降ってわいたような「昌磨負傷」のニュース。
写真を見て、冷や水を浴びせられたように固まりました。
特に、日刊スポーツのこの写真。
苦痛に耐えているようにも見えるし、
他の写真を見ると、いつものヒトデ状態のようにも見えます。
昨日朝の公式練習では、ジャンプが不調で「どうしたものか」状態だったけど、
夜の公式練習では、ノーミスでフリーを演じて、拍手喝さいだったとか。
「なーんだ、ケージ氏と話したら、問題解決できたのね」と思っていました。
ところが、竹内強化部長の話では、
大会前から足首を痛めていたらしい。
昌磨は、怪我していても、大会前には言わない人。
そして、けっこう大変な状況でも、「大丈夫です」と言っちゃう人。
靴ひもを何度も確認したり、テープを巻いている時点で、
靴が合わないのかな・・・と思いましたが、
足首を怪我していたとは。
ただ、昌磨ファンは、
こういう場面は幾度となく経験済み。
たとえば、北京オリンピックの代表選出がかかった全日本。
フィニッシュと共に崩れ落ちた、四大陸選手権2019。
むしろ、「足首をやられていないときがないんじゃないか?」と思うほど、
足首の怪我がついて回った昌磨でした。
でも、確かなことは、昌磨は、「やる」と言ったら全身全霊をかけて「やる」し、
どれだけジャンプに失敗しても、私が「昌磨の演技にがっかりさせられたことは、一度もない」ということ。
そして、「演技の失敗で離れていくファンはいない」ということ。
「地上を歩ける限り試合に出たい」と、かつて語った昌磨が、
歩いてリンクから立ち去ったそうなので、
明日のSPには出場する気がします。
まだ時間があるので、
デミさんの魔法の腕で、ある程度回復することを祈るのみ。
怪我をしているときの昌磨は、
集中力が一段と研ぎ澄まされた演技をします。
こと、スケートに関しては、
宇野昌磨は、絶対に信じられる。
無理だと思ったら、試合に出なくてもいいし、
ジャンプ全部抜いて滑ってもいいと思う。
昌磨が決めたなら、全力で支持します。