昌磨、ほんとにほんとにお疲れ様~4位入賞、おめでとうございます。
試合に向けての練習量を聞き知っていたから、ここまでの健闘に拍手を贈りたい。
そして、ステファンも、ありがとう。
でもね、
「今日のフリーは、今後10年は見ないかも。ショートはすでに見返した」
と、私の気持ちを代弁してくれた宇野昌磨選手。
私は、フリーの演技を最後まで見届けることができませんでした。
試合だから、良いときも悪いときもあるし、
優勝しなくても、三連覇じゃなくても、全然よかった。
ほとんどのジャンプで転倒した2019年のフランス大会だって、
鳥肌が立つほど感動したもの。
でも、今日は、あの静かな静かな曲を聴きながら、
私自身が集中しきれませんでした。
初めて、プログラムの世界観から離脱してしまいました。
昌磨自身は、演じ切れたと感じたのでしょうか。
「来シーズンも続けるかどうか、これから考えたい」と昌磨。
「後悔はないし、すがすがしい気持ち」というコメントに、
「これで引退してしまうのだろうか」という不安もあるけれど、
私は、まだ続けてほしい。
マリニン君は、怪物級のスケーターになったけれど、
日本男子に関しては、まだ“世代交代”はしていないと思う。
宇野昌磨は、今が“旬”。
今日は、たまたま、“彼の日” ではなかっただけだと思います。
この世界選手権のフリーを現役最後の演技にして去っていくなんて、残念すぎる。
ステファンを喜ばせる演技をして、キャリアを締めくくってくれなくちゃ。
本音を言わせてもらうと、
後半盛り上がる、アドレナリンが出るような曲で、もう一度、宇野昌磨の演技が見たい。
静かな曲なら、とびっきり美しいメロディの曲を選んでほしい。
1年休憩するのもありだと思う。
これが現役最後の演技なんて、言わないで。