ISUから2026/27シーズンの世界選手権とグランプリシリーズの暫定スケジュールが発表されました。
■ISU世界フィギュアスケーティング選手権2027
場所:フィンランド、タンペレ
期間:2027年3月15日~21日
フィンランドは2017年大会以来?
ちょうど2年後ですね。日本のフィギュア界はどうなっているでしょうか。
■ISUグランプリフィギュアスケーティング2025/26シーズン
🏰フランス大会
Grand Prix de France
場所:フランス、アンジェ
日程:2025年10月17~19日
🏯カップ・オブ・チャイナ
Grand Prix Cup of China
場所:未定(中国)
日程:2025年10月24~26日
🍁スケート・カナダ
Grand Prix Skate Canada International
場所:カナダ、サスカトゥーン
日程:2025年10月31日~11月2日
⛩️NHK杯
Grand Prix NHK Trophy
場所:未定(日本)
日程:2025年11月7~9日
🗽スケート・アメリカ
Grand Prix Skate America
場所:未定(米国)
日程:2025年11月14~16日
🎅フィンランデイア杯
Grand Prix Finlandia Trophy
場所:フィンランド、ヘルシンキ
日程:2025年11月21~23日
🏆グランプリファイナル
Grand Prix Final
場所:日本、名古屋
日程:2025年12月4~7日
ロシア大会は予定されておらず、フィンランドが定位置を獲得しつつあります。
ロシアが試合に復帰するという噂が一時ありましたが、
この様子ではないのかな?もしくは、選手たちが復帰しても
主要大会を開催する権利は当分与えられないかもしれないですね。
いつもは、スケート・アメリカで幕を開け、
スケート・カナダまで北米が連続してあり、
中国は最後のほうのイメージがありましたが、
大会の順番が変わっていて新鮮です。理由は開催国の要請たということです。
ファイナルは名古屋ですね。
またレポートでは、先日ボストンで開催された世界選手権を絶賛しており
満員のアリーナ、引き込まれるようなデジタルファン体験、選手専用の落ち着けるエリアなど、革新的なアスリート支援施策がなされていて、
42か国から190名を超えるアスリートが参加し、
ネイサン・チェン、カタリナ・ビット、ヴェラ・ウォン、グレイシー・ゴールド、ブライアン・ボイタノ、スコット・ハミルトンといったスケート界のレジェンドたちがイベントに華を添えて、
全体の運営においても、新しい大会の基準をつくったとのこと。
「ISUフィギュアスケーティングアワード」は、きちんと見ていないのですが
設立当初の「アカデミー賞のレッドカーペットみたいな感じにする」というイメージは達成されていたように思いました。
それもこれもアメリカで開催されたから可能だったのかも。
そして、確かに盛り上がった世界選手権ボストン大会ですが、
大会の運営に「協働型ホスティングモデル」を初めて採用したようです。
どういうことかというと、従来の運営方式では、各大会の主催者が独自で準備や運営を進めて、ISUとの連携が十分でない場合もありました。
確かに、開催国のスケート連盟が孤軍奮闘している感はありましたよね。
協働型ホスティングモデルでは、ISUが主催国を支援し、密に連携を取りながら進められる体制を整えるとのこと。
これは、大会の入札段階から開催決定、実施に至るまでのプロセスで行われるそうです。
開催国が単独で孤軍奮闘するとなると、開催できる国は限られてきますよね。
特にコロナのパンデミック後は、開催を辞退する国も何カ国かあったように記憶しています。これからは、ISUがきちんとサポートする、と。当たり前のような気もしますが、以前は単独開催で旨味があったのかもしれません。