こんばんは。スケート・カナダが迫ってきていますが、
まだスケート・アメリカの女子フリーの話を書けていない…。
女子は、坂本花織選手が優勝しました!!
というのは、みなさんご存知だと思いますが、
女子のフリーは、テレビで放送されなかった地域もあるようなので、
そもそも、全員の演技を放送したとは思えないので、
試合の流れをざっくりと書いていこうと思います。
まず、心配なことに、松生理乃選手は棄権となりました。
もともと、体調が悪かったのにSPを滑ったそうです。フランス杯までに回復することを願っています。
【第1滑走】さて、トップバッターは、米国出身のキプロス共和国代表マリレーナ・キトロミスで、『マザー』他。
繊細な音楽がぴったりな美しい所作のスケーターですが、どこか不調があるのか、ジャンプがほとんどうまくいかず、PBを50点ほど下回る89.47点に終わりました。
【第2滑走】韓国の 15歳アシュン・ユン。真央ちゃんの『チャルダッシュ』を思い起こす真っ赤な衣装で『序奏とロンド・カプリチオーソ』。
素直で伸びやかな滑りで108.72。暫定トップに立ちました。
【第3滑走】続きまして、長らくドイツを代表している女子スケーターのニコール・ショット。
『Bohemian Rhapsody』by Daisy Gray他。クイーンのボヘミアン・ラプソディを女性ボーカルで歌い上げた曲です。
カロリーナ・コストナーの振り付け。難易度の高いジャンプはないものの、しっとりした滑りで103.88。暫定2位に。
【第4滑走】続いては、ミハル兄貴も見守るエリスカ・ブレジノワで、『マスク・オブ・ゾロ』。
衣装が素敵、コリオも素敵だけど、まだ滑り込めていない印象。前半はジャンプを次々と決めてかっこよかったけど、コリオ部分は中途半端。中盤から突然失速して、96.92。残念でしたが、シーズン後半には代表作になる予感がします。
【第5滑走】韓国の新星、パク・ヨンジョンの『愛の賛歌』。緊張しているのか、淡々と無味無臭で滑っているように見えました。ジャンプのパンクと回転不足が続いて98.54。キスクラでは、やっと初々しい笑顔が見られました。これからの選手。
ここまでが前半グループで、暫定1位はニコール・ショット(総合160.35)。
ここで前半グループ終了です。
後半グループは、6人中3人が米国代表という珍しいラインナップ。
人気者たちの登場に、会場は大歓声です。世界女王かおちゃんへの歓声が、一番大きかった気がします。
【第6滑走】第一滑走は、風船が描かれたイエローの衣装が愛らしい、エカテリーナ・クラコワ。マッシモ・スカリ振り付けで『カールじいさんの空飛ぶ家』。
どーしたって可憐なクラコワちゃん。最初の3連ジャンプで転倒。立ち上がって、またコテンと転んじゃいました。が、カワイイからOK。
最後のジャンプが終わると、笑顔とかわいらしさが増量されて、映画のしあわせ感が四方八方に振りまかれました。キスクラでは、ロレンツォ・マグリコーチと、風船を空に飛ばすゼスチャーをしてニッコリ。
しかし、点数を見て渋い表情に…。フリー4位の115.03で、暫定トップに立ちました。
【第7滑走】続いて、観客のお気に入りグレイシー・ゴールドのラフマニノフ『パガニーニの主題による狂詩曲』他。
グランプリ大会に出てきてくれて、本当によかった!!衣装きれい♡
最初の3Lz+3Tが決まって大歓声!!!その後も、ジャンプが決まるたびに大歓声!!で、すごい盛り上がり。
復帰直後の彼女の演技を思い起こすと、ここまで到達したグレイシーは本当にすごい。普通に試合で戦っている姿に、鳥肌が立っちゃいました。
演技が終わった瞬間の“ニコッ”が最高。109.91で、クラコワに続いて暫定2位。
【第8滑走】次は、韓国トップ勢の一角イ・ヘインで『オペラ座の怪人』。
衣装が美しい。ここ一番に強い印象がありましたが、どこか不調があるのか、気合が感じられず…。彼女らしくないジャンプが続きまして、PBを大幅に下回る113.26。かなだいの『オペラ座の怪人』を見てしまうと、あまりに淡泊な表現に味気無さを感じてしまいますが、それは酷な話…。
【第9滑走】続いて、SP3位のアンバー・グレン。衣装もヘアスタイルも洗練されていて◎。
個性的なアンバーは、SNSなどで叩かれることも多いけど、身体能力の高さはピカイチ。なんとか報われてほしい。メダルを獲ってほしい。
曲は『Without You 』。
冒頭に3A。惜しくも回転不足で手をついてしまったけれど、今大会唯一の3Aでは?
その後は、ノーミス(に見えた)。どのジャンプも回転が速い。すべての動作に想いがこもっている。すごい演技です。
フィニッシュと共に、大歓声とスタンディングオベーション。コーチのデイモン・アレンの笑顔も好感度大。
129.19のPBで、暫定1位に立ちました。
メダルが確定した瞬間のアンバーの反応に、もらい泣き。今大会一番すてきなキスクラだったと感じました。
【第10滑走】次は、米国期待のイザボー・レヴィート。
動きやコリオがメドベージェワ、または4回転を跳ばないアンナ・シェルバコワに見えてしまうのですが、これは悪口なのか誉め言葉なのか…。
SPは坂本選手と僅差だったので、「何か飛び道具を出してきて逆転されるのではないか」とドキドキ。
しかし、3Aも4回転もなく、動きが美しいわけでもなく、やや拍子抜け。
胸に迫る『Dulcea Si Tundra Mea Fiara』の曲を笑顔で滑っている点が、エテリ組とは違う(毒)。スケートは伸びるし、スピンも速い。でも、どー考えてもアンバーより上にはいかないと思われたが…6点以上高い135.36で暫定トップに!!
PCSもアンバーより高い?!かおちゃん、大丈夫かー???
【最終滑走】心臓がバクバクする中、我らが坂本花織登場。画面下に「シーズンベスト132.40、トップになるには134.95」と表示される。
ひゃー、緊張。シーズンを追うごとにプログラムが進化する傾向のある坂本花織とはいえ、優勝するにはシーズンベストの更新必須です。
マシューさんデザインの真っ赤なドレスで、『エラスティック・ハート』 by Sia。
♪あなたの刃は鋭いし、強く引っ張られると、ちぎれそうになる。でも、私は、バラバラに壊れたりしない。簡単には屈しないハートがあるから。そう、私には、屈しないハートがある。♪
グライダーのように旋回しながら、リンクの上を飛ぶかおちゃん。滑っているだけで気持ちいい。
今シーズンからは、上半身の動きも、しなやかで力強く、弾力がある。ドーン、ドーンと空気のボールを投げられているようで、見ていると元気が出てくる。元気玉?
ジャンプを跳ぶたびに大歓声。エッジの傾斜もスピードもすごい。途中から興奮で途切れない拍手。最前列のお客さんが、こぶしを振り上げて応援しているのが見えた。Go Go Go!!
しかーし、点数ボードは、なかなかレヴィ―トを追い越さない😱
ジャンプに関しては、かおちゃんの演技を見て来た私としては、「坂本花織はこんなもんじゃないぞ」とも思う。
とはいえ、世界女王坂本花織。クラス感漂う滑りで、ループが決まったあたりから、鳴りやまない拍手と歓声。フィニッシュと共に、観客総立ちのスタンディングオベーションでした。
しかし、「やっちまったー」という表情で舌を出す、正直者のかおちゃん。
ポーカーフェイスでお願いしますよ(笑)
点数は145.89。思ったより、点数が出た模様。
ポーカーフェイスでお願いしますよ(笑)
終わってみれば、2位に10点差で1位。
総合では、約11点差です。
優勝おめでとう!!
以上、なんとなく、雰囲気が伝わりましたでしょうか。
伝わってないですと?!
そうでしょうなー(笑)