こんばんは&おはようございます。
フィンランド大会 女子 フリー。 素晴らしい試合が見られました。
加えて、個人的にメダルを取って欲しかった 3人が 表彰台に上がるという、最高の結末になりました。
ただその選手が好きだから表彰台に上がってほしいというよりも、
力を出し切るファイタータイプのスケーターは、応援に力が入ります。
まず、アンバー・グレン。
昨日のショート はまさかの 11位。演技を終えて、涙をこぼしていました。
優勝候補の一角だっただけに、あまりの順位に驚いたし、 何より 昨日のアンバーは、アンバー らしくない動きでした。
しかし、今日は見事な 見事な 復活 ぶり。
『Exogenesis Symphony Part 3』は、 曲も衣装も美しい動きもメイクも表情も、 すべてが彼女に合っていて、息をのむ美しさ。
冒頭のトリプルアクセルが1回転になってしまったときは、このまま崩れてしまうかもと心配しましたが、徐々にペースを取り戻し、
後半は、 ゴージャスで美しいアンバー・ムーブメントが炸裂。
気づけば1Aも 加点がついたので 、全てがプラス 評価の ノーミス 演技となりました。
結果は、133.78点のシーズンベスト👏
アレンコーチと共に、大喜びのシーンに、ジーン。
ただ、まさかこのままアンバーがメダルを獲るとは、
この時点では想像していませんでした。
アンバーが暫定トップのまま 、試合は大詰めに。
3位でフリーに進んだ チェヨン・キムの『 Le Bal des folles』。
日本代表を逆転して優勝する可能性も考えられる選手です。
でも、疲れていたのでしょうか。
ルッツジャンプで転倒すると、ほとんどのジャンプが 、素人目にも回転不足に。
表現も、何を演じているのかわからない感じになってしまいました。
点数も115点台…
ということは、アンバーにメダルの可能性が??
と思ったところで、アンバーの表彰台が確定しました。
続いて、住吉りをん選手が登場。
今回、もっとも演技中の応援に力が入った選手です。
4T挑戦を公言していたので、祈りのポーズで見ていましたが、 着氷が両足気味に。
足がねじれちゃったのかも。 減点はそこまで大きくなかったのですが、その後、立て続けにジャンプに苦戦していたので、心配がMaxに。
「頑張れ~ まだまだいける」と、会場に飛んで行って叫びたい衝動にかられました。(迷惑なだけであるが)
終盤は、立て直して、すばらしかった。
『Enchantress 』の曲も盛り上がるので、私は泣く一歩手前でした。
キスクラでも、計算が不得意な私は、
メダルは大丈夫か、何点出るかと、はらはら、はらはら。
点数が出て、暫定トップに立ったとき、岡島コーチと顔を見合わせ、そっと目頭を抑える住吉選手。拍手、拍手でした👏👏👏
最後は、坂本花織の登場。
大好きな『Wild Is The Wind/Feeling Good』 。
他の選手の得点からすると、通常の演技をすれば優勝は固いと思いましたが、
「実は 足首を捻挫していた 」と、何かで読んだような気がしてきて(勘違いかも)、急に緊張。
硬直したまま、祈るように演技を見つめていました。
緊張しながら見ていたせいか、 今日はジャンプがいつもの95%ぐらいのパワーな気がしました。
フィニッシュ ポーズで 、しんどそうな表情をしていたし、
リンクから上がる花織ちゃんを、中野コーチががしっと抱きしめたので、
やっぱり何かあるのかな、と思ったりしながらも、
最終滑走のこの場面で、これだけの演技をしてみせる坂本花織に、ただただ 脱帽なのであった👏👏
キスクラ で、深々と頭を下げた中野コーチに、思わずお辞儀を返す私。
寒い寒い寒いフィンランドまで、遠路はるばる行くだけでも、体力消耗しそう。
お体ご自愛ください。
点数が出て、かおちゃんは、渋い顔。
採点表を見ると ジャンプは、けっこう色々引かれてる。
時間オーバーで減点1点もついてました。
👏👏とはいえ、まずはファイナル進出おめでとうございます。
住吉選手も、4回転トゥ挑戦が報われてよかった。足への負担は大きそうですね。
強化選手リストに入っていなかった時のことを考えると、
結果を出して見せて、本当にすごいです。尊敬。
アンバー・グレン選手の 表彰台も、心から嬉しいです。
「スケートアメリカの後、練習を一生懸命積んできたので、自分を信じて演技した」そうです。
さて、アイスダンスも終わったし、表彰式を待てないので、今日はもうお休みなさい。