オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

スケート・カナダ女子SP、しあわせな土曜の朝

ネタバレ結果バレを含むので、これから地上波を見る方はご注意ください。

◎タイトルに「日曜の朝」って書いてましたが、まだ「土曜」でした😑寝ぼけてますね😑

 

さて、早起きしてスケート・カナダ女子SP→アイスダンスRDを見てから休憩。

これから男子SPが始まります。

 

その前に、女子SPの感想をちょっとだけ。

 

まず、松生理乃選手の『One Day I'll Fly Away』が、

とてもとても素晴らしかったです。

ベタな表現で情けないですが、愛と夢と希望が、リンクに満ち溢れる演技でした。

 

衣装もとても素敵なピンクで、スケートカナダのロゴと同じカラー?

彼女のためにデザインされた舞台のようでしたよ。

 

 

演技からは、恐れや緊張やためらいは、一切感じられませんでした。

あるのは、喜び滑る喜びだけ。

スピードはとんでもなく速いし、なめらかだし、動きは美しいし、

全身から喜びのオーラが出ているし、

見ていて、とてもしあわせでした。

 

そして、演技に満足したときに出る理乃スマイル♡

 

 

歌詞と一体化した情感たっぷりの演技で、66.29。

暫定トップに立ってからの、SP3位です。

 

そして、スター・アンドリュースの演技が、

近年ないくらい生き生きしてました。

 

 

ビヨンセの『Alien Superstar』という曲なのですが、

「私はナンバーワンでオンリーワン。勝てっこないから、張り合っても無駄よ」みたいな歌詞がはいっていて、

曲がスケーターの背中を押してパワーを与えていることは明らかでした。

音楽って、やっぱり大事。

 

渡辺倫果選手は、うー、惜しかった。

力強く始まった『アバター』だったのですが、得点源のコンビネーションジャンプのファーストジャンプで転倒。

早朝に「あ゛ー」って、大声で叫んでしまいました。ご近所さん、申し訳ありません。

 

 

しかし、「SPもFPも振るわなかった」という例は、

最近見たことがないスケーターなので、フリーで爆進、巻き返すことでしょう。

 

そして、ハラハラドキドキ姫、坂本花織登場。

リンクに出る前は、緊張しているような表情でしたが、曲が始まると、穏やかな表情に。

 

フライング2Aも、『Baby, God Bless You』に合わせて、やさしい着氷。ゆりかごの中の赤ちゃんは、周りで風が起こったことに気づかないと思う。

 

 

ルッツは、危なげなし。暫定でGOE1.77って出たけど、

後から「!」付いてました。

私は、テクニカルボードの点差が、暫定トップに立っていた韓国のキム・チェヨンと広がらないことにドキドキしていたのですが、

大事な最後のフリップで、着氷が滑り気味になって😅「やばっ」からの、園子先生の「はい~っ!😤」で、無事に3Tへ。

跳び終わった後の、かおちゃんの顔!!

「試合は生もの」を感じさせてくれる、最高の表情でした。

 

演技後、「ひゃー、危なかった」という感じで、

心臓を押さえてた かおちゃん。

私も、画面のこっちで心臓押さえてますけどね(笑)。

 

 

リンクを出てから、「おー、怖、怖、怖。めっちゃ危なかった」と言ってて、園子先生も、「危なかったよ」って。

 

演技中、最後のコンビネーションスピンがレベル2になってたのも、

怖い、怖い、怖い。(→レベル3へ)

 

しかし、最後のステップは、癒され過ぎて、

朝から泣きそう。いや、朝だから泣くのか。

女子のSPを見終えて、しあわせな気持ちに包まれました。

 

SPは、(敬称略)

🥇坂本花織 75.13

🥈キム・チェヨン 70.31

🥉松生理乃 66.29