こんばんは。突然ですが、
みなさんは、ISUの選手バイオグラフィページを見ることはありますか?
私は、ブログを書くときに、
プログラム名(曲名)が間違っていないか確認するのに利用しています。
ちなみに、こういうページです。
競技会のエントリーシートの名前と、
リンクしていることがほとんどです。
きのうフィギュアスケートLife Vol.30 (扶桑社ムック)の、
ルナ・ヘンドリックス選手のインタビューを読んでいて、
「ISUのバイオページの最後に自分のことが丁寧に書かれていて感慨深かった」
というような話が目に留まりました。
「そういえば、データの下に書かれている部分は見ていなかったな」
と思って、改めて読んでみました。
(以下、参考程度に雑に訳していることをご了承ください)
ルナ・ヘンドリックス選手は、
Hendrickx is the first Belgian single skater to win a medal at the ISU World Figure Skating Championships and the first from her country to earn a medal since 1948 when she won silver in 2022. She is also the first female skater from Belgium to win a medal at the ISU European Championships (2023) and the ISU Grand Prix of Figure Skating (bronze at Gran Premio d'Italia 2021) and to win an ISU Grand Prix (Grand Prix de France 2022). Her older brother Jorik competed at the Olympic level in figure skating and is coaching her now. Hendrickx missed the 2019/20 season and the 2019 European Championships due to injury.
ルナ・ヘンドリックスは、ベルギー人として初めて世界選手権でメダルを獲ったシングルスケーターであり、2022年の銀メダルは、彼女の国に1948年以降初のメダルをもたらしました。
彼女はまた、ヨーロッパ選手権のメダル (2023年)とグランプリ大会(2021年のイタリア大会、2022年のフランス大会)のメダルを獲得した初のベルギー代表女性スケーターです。
兄、ヨリク・ヘンドリックスは、オリンピックに出場したレベルのスケーターで、現在は彼女のコーチをしています。ヘンドリックスは、2019-20年シーズンと2019年のヨーロッパ選手権を、怪我のため欠場しました。
なるほど、なるほど。
ルナは、この記述に感動したわけですね。
ベルギー代表初とか、怪我のことにも触れてくれている点とか。
となると、坂本花織選手のバイオも読んでみたい!!
えっ?? 何も書いてないですけど😰
じゃあ、舞依ちゃんは?
Mihara sat out the 2019/20 season recovering from health problems.
三原は、健康上の問題からの回復のため、2019-20年シーズンを欠場した。
なんと、一行だけですか??
当然、宇野昌磨選手も気になりますよね。
あ、なんか書いてあるよ。
Uno is the first skater to perform a quadruple flip in competition (at the 2016 Team Challenge Cup).
He went to the ice rink for fun with his father when he was five years old and liked skating immediately. He looks up to 2010 World Champion Daisuke Takahashi. Uno switched coaches in 2019 and has relocated to Switzerland for training. Coach Stephane Lambiel is the 2006 Olympic silver medalist and the 2005 and 2006 World Champion.
宇野は、4回転フリップを競技会で跳んだ初のスケーターです(2016年のチーム対抗戦にて)。
5歳のときに父親とアイスリンクに遊びに行って、すぐにスケートが好きになりました。2010年の世界選手権チャンピオン高橋大輔を尊敬しています。
宇野は、2019年にコーチを変更し、トレーニングのためにスイスに拠点を移しました。コーチのステファン・ランビエールは、2006年オリンピックの銀メダリストであり、2005年、2006年の世界チャンピオンです。
アイスリンクに一緒に行ったのは、お祖父ちゃん説(ご本人がテレビで話されていた記憶が)もあったり、
最初は転んで泣いて帰ったけど真央ちゃんに声をかけられ…みたいな話もありますが、
まぁ、ざっくりとこんな感じでしょう。
しかし、オリンピックや世界選手権のメダルについては、触れられておらず。
更新していないにしても、2018年の平昌は、ステファンのところに行く前だからなぁ。
では、ネイサンについては、どうでしょうか?
Chen is a bronze medalist in the Team Event at the 2018 Olympic Winter Games. He became the first skater to perform five quadruple jumps in one free skating (quad Lutz, flip, Salchow and two quad toeloops at the U.S. National Championships and Four Continents Championships in 2017). A year before, he became the first skater to land four quads in one free program. He suffered a season ending avulsion injury in the exhibition gala of the 2016 National Championships.
チェンは、2018年冬季オリンピック団体戦の銅メダリストです。
フリープログラム1作品で5本の4回転ジャンプを跳んだ、初めてのスケーターです(2017年の全米選手権と四大陸選手権で4回転ルッツ、フリップ、サルコウ、2本のトゥループ)。その前年、フリープログラムで4本の4回転を初めて着氷したスケーターにもなりました。
2016年の全米選手権のエキシビションで、剥離(骨盤裂離とか剥離骨折とか??)の怪我を負い、シーズン最後を終えました。
情報が古すぎる~😂
あんなに長期間にわたって、
男子シングルを席けんしていたというのに、
2016年で更新がストップ。
一方、ネイサンのリンクメイトだったミハル・ブジェジナ兄貴はと言うと、
ブジェジナは、アイスホッケーがしたかったので、スケートを始めたのは、1998年のオリンピックの後だった。彼の父親は、まずスケートの仕方を学ぶ必要があると告げ、ブジェジナは、レッスンを受け、フィギュアスケートを続けた。
尊敬するスケーターは、ヨゼフ・サボフチクとジェフリー・バトル。
6歳下の妹エリスカも、国際大会に出場するレベルのスケーターである。
2015-2016年シーズン終了後、トレーニングのため米国に拠点を移し、コーチを変更した。
ブジェジナは、シングル&アスケーターであったダニエル・モンタルバーノと、2017年6月に結婚した。娘のナヤ・ローズが、2020年2月に生まれた。
割とマニアックな、私生活情報も書かれていますね。
2020年の第一子誕生に触れているということは、
少なくとも、2020年まで加筆されているということか??
一方、若手はどうでしょうか。
えーと、鍵山ゆまちは…1行書いてある!!
Kagiyama is coached by his father Masakazu, who competed at the 1992 and 1994 Olympic Winter Games in figure skating.
鍵山のコーチは、1992年、1994年の冬季オリンピックフィギュアスケートで競技した、父親の正和である。
むしろ、鍵山正和氏のバイオですなぁ😂
最近、頭角を現してきたスイスのルーカス・ブリッチギー選手はどうでしょうか??
ブリッチギーは、キミー・レポンドと共に、2011年のサラ・マイア―以来となる、ヨーロッパ選手権(2023)のメダルを、スイスにもたらしたスケーターである。
ブリッチギーは、サイクリングの事故で鎖骨を骨折したため、2023年のスイス国内選手権を欠場した。
コーチのミヒャエル・フースは、旧東ドイツ代表として、国際大会レベルで競技をしたスケーターである。
なんと、長めの最新情報が書かれているではありませんか!!
25歳だから、若手とは言えないのかな。
では、同じくスイス、16歳のキミー・レポンドはどうかと言うと、
レポンドは、ルーカス・ブリッチギーと共に、2011年のサラ・マイア―以来となる、ヨーロッパ選手権(2023)のメダルを、スイスにもたらしたスケーターである。
2人の姉を追ってスケートを始め、現在は姉のジェロミー・レポンドがコーチをしている。妹のカリーヌも、フィギュアスケーターである。
ちゃんと、最新情報にアップデートされています。
なんで、選手によって、こんなにバラツキがあるんでしょうか。
他にもいろいろと、ざっくり見渡した私の結論は、
ISUのバイオグラフィを書いているのは、
ヨーロッパの職員である。
そして、
人手が足りなさすぎる。
以上です😆😆
時々、スケーターの戦績が間違ってるとか、捏造したとか、されたとか、
激怒しているブログタイトルを見かけますが、
私自身、あまりそういうところを細かく見ていないので、
何も感じたことはありません。
確かに、タイトルは、スケーターが努力して勝ち取ったものなので、
大事だし間違っていたら失礼だと思います。
でも、違うなら指摘してあげればいいだけで、
青筋立てて激怒ることでもないかな、と。
え、そんなことじゃ、だめ??
だって、暗記できないよ、そんなの😂
昌磨も、何年にどうとか、
過去のことは、はっきり覚えていないタイプだと思うので、
昌磨ファンの私も、ユルユルでいこうと思います。