オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

新プロ続々登場。「THE ICE 2017」ざっくり備忘録その3

記憶がさらにぐちゃぐちゃになってきました。いろいろ間違ってたらごめんなさい。デザインがおかしかったらごめんなさい。追い追い修正します。

 

ショーの写真は撮影禁止でしたので、引き続き、演技写真はすべて「スポーツナビ フィギュアスケート編集部」様の7月28日のツイート&ツイート写真を埋め込みさせていただきます。

 

さてさて、第一部の最後は、舞ちゃん、真央ちゃん、佳菜ちゃんによるトークショー。

ざくざく内容を紹介すると、

■沖縄の宮古島に真央ちゃんと佳菜ちゃんが行った話。あまちゃんになって海に潜った話。ステーキハウスでカウンターに入らせてもらってソルト&ペッパーの容器を振ってる写真の話。加藤ミリヤさんの「旅人」は、二人で旅行してるときに聞いた曲であること。選手時代は練習が忙しくて、リンクで会っても敬礼して「調子どう?」って挨拶するくらいで、長時間のおしゃべりはしてなかったこと。真央ちゃんにとって佳菜ちゃんは妹みたいな存在であること。■佳菜ちゃんは、ショーが終っても真央ちゃんに週1回くらいは連絡してほしいこと。■昨日も佳菜、真央、舞で食事に行ったら、佳菜、真央が早口でずっとしゃべっていたこと。■そんな二人の小さいころの写真を、舞ちゃんが「天使みたいな二人をいつまでも見ていたい」と微笑んだこと。■8月に始まる舞ちゃんの舞台のセリフの読み合わせを、真央ちゃんがしてあげていること。■舞ちゃんにセリフがあることを真央ちゃんが心配していること。■引退後も、真央ちゃんにとってアイスショーまでは例年の流れと同じなので、「THE ICE」が終ったら本当の新たな出発になることなどなど・・・

 

気ままにしゃべる真央ちゃんと佳菜ちゃんを、進行役の舞ちゃんがコントロールしていて、「インタビュー、うまくなったなぁ」と。いつの日か、舞ちゃんが阿川佐和子のようになる日を想像した。

 

ここで、製氷&休憩時間。

劇混みのトイレに並ぶ人、売店でスナツク類を買って食べる人、会社に電話をする人(月曜日ですからね)など、みなさん大忙し。

第二部のトップは、黒竜江省雑技団による、製氷したての氷をザクザクにするアクロバット演技でございます。

 

どういうものかと言いますと、女性スケーターが、スケート靴を履いた男性陣による騎馬戦の騎馬の上から放り投げられ、別の騎馬の上まで後方宙返りをして跳び移って着氷する、という驚愕の演技です。

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「こんな技ができるなら、オリンピックのペア種目で金メダルが獲れるのでは?」と思いました。

 

でもよく見ていると、空中で回転した女性が降りてくるのを、男性3人がかりで、足が折れ曲がろうが回転がおかしかろうが、ガシッと受け止めるという

 

命知らず かつ 小さい頃から寮で一緒に育ってきた男性陣との強固な信頼関係の上に成り立っている演技であり、

 

オリンピックのペアは、女性1人に対して男性1人だから無理そうです。

 

ややザクザクに削られた氷上に現れたのは、アデリナ・ソトニコワ選手。

今シーズンのショートプログラム「マイ・ファニー・バレンタイン」を披露。

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残念ながら、ジャンプが跳べておらず・・・怪我の影響でしょうか。競合ひしめくロシアの女子シングル陣の中で戦えそうなイメージはまだなかったかな。

 

次に、織田信成"選手"登場。「トリスタンとイゾルデ」。

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もうね、惚れてまいますよ。

引退したとか言いながら、間違いなく進化しようとしてるでしょ、この人は。

ものすごいスピードで氷の上を進んで、4回転跳んでトリプルアクセルも跳んで、スピンもステップもキレキレです!

 

もちろん、スタンディング・オベーションしましたよ!!

関大スケート部の監督に就任したそうですが、まちがいなくどの部員よりもうまいという、いや~な感じの監督でしょう(笑)

 

次は、鈴木明子さんの待ってました!「リベルタンゴ」。

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照明が暗いせいか、冒頭ジャンプのタイミングがつかめず、リンクぎりぎりのところで跳ぶも、はげしく倒れて心配しました。

が、立ちあがってからは、痛いそぶりも見せず、貫禄のタンゴダンサーを演じ切りました。

 

 

 

雰囲気変わって、ジェフリー・バトルの「Better To Be Loved」by フランチェスコ・イェーツ

 

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軽快な音楽に乗せて、ジェフのダンスのうまさが光ります。

なるほど、振付師として成功するわけだ・・・などと考えつつ。

Oh Woah woah woah It's better to be loved Oh Woah woah woah It's better to be loved

お~うぉ~ 愛されるほうがいい

お~うぉ~ 愛されるほうがいい

と英語で繰り返されても、日本人としては今一つ心に響いてこない、一番困るタイプの選曲かなと・・・

ファンのみなさま、怒らないで。あくまでも私の感想ですので

 

続いては、今シーズンのショート新プログラムを宮原知子選手が初披露。

 アジアチックな音楽だなぁと思ったら、映画「SAYURI」のサントラでした。

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私は、宮原選手の曲や衣装・メイクの傾向が、カレン・チェン選手とだぶるんですよね。そういうの、ないですか? ない? 失礼しました。

 

ここで、宇野昌磨選手の登場です。曲はもちろん、「トゥーラン・ドット」。

バラの照明とバラのコスチュームは、曲の解釈として合っているのだろうか・・・などと考える。

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この日の昌磨は大暴れ。

「フリーで4回転4種5本を入れた攻撃的なプログラムを」と抱負を述べられていた通り、ものすごい勢いでバーンとジャンプを跳んで、「キャー」と悲鳴が上がるほど豪快にドーンと倒れ、

 

またまたスピードに乗ってバーンとジャンプを跳んで、「キャー」と悲鳴が上がるほど豪快にドーンと倒れを繰り返し、

 

それでもひるむことなく、例の3連続ジャンプシークエンスを試みて、2つ目で断念したり。

よく言えば、あり余るエネルギーと若さを制御しきれていない感じ。普通に言えば、粗削り。といったところでしょうか。ナイス・ファイトにスタオベです。

 

昌磨で場内がざわついた後は、ケイトリン・ウィーバーとアンドリュー・ポジェが、世界選手権でのナンバーを披露して、会場を黙らせます。

 

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背の高い美男美女で見栄えがしますねー。会場から手拍子が。

 

はい、ここで、場内の照明がパープルになります。

「キャー」っという悲鳴と共に、腰でリズムを取りながら高橋大輔名人が登場。曲はノリノリ「キャラバン」。

 

もう、なんなんでしょうかこの人は。会場の空気を曲げたり伸ばしたりブン投げたり、自由自在です。

脂の乗り具合もバンクーバーの頃をほうふつとさせます。

 

こんなに、ねっとり、ねばねば、むにょーんとムーディに滑れる人は、もう二度と地球上に現れないでしょう。もちろん、スタオベです。

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またまた長くなったので、最終その4に続きます。