こんばんは。
心が苦しくなるニュースを見ました。
現役復帰した織田信成選手が、
全日本選手権への出場権をかけた西日本選手権で、
SP7位から大逆転で優勝したのに、
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に、期間内に「復帰届」を提出して、競技外検査を受ける義務を果たしていなかったために、
優勝しても全日本選手権に出られなくなった…と。
織田信成、悲劇 約18点差大逆転Vも全日本出場できず 復帰におけるJADA規程クリアできずに : スポーツ報知
もーーー😰やめてよー😰😰😰
織田君には、どうしてこういう悲劇がついて回るのか!!
というのが、長年フィギュアを見てきた者として、気持ちの持っていき場がないところなのですが…
「引退届に書いてあった」って言われても、10年前だし、誰がそんなのわかりまっか??
どーせ、金融商品の免責事項みたいに、小さい字で書いてあったんじゃないの?(←暴言)
近畿ブロックのとき、お母様の涙を見て涙を流した織田君を見て、涙を流した私。
どんだけ努力したと思ってるの??
日本スケート連盟の人だって、大会出場の申請は受け取ったものの、
ドーピング機構への復帰届の件は、誰も気づかなかったんですよね?
日本スケート連盟は届出を履行できなかった理由として「13年末の引退から復帰までに長いブランクがありました」とした上で、「連盟として、織田選手に対し、競技復帰の手続きに関する適切なサポートができなかったことは、申し訳なく遺憾に思います。今後の織田選手の活動をサポートするとともに、引退後復帰する選手について必要なサポート体制の整備を検討してまいります」とコメントした。(スポニチより)
って言われても、こういうアドバイスやフォローも含めて、
連盟に登録料とか払ってるんじゃないの?
「なんとかしてやってよ😠」と、感情論で騒ぎたくなってしまう。
はぁぁぁ~ルールはルールなんでしょうね。
真面目に頑張っている人は、すぐルールにのっとってアウトになっちゃう。
そして、それを受け入れる。
ワリエワの件なんて、本人が引退するまで引きのばしそうなのに。
「今後の織田選手の活動をサポート」って…口だけではなく、何かしてあげて~まじで…脱力。
ところで、アンチドーピング機構と言えば、
イタリアのエース、ダニエル・グラッスル選手が、
グランプリシリーズから撤退したのにお気づきでしょうか。
直近のフランス杯にエントリーしていたので、
ドーピング関連の疑惑は、「2度のチャレンジャーシリーズから撤退する」ということで、手打ちになったのかと思っていました。
が、心身の不調を理由に、グランプリ大会から撤退するそうで、
すでに、フランス杯とNHK杯のエントリーから名前が消えています。
彼は、今年、拠点をロシアからイタリアに戻しましたが、
ロシアのエテリ組に在籍したわずか半年ほどの間に、
ドーピング検査を3回、スルーしてしまいました。
スルーというのは、
いつでも世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の抜き打ち検査に応じられるように、
所在を明確にしておく必要があるのに、3回連絡がつかなかったということです。
「スマホの位置情報をイタリアからロシアに変更し忘れた」とか、
「本人は何も知らなかった」という話も伝わってきましたが、
本来はアウトですよね。
ロシアの、しかも、ワリエワのドーピング問題が決着していないエテリ組にいた時期の話なので、「何かあったのでは」と疑惑を持つ人もいれば、
私のように「罠かトラブルに巻き込まれたのではないか」と、心配する人もいます。
母国開催のオリンピックを目標に、
非難轟轟の中、「エテリ組へ移籍」というものすごいカードを切ったのに、
大会でのバッシング、師弟関係解消、ドーピング疑惑、試合撤退と、
次々に起こる厳しすぎる現実に、彼のメンタルを真面目に心配しています。
イタリアのスケート連盟も、エースなのにサポートが今一つだったのでは…
しかし、疑惑0なのに届け出義務を知らなかった織田ちゃんが全日本に出られないのだから、
3回検査をスルーしたグラッスル君が国際大会に出るのは筋が通らないですね。
撤退は、当然だと思います。
ただ、グラッスル君の件は、明確な説明がないので、真相は知らないけれど。