オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

かおまい、共に表彰台へ

こんばんは。世界フィギュア選手権、女子SP。

この舞台に立つ喜びにあふれたスケーターたちと、

温かく盛り上がっている観客の様子を画面越しに見ながら、

「あの場(さいたまスーパーアリーナ)に行きたい」と、何度も思いました。

 

渡辺倫果選手は、外出していて演技に間に合いませんでした。

「なぜ、あんな低い順位なんだろう」と不思議に思いましたが、

果敢に3Aに挑戦して、その後のルッツのタイミングが合わなかったんですね。

リスクを取って、さすがファイターです!!

フリーは、絶対、いつものごとく妖艶で力強い『仁』で、

ごぼう抜きして巻き返してくると思います。

 

舞依ちゃんは、登場した瞬間から、なぜか私が泣きそうで…。

情感あふれる『戦場のメリークリスマス』に、

心を揺さぶられました。

 

 

演技が終わると、ガッツポーズの後、あふれる涙。

インタビューで、「今シーズンで一番緊張していたけれど、

お客さんの応援の声をバナーを見て、演技後から泣きそうになった。でも、それが力になって背中を押してくれた」と話していました。

 

かおちゃんの二連覇を願いながらも、

こころのどこかで、舞依ちゃんの優勝を願っている私です。

SPは、73.46で僅差の3位。

本当は、フリーの日に会場に駆けつけて、抱きしめてあげたいくらいなんですが、

無理なので、お茶の間から、すばらしいシーズンの締めくくりを祈っています。

メダルセレモニーは見に行くので、表彰台に乗って待っててね♡

 

かおちゃんは、昨日の公式練習で初めて2Aをミスって、

「パニックで頭が真っ白になって、気が付いたら4分終わってましたがな」みたいなことをガハガハ笑って話していたので、

厄落としになって、今日は完璧な演技になると予想していました。

 

 

最初のアクセルは抑え気味でしたが、

ステップに入る前の表情が、とんでもなくよかった。

世界選手権の試合の場で、あんな表情ができる選手、なかなかいないと思います。

 

ステップも、やりたい放題に生き生きとした表情とダイナミックな動きで、

“無敵のカオリ・サカモト”を印象づけてくれました。

本人も「あとちょっとだったのにー」のジェスチャーが出た79.24。

“無敵のフリー”が待ってる予感。

 

キム・イェリムは、最初のルッツで転倒したものの、

意味不明なくらい順位が低かったですね。

17位とは…。3+3が3+2になったのもあるからかも。

滑る前にコーチがハッパをかけていたから、

調子が悪かったのかな。今シーズン好調だっただけに、残念です。

 

グバノワは、ジャンプの調子が少しずつよくなかったですね。

それでも、欧州女王が11位は、残念といえば残念。

 

そういえば、ルカ兄貴が駆け付けていましたね。

エテリ、グレイヘンガウス、デュダコフも、

ダニエル・グラッスル選手に付き添って来ています。

ロシアの選手はだめで、コーチは大会参加OKのしくみに、

めちゃめちゃ違和感を覚えます。

 

韓国のイ・へインは、好きなスケーター。

シーズン前半は不調でしたが、後半に調子を上げてきました。

ノーミスのフリーが滑れる選手なので、舞依ちゃんとメダルを競う存在かも。

 

ルナ・ヘンドリックスは、すごく調子がよさそうです。

コンビネーションの転倒が惜しかったけれど、

ステップの推進力は、ものすごい。手拍子しながら、ほれぼれ見てました。

 

 

ドイツのニコール・ショットも、(電車で移動中に見たのですが)今まで見た中で、最高に素敵なノーミス演技でした。

こういうシーンを見られて、私もうれしい。

 

イザボー・レビトの演技は、電車の乗り換え時間で見逃しました。

彼女も、表彰台圏内ですね。

 

かおまいワンツーフィニッシュと、倫果ちゃんの怒涛の巻き返し。

フリーが待ち遠しいです。

明日は、午前中に仕事をすませて、

午後からたまアリに駆け付ける予定です。