オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

世界ジュニア男子SPは大接戦。

こんばんは。世界ジュニア選手権男子SP、どきどきしましたね~。

 

垣内珀琉選手に間に合うようにダツシュで帰宅しましたが、

画面に「25 Haru KAKIUCHI」と表示されているのを見て、

暫定25位なのかと思って心臓バクバクしました。

 

 

が、滑走順が25番だっただけで、

ノーブルな『Caruso』を演じてくれました。

最後のコンビネーションジャンプが😱となりましたが、

それでも、暫定5位に付けました。

スピンが本当に美しいの。そして、腕の使い方が魅力的。

指先が体から一番遠くに伸びているスケーターの一人だと思います。

 

カリフォルニアの太陽みたいな笑顔のフリー『Wake Me Up』も、

今大会が見納めかな。おいしい小籠包食べて帰れますように。

 

今日は、ソ・ミンキュ選手が、恐ろしいほど完璧でした。

ピンクのひらひら衣装で舞う『Flower Dance 』が、

最初は不思議でしたが、見た目に反してどんどんパワフルに力強くなっていくミンキュ。

 

 

プログラムの最後の最後に3F+3Tを完璧に跳んだことに、度肝を抜かれました。

80.58点(たぶんPB)でトップに立ちました。

 

続いて登場した中村俊介選手。

今シーズン、何度も見たお馴染みの『El Conquistador』。

 

 

並々ならぬ気合をまとってスタートしたのですが、

代名詞の3Aで、まさかのあ゛あー😱

大丈夫そうだったけれど、激しい転倒でした。

会場からの声援がいっそう大きくなって、「日本からたくさん応援に来ているのかな」と、胸熱でした。

インタビューでも、「転倒の後、会場からの声援が聞こえて力づけられ、気持ちを切り替えて演技ができた」と語ったようです。

72.85点で、まだ表彰台が狙える位置にいます。

 

日本代表最後は、中田璃士選手。

ジュニアグランプリファイナル優勝を引っ提げての登場です。

いつのまにか、日本ジュニア男子のエースに。

 

 

今日は、ジャンプの軸が見ていてヒヤッとする感じでしたが、

最後のルッツは、強烈にビューティフォーでした。

インタビューでは、ユースオリンピックのショックをまだ引きずっているようなお話でした。Gangwon 2024のSPは、3A両足、ルッツパンク、スピン転倒と、中田選手にとっても衝撃だったみたいです。

でも、今日見た感じでは、 迷いなくジャンプに突入していて、もう大丈夫では?

77.60点で、トップと約3点差の5位。

フリーのジェームス・ボンドでかっこよくシーズンを締めくくっていただきましょう。

 

2位には、ポン様の教え子、フランスのフランシス・ピトー選手が。

キスクラで、一瞬、右のキャップの男性がラファ親父かと思ったけど、違った。

 

 

SPの順位。僅差で並んでいます。

🥇ソ・ミンキュ 韓 80.58

🥈フランシス・ピトー 仏78.79

🥉アダム・ハガラ スロバキア 78.02

🏅アレクサ・ラキッチ 加 77.74

🏅中田璃士  77.60

🏅エドワード・アップルビー 英 75.69

🏅ヤクブ・ロフェク ポーランド 75.55

🏅アルレット・レヴァンディ エスト 75.43

🏅ジェイコブ・サンチェス 米 73.35

🏅中村俊介 72.85

 

フリーは、4回転ジャンプで点差がいくらでもひっくり返ります。

どのような展開になるか、楽しみです。

日本チーム、頑張れ~