昨日は、ブログが長すぎて、途中でアップを断念。
ドリーム・オン・アイスの感想の続きです。
DOI会場でアンケート
そういえば、会場でスマホアンケートに答えて、ステッカーをいただきました。
よくわからないけど、アンケートの内容が歪んで伝わってるの?
物議をかもすような質問はなかったし、衝撃的な内容でもなかったけど。
20問もあって真剣なアンケートだと思いました。
試合やショーの開催場所や回数、
チケットの金額について満足しているかどうかを問う質問が並んでいました。
見に来ていない人に聞くのも意味があるけど、
実際に、足を運んでいる人にアンケートを取るのも、
とても意味があると思いました。
私は、ショーの回数が多いと感じているのと、
チケットの金額は7,000円前後の選択肢を選んだ記憶があります。
本音を言えば、アリーナは1万2000円くらい、
一番安い席は5000円くらいだと、もっと多くの人が見に来られると思います。
ショーの回数は、どれに行くか選択すればいいので、
コンセプトが明確に違えば、いくつあってもいいと思いますが、
スケート好きがすべてのアイスショー、試合を見に行くと思ったら大間違い😆
現役スケーターの負担が多くなるのも、よくないと思う。
一方で、プロスケーターの活躍の場は用意してあげたほうがいい。
難しいところですなぁ。
開催場所は、ばらしたほうがいいと思う。
浅田真央さんのツアーや、プリンスアイスワールドの佐賀公演のように、
「初めてスケートを生で見られた」という人が多いほうが、
スケートは発展すると思います。
質問の中に、試合に対する要望を問う項目がありましたが、
選択肢の1個目、2個目に、
いきなり、採点のこと、ルールのことが並んでいたのは、少し違和感がありました。
内容がボリューミーだったし、いかにも特定のファンに利用されそうな回答だったので。
でも、誰のファンであっても、
採点とルールについては、思うところはあると思います。
私も、採点の公平性やルールの分かりにくさの項目は、チェックしました。
率直な声が集まったと思うので、アンケートが今後に生かされるといいですね。
曖昧な記憶に基づいた感想
ここから、ドリーム・オン・アイス土曜夜の、演技・プログラムの感想その2です。
記憶がすでにあいまいだし、ただの素人の感想になっている点はご容赦ください。
■高橋星名 新SP「レ・ミゼラブル」
声が、かわいすぎ~♡子役の人みたい。
なのに、ジャンプは果敢に攻めていくし、
後半の「民衆の歌」に合わせたステップが、とても力強かったです。
■上薗恋奈 新SP「トワイライト」
とてもなめらかなスケーティング。ジャンプの着氷も、すーっと流れて美しい。
腕の使い方とか、すでにシニアになっていました。
以前、コストルナヤが使用していた曲ですが、負けてなかったと思う。
■佐々木晴也 新SP「Gira con Me」
はい😄先日書いたように、曲名を調べるのに小一時間かかったので、今シーズンは、推していきたい佐々木誠也選手。
上半身の動きがゆったり大きくなっていて、曲も相まって美しい世界でした。
■中井亜美 新SP「コウノドリ」
覚えているのは、とにかく速くて滑らかだったこと。
3Aが跳べるんだから、さもありなん…と思って見ていました。
短期間で印象が大人っぽくなっていた気がします。
■片伊勢武アミン 新SP「アディオス・ノニーノ」
美しいスケーターですよね。滑る時の前傾姿勢と腕使いが独特の片伊勢ワールド。
今シーズンは、シニアグランプリのフランス大会にアサインされてますね。芸術的なスケートを愛するフランスの観客に愛されそう。
フランス国内が戒厳令が出そうなくらい荒れているのが心配ですが。
■千葉百音 新SP「黒い瞳」
民族衣装(ロシア≠ウクライナ)テイストの衣装でした。相変わらず上手でスタオベが起きてました。
昨シーズンの「シンドラーのリスト」は、彼女の雰囲気や表情が曲のエモーショナルな部分に完璧にマッチしていたけれど、
今回のこの曲に、どのように感情を乗せていくのか、今後の展開が楽しみ。
■吉岡希 新FP「FFVII REMAKE: 魔晄都市ミッドガル」「再臨:片翼の天使~Advent: One-Winged Angel~」
かなり壮大な曲で、音に負けずに滑るのは難しそうだなと感じました。
でも、吉岡選手は、がんがん攻めていく曲が得意だと思うので、
自分のものにしたらすごいプロになりそうな予感。
■島田麻央 新SP「アメリカーノ」
島田選手に限らず、若手選手は、みんな新しいジャンル、曲調に挑戦していて、わくわくさせられました。
島田選手も、パンツスーツでレディー・ガガ。曲のテーマがかな~り難しいと思うんだけど、「これをこの年齢で???」と思ったけど、「強い女性」がテーマだそうで、表現の引き出しを増やすのは素晴らしい。彼女が出られるオリンピックは、ずっと先なので。
ご本人は、すでに「強い女性」だと思います。試合モードの演技でした。
■神宮アイスメッセンジャーズ 「コーダ愛の歌」
世界の舞台で活躍しているチーム。
シンクロは、神宮とPIWのシンクロ紹介コーナーくらいしか見たことがないので、不謹慎な発言かもしれませんが(陳謝)、PIWとは全然違った。
インターセクションとか、難しい技も、すいーっと涼し気な表情でこなしてしまい、「自分だったら足がからまってしまうかも」とか「サークル、みんなに遅れてしまうかも」とか、自分に置き換えてドキドキ(笑) 美しかったです。
■小松原美里・小松原尊 新RD「ゴーストバスターズ」
数年前のマッテオ君のEXを思い出しました。
「なぜ今、ゴーストバスターズ?」と思いましたが、
ユニークな衣装でコミカルなコリオも入っていて、EXのように盛り上がりました。
かなだいが引退したあと、日本のアイスダンスはどうなっていくのだろうか…と思いを巡らせながら見ました。
■三浦佳生 新FP「進撃の巨人」
衣装がアニメに合わせてあって、個性的。
けど、脚の革ロープが脚のラインを~滑りにくくないのかな。
シェイ=リーンの「鳥肌が立った」という言葉にハードルを上げ過ぎて見たので、
驚きが減量されてしまいましたが、ジャンプの飛距離がどれもこれもすご過ぎ。
フリーなので、次から次へとジャンプが繰り出され、
どれもビヨ~ンとリンクの4分の一くらい跳ぶので、迫力満点でした。
試合で見たら、“血沸き肉躍る”で興奮しそう。
■渡辺倫果 新SP「アバター」
美しい世界観だったことが頭に残っています。
衣装も倫果ちゃん史上、最高に美しかった。
鈴木明子さんの振付なんですね。
彼女の衣装もいつも抜群に美しいから、同じデザイナーさんかな。
■山本草太 新FP「Exogenesis」
恐ろしいほどの安定感。「すでに仕上がってますが、何か?」といった感じで、一切のブレなし。見る者をすーっと宇宙に連れて行ってくれるような演技でした。
変化していると感じたのは、腕の動きです。
特に昨シーズンのプロは、氷の上をものすごいスピードで移動しながら、
両腕がだらりと下がっている印象が強かったのですが、
今回は、そういうシーンがまったくなかった。今シーズンも、好調そうです。
■三原舞依 新SP「To LOVE You More」
“ザ・三原舞依”といった感じで、
彼女の真骨頂のようなプロだと思います。
メロディーに繊細な感情を載せて全身でプログラムを奏でることにおいて、
舞依ちゃんの右に出る者なし。
衣装も、いつもながら、ほんとーーーに美しい。
夢見心地で見てしまう。
フリーの曲は知りませんが、SP、FPのどちらか1つでも、
ナチュラルに滑れる曲(勝手に決めつけていますが)で、ほっとしています。
「恋は魔術師」のような挑戦的プロだと、
新しい一面が見られる一方で、連戦続きで疲れているときは、心配でした。
■友野一希 新SP「Underground」
全身、ブラックのシックな装いで登場した友野くん。
覚えているのは、見ながら、ふと泣きそうになったこと。
Web記事で読んだら、「人生や恋愛のすばらしさを表現している曲」らしいです。
すごい。伝わってるよ、私に!!
■イリヤ・マリニン 「Tout l'universe」
高難度ジャンプをモリモリにしなければ、滑りも美しいスケーター。
ジャンプ以外の要素も、絶賛、進化中。
リンクを半周するイナバウアーが、いつまでも見ていたいほどの美しさでした。
この曲は、引退したモリシ・クヴィテラシヴィリさんが滑っていた曲ですね。
印象が全然違った。マリニン君にとても合ってました。
■イ・ヘイン 新EX「Pink Venom」
最近、ノッテるヘインちゃん。観客アピールも堂々としています。
韓国ガールズグループの曲を使うEXは、
アリサ・リウも演じてましたが、曲を使用して表現するというよりも、
「ガールズグループのダンスを氷の上で踊る」傾向がある気がします。
その間、氷の上を移動しない不思議。どう反応すればいいかわかりませんでした。
■チャ・ジュンファン 昨季SP「マイケル・ジャクソンメドレー」
また、このプロを生で見られるとは!!
ザ・ジャクソンズの「Can You Feel It」は、
曲が流れた瞬間から、グォォォーッてアドレナリンが上昇。打楽器の音で、脈拍数も爆上がりです。
残念ながら、私が見た回はジャンプが決まらず、少々お疲れだったのかな。
でも、後半はマイケルダンスで、ヒューヒュー状態で、ジュンファンの破壊力はすごかった。
で、「この破壊力には誰もかなわないな」と思ったところで坂本花織が登場して、
一気に場を制圧してしまったのです。
改めて、「これが世界女王だ」と、うなるしかなかった坂本花織選手でした。
ドリーム・オン・アイスの感想は、以上です。