オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ワンピースで、新しい扉を開けてみせた宇野昌磨

こんにちは。

ワンピース・オン・アイス横浜公演の余韻が残る中、

宇野昌磨選手がインスタグラムを更新。

ワンピース・オン・アイスへの想いを記しています。

 

 

公演前から、「すでに練習が終わるのが寂しい」と話していましたが、

本当に残り4公演になってしまいました。

 

ワンピース・オン・アイスのルフィを演じる昌磨くんを見て、一番感じたことは、

「ルフィ役を演じているのではなく、ルフィになっている」ということでした。

 

ルフィという役は、麦わら帽子や赤いノースリーブシャツに特徴があると言っても、

普通の麦わら帽子であり、普通のシャツとパンツ。

外見から役に入って助けられるということが、あまりない役だと思います。

 

でも、昌磨さんは、内側からルフィになっていました。

性格も別人。

表情とかしぐさとか観客とのコミュニケーションとか、

「“宇野昌磨”なら、こうはならない」と思いました。

 

このルフィのポーズも、

戦いのシーンで何度か見ましたが、

 

©O/S・F・T OPOI 2023

 

オペラグラスでガン見しても、

表情とか、“型”とか筋肉の力の入れ方とか、

“宇野昌磨”じゃなかったです。

すごく研究したんだろうな、と思います。

 

そして、たぶん、誰もが驚いたであろう場面が、フィナーレでした。

 

これは、間違いなく、“宇野昌磨”ではありません(笑)

“宇野昌磨”の性格では、こうはならない😝

 

★周囲の人の声が入ってます。

youtu.be

 

観客席の全員に対して、全身で最後の最後まで、

1秒たりとも気を抜かずに、“ルフィ”でした。

「演じる」というレベルではなく、

「憑依」していないと無理だろうなと思いました。

 

そして、舞台の影に隠れているお客さまにも、

大道具の裏から手を振るルフィ。

 

 

このショーにかける、彼の覚悟が見えました😭

こうやって見ると、一生懸命、手を振っていて😘かわいい。

 

宇野昌磨というスケーターは、

演技の幅が広く、レパートリーの多いことで知られていましたが、

このルフィは、予想外でした。

 

こっち系で、すましたワンピース・オン・アイスになると思っていた人も、

私を含めて、多かったのでは??

 

©onepiece_on_ice

 

脚の開き方までアニメで来るとは思わなかった。

 

 

クラシックとかシャンソンとかジャズとかロックとか、

そういうことではなく、“アニメ”。

 

「えっ、そんな新しい扉を開けちゃうの??」

 

いつものごとく、想定外の斜め上からビームを飛ばしてきて、

「“宇野昌磨”は、こんなジャンルもできるんだ」という驚きを、

プレゼントしてくれたと思います。

 

残り4公演、怪我なく楽しく、たくさんのお客さまを魅了できますように。