こんばんは。初夏を思わせる強い日差しに、南の島でのバカンスを夢見る種子島ぴーです。
本田真凛ちゃん とイム・ウンスと同門に。
さて、本田真凛ちゃんが米国のアルトゥニアン・コーチの元へ向かい、ネイサンやアシュリーやリッポンに可愛がってもらえるかな~とわくわくしていましたが、なんと、アルトゥニアンチームに新しく入るのは、真凛ちゃんだけではありませんでした。
韓国のイム・ウンス選手も、アルトゥニアンコーチの門下生になるようです。
イム・ウンス選手と言えば、キム・ヨナ以来、メダル圏内から遠ざかっている韓国女子フィギュア界で、「ジュニア時代の演技はキム・ヨナを超えた」「キム・ヨナの再来」と、期待を一身に集めている選手です。手足が信じられないくらい長く、ジャンプが跳べて表現力もあるという逸材。間違いなく、韓国のスケート協会が「大切に育てたい選手ナンバーワン」だと思いますが、オーサーコーチのところへは行かなかったのでしょうか。ご本人の希望なのかな。とにかく、真凛ちゃんとのライバル関係も楽しみですね。
そんなニュースも盛り込まれた、「icenetwork」の記事を抜粋意訳していきたいと思います。(引用元リンク切れになっちゃいました。すみません。)
アルトゥニアン、新入生を迎える。
ネイサン・チェン、アシュリー・ワグナー、アダム・リッポン、マライア・ベルらチームUSAのメンバーと、チェコのミハル・ブジェジナに加えて、レイクウッド・アイスリンクのロッカールームに、ニューフェイスがやってきます!(中略)
一人は、日本の16歳、本田真凛。2016年のジュニア世界選手権チャンピオンで、昨秋に力強いシニアデビューを果たして2018年シーズンに入る、とても人気のあるスケーターです。すでに日本を離れて、アルトゥニアンの所でトレーニングを開始。先週、カナダのローリー・ニコルと、振り付けをしています。
アルトゥニアンによれば、2018年のジュニア世界選手権で5位だった韓国の15歳イム・ウンスも、4月の終わりに到着するそう。さらに、中国のスケート連盟とも、2022年の北京冬季オリンピックに備えて、2人の男子シングルスケーターを教える線で、話し合いに入っています。
水曜日に22歳になる、2度のワールドメンバーであるマライア・ベルは、来シーズン、アルトゥニアンとトレーニングを続ける予定。チェコのミハル・ブジェジナとロマン・ポンサール(仏)も、アルトゥニアンのリンクに戻ってくるものと思われます。
(しかし、門下生は美男美女だらけですなー!!)
ネイサンも師弟関係を続けます。
ニュー世界選手権王者であり、平昌オリンピック5位、全米2連覇中の18歳のネイサン・チェンは、最近、エール大学入学が認められました。最近のインタビューによれば、チェンは秋からの学期に入学し、競技生活を続けるだけでなく、エール大学から2875マイル(約4600キロ)の彼方にいるアルトゥニアンと、トレーニングを続けたいと話しました。
(北海道から沖縄が2200キロ。その倍? まぁ、父と息子だから)
アルトゥニアンの話では、7年間も師弟関係にあるネイサンとは、いくつかの可能性について話し合ったとのこと。レイクウッドでのスターズオンアイスで、ネイサンが3日間滑っていた間に。
First @starsonice show of this post Olympic tour tonight in Fort Myers! Ready for Orlando and Fort Lauderdale this weekend! Come and have a good time with us 🙆🏼♂️ - I also texted this pic to my coach (we all have the same coach) and he’s so cute I could die. pic.twitter.com/ECfVo2JMYJ
— Adam Rippon (@Adaripp) 2018年4月6日
「ネイサンは、勉強もスケートもやりたいみたいなんだ。彼はとても賢いから、両立が無理だと思ったら、何か手を打つだろう。競技会でヘタな演技をしたくないからね」
「もちろん、彼は、夏休みは私と一緒に過ごすだろう。そうすれば、3カ月ほどモリモリ練習できる。競技会の前に、6日間とか10日間とか、エール大学の近くまで来てもらえるかどうかも聞かれたよ。」
どうする、リッポン&ワーグナー?!
アルトゥニアンは、リッポンとワーグナーとは、将来についてまだ話していないと言います。
「彼らは、今、人生を謳歌しているから、邪魔したくないんだ。考える時間をあげたい。5月の半ばくらいには、『どうするか教えてくれよ』って言うだろうけどね」
他の選手たちと同様、アルトゥニアンは、28歳のリッポンが競技から引退するだろうと予想している。
今やリッポンは、オリンピックに出たことで株を上げ、魅力的なパフォーマーであり個性の持ち主であることを、スケート界よりはるかに広い範囲に向けて知らしめました。
現在は、4月30日から4週にわたって放送されるオールアスリートバージョンの「ダンシング・ヴィズ・ザ・スターズ」で競っています。
アルトゥニアンは、ワーグナーがスケートを続けるならば、27歳の彼女が、“米国女子フィギュアのエリート”であり続けられると思っています。
とりわけ、平昌オリンピックでの米国女子が、9位、10位、11位と、米国が3枠を取ったオリンピックの中で最低の成績だった現在においては。米国女子のシニアレベルは、才能のある選手が不足しています。
(中略)
「彼女が、もう4年、勝ち残れるとは思わないけれど、1、2年ならいけるだろう。もし、彼女が続けたいのならば。でも、だれにも強制したくないんだ」
「彼女と一緒にやるのは、簡単ではないよ。私はいつも、(競技会の?)準備をするように、彼女を急かさないといけないんだ」
(翻訳ここまで)
スター選手を多く抱えるアルトゥニアン門下に、変化のときが訪れようとしているのでしょうか。