オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

佐藤駿、三浦佳生、激熱大接戦のGPフィンランド大会フリー

こんばんは。GPフィンランド大会男子フリーが終わりました。

ご覧になりましたか?

 

 

第二グループは、マッテオ・リッツオ、ケヴィン・エイモズ、コーシロー・シマダの豪華芸術作品3本立てからの

佐藤駿、三浦佳生の疾風コンビ…という黄金のラインナップ。

さらに、イヴァン・シュムラトコ選手の演技も見られて、素晴らしい土曜の夜でした。

 

とりあえず、今、言いたいのは、

佐藤駿、ブラボー!! です。

天才ギヨーム・シズロンが、駿くんに『四季』を振り付けたときは、

「もっと前衛的なテーマはなかったんかいな」と思ったりしましたが、

いや~すばらしい。

 

 

駿くん、すごいよ。

春のパートは春のように軽やかに、

冬のパートは冬のように緊迫感をまとって、見事に演じていました。

 

冒頭の4回転ルッツなんて、暫定ボードが+3.91で、ウォー😮と思ったら、4.27に変わって、さらにウォー😮

 

4T+3Tの体の〆が、半端なかった。高速回転するコマみたいでした。

そういえば、何かの大会で、審判が回転数をちゃんと数えられなかったことがありましたよね。急に思い出しました。

 

 

うまく説明できないのですが、私は、佐藤選手の滑りが好きです。

見ている私の内側に、リズムが形成されていく感覚。

わくわくしながら、急流に流されているような心地です。

 

ボードは、グリーンが並んで数字がぐんぐん上がっていって、

ノーミスで100点を超えていくし、シズロン風の衣装も素敵。

182.93点で、フリー1位になりました。おめでとうございます。

スピンとかステップとかつなぎとか、伸びしろはいっぱいありそうなので、これからPCSがどんどん伸びていくのでしょう。

 

そして、最終滑走に三浦佳生選手の登場。

応援バナーがそこそこ長い時間、大写しになって、色っぽさにニヤリ。

 

 

試合後の会場インタビューで、

「フリーで逆転されるパターンが多かったので、そうならないようにしたかった」と話していましたが、駿くんの演技を見て、スイッチが入ったと思う。

 

 

今日は、力で押しているような演技でした。

…と感じたのは、佳生くんにしては、ジャンプを急いで跳んでいる印象を受けたから。

 

とはいえ、『進撃の巨人』なので、

巨人らしく、大技でバンバン攻めていく様子は、かっこいいです。

4回転サルコウは+3.05だったし、ステップは、力強し。

 

演技後、佳生くんもガッツポーズ、駿くんもガッツポーズ。

 

フリーは、駿くんが勝つと思うけど、

フリーは3点ちょっと、佳生くんが上だったし、

総合では、どーなるの~😮

 

結果は、1.22差で、

三浦佳生選手が金メダル。

佐藤駿選手が銀メダルでした。

 

他にも、書きたいことはいろいろあるけど、

今はとにかく、二人のデッドヒートに大興奮した、

ということをお伝えしたい。

 

刺激し合っていい演技。励ましあっていい演技。

二人そろって表彰台。

とてもいい関係ですよね。