IOC国際オリンピック委員会は、
2024年のオリンピックに、ロシアとベラルーシを招待しないことを決定したそうです。
国際オリンピック委員会って、招待状を出すものなんですね。
今回は、7月26日に、パリオリンピックの招待状が発送される予定であるが、
ロシアとベラルーシは、招待リストに入っていないことが明らかになったそうです。
ただし、中立の立場なら国際大会への出場が許可されている種目もあり、
それがどうなるかは未定。
また、私は知らなかったのですが、
資格停止処分を受けているグアテマラも、引き続き資格停止とのことです。
この件について、タラソワさんのコメントがスポーツロシアに載っていたのですが、
Googleの自動変換では、こう表示されました。
「野郎ども!燃えさせましょう!」
笑いごとじゃないけど笑っちゃいました。
この言葉の後に、「私たちがオリンピックに参加しないという事実については話したくないし、考えさえしたくない」というコメントが続いております。
フィギュア大国ロシアとしては、ミラノオリンピックまでに問題を解決したいところだと思いますが、
戦争+ドーピングでは、道は険しいと思われます。
スポーツ市民権の変更に補償求める?!
ロシアのアスリートにとっては、出口の見えない国際大会出場禁止。
世界の舞台で戦いたい、オリンピックに出たい、という気持ちは当然あると思うので、
海外に活躍の場を求める選手は今後も増えるかもしれません。
フィギュアスケートの場合は、
エテリコーチの娘ダイアナ・デイビス選手のように、
海外(ジョージア)に逃れられた人もいれば、
ダリオ・チリザノ選手のように、(チェコに)逃れられない人もいます。
ダイアナ・デイビス選手の場合は、
エテリコーチが生涯にわたってロシアに貢献していくとか何か、交換条件があるのかもしれませんが、
チリザノの選手の場合は、「育成にお金がかかっているからダメ」と、
関係者がコメントしていました。気持ちはわかります。
ロシアは、アスリートの教育に国の資金を費やしているため、
海外に移籍してスポーツ市民権をロシアから変更する選手に対して賠償を求める「国家補償法案」が、再度検討されるかもしれないとのこと。
「海外、特に、ロシアに対して敵対意識を持っているヨーロッパの国々は、
費用をかけずに優秀なアスリートを手に入れることになるじゃないか」と。
賠償金を払えば許可されるのかな。
でも、法外な値段になりそう。
海外からロシアへ行ってトレーニングをするグラッスル君のようなケースでも、
当然、イタリアからロシアへ、相応の費用が払われていると推察します。
無料だったらすみません。グラッスル君を足掛かりに、ロシアは、コーチや関係者を国際大会に送り込むことができるので、メリットはあると思います。
そういえば、ザギトワ選手が、来年、故郷周辺に学校を開くそうで、
官も関わってプロジェクトが進行しているようです。
中国女子シングル、盛り上がるか?!
ロシアとは関係ありませんが、
中国の女子シングル、朱易(ジュ・イー)選手を覚えていらっしゃいますか?
北京オリンピックのとき、一枠しかない女子シングルに選出されたものの、
団体戦で演技がうまくいかず、
米国育ちで中国語が堪能ではなかったことと、お父さんが名門大の教授だったことで、
大バッシングを受けた選手です。
グランプリ大会のアサインに名前がなかったので、
「どこへ行ったのだろう?」と書きましたが、
この度、一年半ぶりに大会に出て、好成績を残したようです。
すばらしい。よかった。
中国女子は、期待のアン・シャン・イー(安香怡)選手がシニアに上がってきましたが、
朱易選手と、陳虹伊(ホンイー・チェン)選手も引退していなければ、
グランプリ中国杯の開催国枠は、3枠空席なので、
アン・シャン・イーはもちろんのこと、ほかの二人も出てきてほしいです。