男子SPに引き続き、世界フィギュアペアフリーを、最終グループの手前から観戦。
SP2位につけている三浦璃来、木原龍一組を応援するためです。
📕今年のFODは、追っかけ視聴もできるし、アーカイブ配信も早いし、かなりおすすめ。
昌磨の演技のときと同じく、手が緊張の汗でやばいことに。
そして、今日の演技を見て、「りくりゅうって、やっぱりすごい」と鳥肌が立ちました。
直前に滑ったSP1位の地元カナダ代表ディアナ・ステラートデュデク&マキシム・デシャン組への拍手と歓声が、ものすごいことになっていたんです。
シーズンベスト144.08を叩き出し、選手は涙、涙でガッツポーズ。
観客も、“優勝したも同然”といった感じで、とにかくすさまじい盛り上がりでした。
その余韻が残るリンクに登場した、りくりゅう。
怪我で万全なシーズンを過ごせなかったとはいえ、
彼らのここまでのシーズンベストは、120点台。
デュデク&デシャン組を超えるには、20点以上、シーズンベストを上回る必要がありました。
「二人のいい演技ができればいいよね」と、中途半端な気持ちで見守る私でしたが、二人は、勇猛果敢に攻めていきました。
外見は、かわいらしい雰囲気、ふんわりイメージなのに、中身は、とんでもなく心も技術も強い鋼のアスリート。
プログラムは、オリンピックシーズンの名作『ウーマン』。
恐ろしいスピードでリフトに突入し、
鋭い着氷のスロージャンプを決めるたびに、一人で拍手しがらゾクゾクしてました。
あの空気でこの演技。参りました。
演技後に立ち上がれない木原選手も、久しぶりに見た。
りくちゃんは、自分がジャンプでミスしたことに、自分で怒っているようでしたが、龍一君がリンクを引き上げながら、ずっと何か話しかけていました。
得点は、フリー1位👏👏総合2位。
金メダルを目指していた二人には、満足できない部分もあったかもしれませんが、
私は、ただ、ただ、鋼の意志をマシュマロで包んだような二人の魅力と強さに、恐れ入ったのでした。
りくりゅう、銀メダルおめでとうございます👏👏
木原選手の体調不良で、メダル授与式と記者会見には出席できなかったのが、少し心配。
ブルーノコーチによると、演技後、咳、過呼吸、血糖値の低下、めまい等があり、立ち上がれなかったということです。現在は、快方に向かいつつあるようです。心配なので、ゆっくり休養してほしいですね。
金メダルの二人にお祝いを言えなかったことが心残りで、コーチが代わりに記者会見に出席し、デュデク&デシャン組にお祝いを伝えました。
世界選手権まで、かなり追い込んで練習したのかな。
銀メダルおめでとうございます。日本代表の二人を、誇りに思った演技でした。