さて、昨日のザ・アイス大阪千秋楽公演の続きです。
第二部は、ダンスバトルから。
1)ダンスバトル
今年こそは優勝を狙う、難波のエンターテイナー友野くんvsキーガン・メッシングさんの戦いでした。
友野くんは、ホットドックと金の大仏がドッキングしたような、若干気持ち悪い仮装(笑)。黄色いつなぎは、自前だそうで、全面に「地元大阪」の文字。お尻には♡マーク。
一方のメッシングさんは、鬼滅の刃みたいな仮装で刀も持っていて、なかなか洗練されておりました。
日光公演から、陸ダンス用の舞台に椅子を置いて、
出演スケーターも何人か座って応援するように変更されており、
配信には映っていなかったけど、今回も何人かいたみたい。
私が日光で見たときは、チョクベイ、パパシゼ、舞依ちゃん、アダム、ジェイソンがいたと思います。みんなの出番が増えて、うれしかったです。
ダンスが始まると、友野くん、可愛いんだけど、ダンスのレパートリーが…少…。
観客席に近づいてアピールし、ひゅーひゅー言われていました
メッシングさんは、刀をヌンチャクのようにクルクル回す太刀さばきで、リンクを駆け回り、これ、絶対、アラスカで練習してきてるよね??
初戦も気合が入っていたしね。トドメは、刀を持ったままのバック・フリップ(驚)
これは…友野くん、ピーンチ!!
声援の大きさを計測すると、なんと、二人ともまったく同じ94db。
TikTokは、投票数44%対56%で、メッシングさんが大差で勝利。
メッシングさんの勝ち~ってことで、
友野くん、メッシングさんに刀で切られて倒れていました。
それも、なかなかオイシイ😆
陸ダンスも無料で見られる(かも)
ところで、配信を見られない方に、朗報です。
昨日の大阪公演では、ダンスバトルの後の陸ダンスも、
TikTokで引き続き配信してくれました。
リアルタイムで、ネイサン、ダンスバトル出場者2名、高橋大輔、エイモズ、ジュンファン、マリニンの7名が見られます。
陸ダンスは、今回からの新しい試みだし、「みんなで盛り上げるザ・アイス」だから、無料で見せるのは、とてもいいと思います。
それにしても、審判長ネイサンの出番が、もっとあってほしい。
本の質問コーナーがあるから、いいのかな。
2)陸ダンス
Illusions
Given-Taken by ENHYPEN Japanese ver.
Diamonds
新時代 by Ado
舞台の位置が、愛知、日光よりも、少し中央よりに設置されていました。
どちらのペアも、すごくよかった。
特に、Illusionsは、マリニン君がすごくうまくなっていて、ジュンファンとの息も合ってきました。最終地盛岡が楽しみです。
Illusionsは、見ながら体が自然と動いてしまいました。大ちゃんの動きやタメが、フランクなのに美しく余裕があって、ソウルダンスそのもの。
エイモズ君のリフトも、高くなってた。二人の肩ぽんぽん、腰ぽんぽんも好き。
3)ネイサン
トーク&プレゼントコーナー
蒲地さんの本に対する質問が、毎回違う。ずっと聞いていると、本を読まずにはいられない展開に。
4)三浦璃来&木原龍一
I Put a Spell on You
衣装が、ブラックではなく、「ウーマン」のときのものにチェンジされていました。スパイラルの入りがおしゃれで大人っぽい。龍一くん、演技中、見事なまでに笑わなくなりました。
5)ルナ・ヘンドリックス
新SP Im Nin’alu/Livinh For Love
伸びやかで美しい。けど、私は、曲があまり好みではなく。なぜだろう。アレンジのせいか??騒々しく感じてしまいました。Im Nin’aluは、彼女お得意の異国的な雰囲気なのですが。
6)イリア・マリニン
Malaguena(新SP)
この回のマリニン君は、珍しく大荒れ。1本目のジャンプは、パンク。
続くルッツで転倒すると、あわや客席にはみ出しそうに。長い脚で必死にブレーキかけてました。
最前列のお客さん、びっくりしてた。
3Aでは、腰から転倒。連日のショーと観光と暑さで、疲れているのかもしれません…
と思ったら、ステップで転倒して、再び最前列の客席へ。
足が長いだけに、はみ出すと大変です。
演技後は、くしゃくしゃの笑顔で、自分の頭をポンポン。ひゃー危なかった~と、額の汗をぬぐう仕草。キュートぉぉぉ。
7)チャ・ジュンファン
マイケル・ジャクソンメドレー
大阪だから、マイケルやると思ってました。
イントロ聞いただけでテンションが上がります。
「きゃん ゆー ふぃ~る?」「アイ きゃん ふぃ~る!!」
冒頭に美しい4Sを決めて、世界選手権アゲイン。
客席の前を滑るたび、「きゃーっ」て悲鳴が上がって、場をかっさらっていました。
8)M・チョック&E・ベイツ
Nightcall by London Grammar
ジュンファンで温度が上がり切ってしまった会場を、
しっとりクールダウンするチョクベイのEX「ナイトコール」。
二人の象徴的なエレメンツが盛り込まれており、
安定感があるので安心して堪能できます。
しかし、告白しますと、何が表現されているのか、私は理解しておりませんです。
9)ネイサン・チェン
Hold On Tight/The Dreamer In Her
新プロです。初見は日光公演でした。
愛知公演に行ったときは、『Mr. Blue Sky』で、これでもかってくらい光る衣装で、笑顔全開のネイサンだったけど、とまどっている観客も多かった気がします。
日光で「Hold On Tight」を見たとき、ライトに浮かび上がったネイサンを見た瞬間、「これだー。これこそネイサンだー😆」って、狂喜乱舞しました。
ネイサン、すべての所作が美しい。そして、誠実な滑り。
衣装も、「ベラベラウォンウォン先生のストックが、まだあったのかしら?」と思うような、ネイサン・チェンモードな装い。
長いツイヅルが素敵。自分を抱きしめるようにして飛ぶジャンプも愛おしい。
イーグルもキャメルも一流のライン。
屈伸のバックフリップも決めて、ありがとう、ネイサン・チェー~~ン。
ところで、今回、ネイサン、メッシングさん、アダムの3人が、バックフリップ(後方宙返り)を飛んだわけですが、
体操をかじったことのある私からすると、違いがありました。
- メッシングさんのは、全身を伸ばし切って飛ぶ「伸身宙返り」。
- Hold On Tightの中のネイサンは、腰から下を折る「屈伸宙返り」。
- アダムのは、膝と状態を丸くした「抱え込み宙返り」。
一番難しいのは、メッシングさんの伸身宙返りで、
ほかに氷の上でやっている人はいないのではないかと思います。
3人とも、場面によって抱え込み、屈伸など、飛び分けていることも。
でも、屈伸は、メッシングさんだけかな。
10)坂本花織
Wild Is The Wind/Feeling Good by Ms.Lauryn Hill
このプロ大好き。
ボーカルの伸びと、花織ちゃんの滑りがリンクして、とても心地いい。
昨日は、序盤で花織ちゃんが転倒し、
エッジがずれたか、エッジで氷を掘ってしまったのかわからないけれど、
演技がちょっと止まったり、氷のかけらを拾いに戻ったりと、
ライブらしいイレギュラーな場面がありました。
それでも、プログラムの世界観はそのままで、素敵なのは変わらない。
・・・と思ったら、最後のループでも転倒があり、動転していたか靴に異変が起きたのか、何かあったのかもしれません。
演技が終わると、「ごめーん」のポーズ。全然、ごめんじゃないよー。十分、酔える演技でした。
ここで、ダラダラとブログを書いていたら、時間切れに。
続きは、また後で書きます。