オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ザ・アイス盛岡千秋楽公演。夢のあと①

こんにちは。ザ・アイス(THE ICE)が終わり、スケーターは、帰国の途へ。

 

昨日は、配信を見終わった後、食事に行って気分は最高だったのですが、

今日は、出演者たちのインスタ写真など見ながら、“夢の跡地”にいる感じです。

 

もう帰らなきゃ。またね、日本。ザ・アイスのすばらしい時間に感謝。

Ilia Malinin on Instagram: "It’s time to go home. See you 🇯🇵 Thank you for this amazing time @fstheice"

 

楽しかったシーンがよみがえる…

 

 

友野くん、昨年に引き続き、大活躍でしたよね。

 

 

昌磨くん、過密スケジュールの中、

今年も世界王者として、文句なしの演技をありがとう。

 

寿司ボーイズの最後の「ご馳走様」は、いつも目を閉じていたのが思い出されます。

 

https://www.instagram.com/p/CvhJ9w_vSvb/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

プライベートな写真も、インスタにいろいろアップされているので、

探してみてくださいね。

友野くんやアダム、ジェイソンたちで、焼肉にも行ったみたい。

 

©jasonbskates

 

千秋楽ちょっとした感想1

千秋楽公演の演技の感想等々、忘れないうちに、メモを見ながら書きたいと思います。

 

第一部

■オープニング

Sirius- eye in the Sky/SUMMER RENESSANCE

出演者みんなに、スポットライトが当たるショー。それが、ザ・アイス。

オープニングは、ジェイソンが水先案内人のようなコリオもありながら、

スケーターそれぞれに見せ場がありました。

 

千秋楽は、オープニングから、スケーターの“熱”をすごく感じました。

昌磨は、「チャンピオン・オブ・ザ・ワールド」の紹介と共に、

クリムキンイーグルで、すいーっとね。

 

■アダム・シャオ・イム・ファ The Prophet

一人目の出演者が、欧州選手権王者という、ハイレベルすぎる布陣のザ・アイス。

この日、シンプルなブラックの衣装で新SPゲイリー・ムーアの「The Prophet」(ケージ・タナカ氏が滑った「メモリーズ」の別バージョン)を滑ったアダムを見て、ジュニア時代を思い出しました。同じような恰好で、EXに出ていたことがあったので。

当時、4回転ジャンプを多種類習得したジュニアとして注目されていましたが、試合での成功率は高くなく、険しい表情で、つまらなそうに(主観です)滑っているように見えました。

それが、大化けして、今や、誰よりも溌剌と楽しそうに滑るスケーターになりました。試合で見るのがもっとも楽しみな選手の一人です。

千秋楽は、試合モードで、真剣にジャンプを跳んでました。

 

■友野一希 Underground

今シーズンの友野くんは、すごいと思う。これまでは、明るく速い曲で盛り上げるタイプだと思っていたのですが、

今シーズンは、SPもFPもゆったりとした曲で、「実は友野くんは、スローテンポの曲のほうが合っている」と発見しました。

せわしない曲で、アームやレッグを伸ばし切る前に次の動作に移っていただけで、「本当は、こんなにポージングが美しいスケーターだったのか?!」と、びっくりしました。千秋楽の「Underground」は、表情もしあわせそうで、鳥肌が立って涙が出そうでした。

 

■三原舞依 To Love You More

今回のザ・アイスでは、新FP『ジュピター』を見たのは1度だけで、後はすべて新SPのセリーヌ・ディオンでした。音楽と一体化していて、「これぞ三原舞依」といった、美しくキラキラした世界が心地いい。彼女は、当たり前のように素晴らしく滑っているけれど、セリーヌ・ディオンのボーカルに負けない迫力あるスピードと跳躍力があればこそだと思います。十八番の連続ジャンプは、5連続でした。

 

■ジェイソン・ブラウン Adios

ジェイソン×ロヒーン×クレメンタイン=100点満点の組み合わせ。

絶妙な音拾いにワクワクしながら見ていると、あっという間に終わっちゃった。観客も熱狂。このプロは、何度でも見たい。

 

■村元哉中&高橋大輔 白ソーラン=Soran Bushi/Koto

リアルタイムの白ソーランを、初めて見ることができました。神事を拝見するように、姿勢を正して見ていましたが、複雑すぎるコリオを見ているうちに、足元が心配になってきて、最後は緊張して冷や汗でした。

恒例の(?)滑り終わった直後の息切れマイクトークは、

大輔氏が期待通りのカミカミで😆Good。

「みなさんこんにちは。(ゲホゲホ)」とか「(カミカミ)あ、ごめんなさい」とか、ツボでした。

MC蒲田さん「みんな大好き白ソーラン!!」。

 

■キーガン・メッシング グレース・ケリー

メッシングさんのプロの中で、おそらく一番好きな「グレース・ケリー」がまた見られました。

このプロは、技巧的にも難度が高いので、競技引退直後だからこそ滑れるのかも…などと考え…。

また、メッシングさんがジャンプにも気合が入っていて、バックフリップも入れていたし、日本の観客の前で演じるのは最後で、「さよなら」を言いに来たように感じて、ジーンとしてしまった。

 

この日は、(盛岡公演はすべてそうだったのかどうかわかりませんが)、子ども(ワイアット君とミアちゃん)と一緒の写真をスクリーンに映して紹介してくれました。

 

■ケヴィン・エイモズ Bolero

息をのんで見てしまう「ボレロ」。単調な曲なのに、私の集中力が途切れない。一瞬たりとも見逃すまいと、息を吸いながら凝視しちゃいました。

すーばらしいコリオとすーばらしい演技。今シーズン、何度でも見たいプロです。

ものすごい拍手とスタオベに「メルシー」「サンキュー」とケヴィン。

 

■ガブリエル・パパダキス&ギヨーム・シズロン In Line

こじれた男女を描いているのだと、勝手に解釈して見ているのですが、

今回は、冒頭でシズロンが、「はぁ、なんてこったい。まいったな」という感じで頭を抱えている演技が、とても印象に残りました。小道具の長机を、氷の上で軽々と回転させちゃうのも、何気にすごい。距離感が驚異的なお二人でした。

 

長くなったので、ここまでで、いったんストップしてまた明日。