女子の四大陸選手権が終わり、日本代表二人が表彰台に乗りました。
おめでとうございます。
倫果ちゃん、かっこよかった。
演技が始まる前から凄味があって、3Aは失敗する気がしませんでした。
4回転も来シーズン絶対に習得するという、鉄の意志に惚れます。
千葉百音選手、最終滑走にも関わらず、完璧な演技で文句なしの優勝。
次のオリンピックに向けての意志が明確なので、強いですね。
私が注目していた三原舞依選手は、
SPの曲を大会の2日前に変更したと知った時点で、
怪我の調子がまだ戻っていないんだろうな…と。
でも、SPも転倒があって尚、点数が出ていたし、
グレアム先生が「集中力の天才」と言ってリンクに送り出すのを見ながら、
「もしかしたら、集中力ですべてを解決してしまうのではないか」と、
無茶な期待をしながら見ました。
【四大陸選手権2024】女子FS 三原舞依選手<ノーカット> - YouTube
「ビューティフル、マイ・ミハラ」の解説と共にスタートした演技。
『惑星』の前半の音楽が、ちょっと勇ましいリズムで、
舞依ちゃんが冒険に出かける勇者のように見えて、
ジャンプに向かうたびに、「行け~😆」と、フィギュアらしからぬ声援を送りました。
「行け~」しか言葉が出てこず…。情けなし。
冒頭の2A+3Tがきれいに決まって「行け~」だったけれど、
怪我の影響は、徐々に表れ始め…。
それでも、厳しい場面であればあるほど、
まるで私を励ましてくれているかのように、
咲き誇るような笑顔と華やかさと、見る喜びを与えてくれる舞依ちゃん。
最後のほう、じんわりと涙がにじんできました。
フリーは7位。総合で7位。
四大陸の女王としては、納得いっていないはずなのに、
キスクラでは、観客をしあわせな気持ちにすることしか考えていないかのような笑顔、笑顔♡
なんでしょうね。点数や順位とは関係なく、
とにかく三原舞依が見たい。三原舞依の演技でとろけたい。
そして、私の中の邪悪なものを洗い流したい(笑)
試合後のインタビューの、「このままでは終われない」
「ここからまた再出発」「今シーズンで終わりじゃない」の言葉に、
「天使の姿をした勇者のようだ」と思う。
来シーズンがあることを確認し、ほっとして、内心、小躍りしました。
(意訳)とても悔しい思いをしています。練習不足な結果だと思います。朝の練習はとても良かったのですが、がっかりしているし、どうしてなのか考えています。これまでにも、「前回のオリンピックに行けてたらなぁ」とか「世界選手権でいい成績を残せていたら」とか、同じような思いをしたことがたくさんありました。
最近、こんなに長くスケートを続けてこられなかったのではないかと、すごく思わせられることがあって、今までこんなに長くスケートを続けてこられたのは、本当にたくさんの方々からのサポートのおかげだなぁと。試合ではいろんなことを感じられて、そのたびに、「次の試合ではベストを尽くそう」と、何度も思ってきました。スケートを通じて、自分がどんどん強くなっていくと感じています。これが最後のシーズンではないので、また、ベストを尽くします。ここからです。
6分間練習では、ジャンプの感触はとてもよかったです。でも、最後のほうで、脚のことが心配になりました。この競技では、もしも心配事が頭をよぎったら、それが影響を与えます。強さは、練習でしか培えないものです。自信がたくさんあっても、試合で心配事が大きくなると、練習を重ねたことで得られる強さが自分の中にないと、いろいろなことで緊張してしまいます。そういうスポーツです。このように色々な感情を味わえるスポーツを私はやっています。私は、フィギュアスケートをやっていて、とても幸せだと感じています。
舞依ちゃんの今の気持ちと状態がわかる、とても素晴らしい記事👇(無料)すみません有料でした。私が契約しているだけだった🙏申し訳ない。
脚の痛みは疲労骨折で、まだ検査が必要みたいです。
今シーズンが競技人生の最重要シーズンではないと思うので、
来シーズンに向けて、完全治癒を優先してほしいと思います。
それでも…、「今シーズンも見たい」という私のわがままな思いにこたえるように、
試合に出てきてくれて、感謝しています。