オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

THE ICE大阪千秋楽(後編)。『カム・トゥゲザー』で解き放たれる昌磨くん

2023年に、見に行かなくて後悔したアイスショーは、

「氷爆」に「ザ・アイス大阪」が加わりました。

 

「配信のあるなしは、チケット発売前に決めてほしいよね~」と、思いました。

難しい面があると思うし、「配信あるなら現地に行かない」って人も出てきちゃうと思うけれど。

全公演の配信があるなら、私のザ・アイス現地観戦は、違うスケジュールになっていたと思います。

 

さて、ザ・アイス大阪公演千秋楽の後編です。

 

■トリ

宇野昌磨

 

MC)先シーズンは、全日本選手権で金、グランプリファイナルで金、世界選手権で2連覇。ストイックなるエースは、しかし、まだまだ、さらなる高みを目指し続ける。ショーマ・ウーノ

 

この日のプロは、「カム・トゥゲザー」 byゲーリー・クラーク・ジュニア。

やはり、I Love You Kung Fu→This Town→カム・トゥゲザーの順序らしく、

I Love Youが見たい私は、ちょっと…という

次に見る予定の岩手公演も、最終日の配信を購入したので、

当分、I Love You Kung Fuは見られないのかな。

 

しかし、私の事情はともかく、現地でこの表情を見せられたら、

一発アウトの「カム・トゥゲザー」。

 

スポニチ写真映像部公式インスタグラム on Instagram: "〈THE ICE 大阪千秋楽より〉宇野昌磨(撮影・長久保 豊)=盛岡公演もお楽しみに!"

 

昌磨さんは、半袖の黒ティーに袖なしの黒ジャケ、黒パンツ、黒コラントッテ、黒ブレスで、全身ブラックの装いでした。

 

配信で見ると、前半は、般若のような表情(誉め言葉)。

でもって、ダーン、ダーンと、岩を砕くように感情をぶつけて舞っています。

 

重低音に負けず、空気を押すように滑る力は、唯一無二。

ロックな曲だけど、切れ目なく一筆書きのよう。ストレッチ自在で滑ります。

 

中盤からは、リラックスした表情で、客席と交信。

ニヤリとして客席を指さすたびに、「キャー」「ふぉー」という声が起こっていました。

 

会場に手拍子を催促する場面では、いたずらっ子のように、ニコニコした顔をしていて、可愛かったです。

「かわいい」と言われたくなくても、この日の表情は、可愛かったんだから、しかたない。

 

ものすごく力強いプロ。

だけど、昌磨の“型”の美しさと気品があるので、

ロックだけどはみ出していない。

もう少し荒ぶってもいい気がしたけど、逆に、本人が無理せず自分を出している証でもあると思う。

 

昌磨さん得意の「静謐で澄み切った空気の中で繊細に滑るプロ」が、

試合モードで演じているとしたら、

「カム・トゥゲザー」は、自分を解き放つプロ。

「笑顔」も「かわいい」も「品がある」も、素が出ているのかも…等々思いながら見ました。

 

演技後にお辞儀をするとき、表情が生き生きして頬が紅潮して、幸せそうでした。

 

最後は、何度も客席にお手ふり~♡左手~右手~左手~右手~ペコリ~左手で「ありがとう~」。

 

そこへ、アイスダンス女子、哉中ちゃん、チョック姐さん、パパダキスが登場し、昌磨は入れ違いに履けていきました。

 

<フィナーレ>

■アイスダンス3組コラボ The Ice Queen by Sue Foley

■女子コラボ フィール・ライク・ア・ウーマンby Shania Twain

■男子コラボMusic For a Sushi Restaurant by Harry Styles

■ペア Can’t Take My Eyes Off Of You by Misia

 

今年は、フィナーレの衣装が洗練されていました。

スポニチ写真映像部公式インスタグラム on Instagram: "〈THE ICE 大阪千秋楽より〉村元哉中&高橋大輔(撮影・長久保 豊)=盛岡公演もお楽しみに!"

 

ザ・アイスと言えば、フィナーレの衣装が原色コテコテ、「なぜそのデザイン?」というのが恒例でした。

もしかすると、マッテオ君とグラッスルが今年来てくれなかったのは、モードの国イタリアだけに「そんな衣装は着れません」ってことだったのかも😆と思うくらい。

 

そんなわけで、上品にきらめくシースルーの衣装で登場したアイスダンス3組。

アイスダンスのスケーターは、自分を表現する、自分の良さを恥ずかしがらずに出す術に長けてますよね。今回、特にそれを感じました。

 

「セクシーなポーズ」ひとつとっても、それぞれのポーズとタメがあり、うっとり。

女子コラボでも、アイスダンスの3人は、帽子のかぶり方がうまいし、かっこいい。かぶり慣れている感じでした。舞依ちゃんも上手かったな。

 

ここで、花織ちゃんが、

くるくるループを個人プロのリベンジで決めて、大喝采を浴びました。

 

寿司ボーイズによる「Music For a Sushi Restaurant」は、

回を重ねるにつれ、どんどん楽しい作品になっていきます。

 

ザ・アイスは、みんなが主役になれるアイスショー。

海外スケーターもそれがわかってきて、アドリブをどんどん入れてきてくれる。

配信の撮影も、「宇野昌磨だけ」とか「ネイサン・チェンばっかり」ではなく、あの人もこの人も映してくれるから、うれしい~

 

メッシングさんとアダムのサイド・バイ・サイドのバックフリップとか、

ケヴィンと友野くんのSBSジャンプもあったかな??

昌磨さんは4T飛んだかも。記憶があいまい。

全員に見せ場があるのがいいですね。

 

海にブクブクもぐるシーンや、お魚の形をまねるコリオも、

最初のころよりはっきりしてきて、見ていて面白い。

 

寝ころんだエイモズ君の上をメッシングさんがバックフリップで超えるの、

すごく危険だけど、最初の回は2人寝ころんでなかったっけ?

一人になったのは、エイモズ君がメッシングさんを信頼しているからか、勇気があるからか?

魚のかぶり物が、ヘルメット替わりなのかな??

 

飛び越えた瞬間、昌磨くんが「うんうん」とうなづいているのが見えました。

みんな楽しそう。みんなかわいい。寿司ボーイズ全員好きになっちゃうよね。

 

エイモズ君は平泳ぎで、友野くんはクロールで帰っていきました。

 

■グランドフィナーレ

Can’t Take My Eyes Off Of You

 

フィナーレ、楽しそう。会場が完全に一体となって見える。

行きたい。あそこに行きたかった~

 

 

昌磨はネイサンと並んで周回~ご挨拶。

宇野昌磨バナータオルを振っていたけど、

ネイサンがいるから、申し訳なくてすぐ下ろしました。

次の周回でも、宇野昌磨バナータオルを振りかけたんだけど、

ネイサンを見てすぐ下して、エイモズ君もアダムも友野くんもジュンファンもジェイソンも続いてくるから、

もうバナータオルを出すのはやめて、全スケーターに手を振りました。

 

最後、マイクを持って出てきた昌磨さん。

MC)さあみなさま、本日大阪最終公演ということで、ご来場のみなさんに宇野昌磨さんからご挨拶をいたします。

 

昌磨氏)みなさん本当にありがとうございました。今年もザ・アイスをできることをうれしく思います。またこうやって声援ありの中でできることを、声援なしのときよりも、スケーターみくなが気持ちも高まって、会場一体となって楽しむことを感じられた。僕自身もうれしく思ったし、スケーターのみなさんも楽しくいいショーになったのでは。ありがとうございました。(概略)

 

集合写真を撮るとき、

「声援や拍手してもいいですよ」というはずの昌磨氏が黙っていたため、

MC蒲田さんが、「昌磨君ここで、黙ってたほうがいいんですか?」とプッシュ。

会場から笑い声。

 

「たくさんの拍手とかたくさんの声援とか。お客さんの声も写真に映ると思うので」と昌磨氏。

うまいこと言ったところで、撮影も無事に終わって、名残惜しいけど、おしま~い。

 

次は、最終地、岩手の盛岡公演ですね。

スケーターも関係者も見に行く人も、最後まで怪我・病気なく乗り切れますように。