また、残念なお知らせです。
17日から開幕するGP第5戦エスポ―大会(フィンランド)から、
男子優勝候補の一人、韓国のチャ・ジュンファン選手が
棄権することが発表されました。
ぐぉぉぉ
同じく、アゼルバイジャンの気鋭ウラジミール・リトヴィンツェフ選手も
棄権することが発表されました。
ライオンキングぅぅぅ
現在、男子は10名のエントリーとなっています。
この時点から、代打エントリーはできるのでしょうか?(←規定調べる気力なし)
出場資格を満たしている選手が万が一いたとしても、
直前すぎて、海外移動は間に合わないですよね?
代打がたてられたとしても、調整が間に合う選手はいないですよね?
このまま10人で戦うとなると、寂しいなぁ。
しかも、ジュンファンがいないのがショック。
それだけ、存在感が大きい選手だったわけで…。
ジュンファンは、1戦目のスケート・カナダでは、
フリーの4回転ジャンプで、2度も激しい転倒があり、
不調や転倒による負傷が心配されました。
(以前、スケート靴の問題で棄権したことがあったような)
9位に終わったので、ファイナルに進める確率を計測してみたとき、
無理して2戦目に出ることはないように思います。
それよりも、世界選手権に照準を合わせたほうが、ずっといい。
今年のグランプリシリーズは、欠場選手が多い印象です。
(以下、敬称略)
三原舞依、紀平梨花、キミー・レポンド、りくりゅう、ホワベイ、ブレイディ・テネル、ダニエル・グラッスル等々。アイスダンスやペアもまだ何組かいました。
残念なのは残念なのですが、賢明な決定だと思っています。
例えば、三原舞依選手。オリンピックイヤーまで頑張ってほしいので、
無理するのは、今じゃない。照準を合わせるのは、ここじゃない、と思います。
ペアのデュデック /デシャンが好調なのを見て、
りくりゅうが、完全回復前にグランプリ大会に出なくてよかった、
と、つくづく思いました。
もしかしたら、以前ほど、グランプリシリーズ大会の権威がなくなっているの“かも”と、寂しく感じたりもしました。
誰もが出場したがっている、と慢心していたNHK杯の棄権がとても多いこともあり。
観戦者である私は、目の前の試合結果に、一喜一憂して興奮していますが、
選手にとっては、「どこにピークを持っていくのか」が、重要。
日本代表なら、全日本でいい演技ができなければ、
世界選手権や四大陸には、行けない可能性が高いし、
グランプリより世界選手権に狙いを定めている選手もいるでしょう。
紀平選手のように、次のオリンピックを目標地点においている人にとっては、
怪我からの回復が最優先だと思うし、
ドーピング関連でゴタゴタしている“かもしれない”グラッスルは、
出場停止期間を早めにクリアしたほうがいい。(アウトだった場合ですが)
母国開催のオリンピックに向けて、イタリア男子は激戦ですし。
私が選手だったら、「怪我しているけど、とにかく出る」ってなりそうだけど、
結局、真の目標のためには、大局的に行動できるかどうかなんだろうな。
ということで、ジュンファンは、しばらく見られませんが、
エイモズ君も高志郎くんも駿くんも佳生君もマッテオも、
かおちゃんもアンバーも見られるので、
GPエスポ―大会も、楽しみにしています。
まだ、中国杯のことで、頭がいっぱいいっぱいですが。