オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ゲストでありながら、ホストとしても頑張った宇野昌磨選手のアルバルク東京戦。

こんばんは。スポーツコンテンツを配信するDAZN(ダゾーン)と格闘しながら、アルバルク東京対京都ハンナリーズ戦を観戦した種子島ぴーです。

立川まで応援に行かれた方、お疲れ様でした。私は、信じられないくらい画面がフリーズするDAZN(ダゾーン)に振り回され、現地に足を運ぶより疲れました(笑)。

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いい場面で必ずフリーズするダゾーン様。


しかし、選手&監督&スタッフ&チアリーダーズの気合はすさまじく、広報の方も昌磨もルークも奮闘し、今季最高の3200人のお客さんが声援を送るという、熱い最終戦であったことは、画面からも伝わってきました。

試合の中身についてはプロの方にお任せするとして、私は広報の方と昌磨の奮闘について感じたことを書き留めておきたいと思います。

 

緊張のオープニング

まず、オープニング。選手たちの引き締まった表情と気合の入った演出に、私も一気に緊張。「こんなシリアスな場面に昌磨がニコニコしながら入ってきたら、ひねりつぶされるのではないか(誰に?)」と心配に・・・。

 

そこへ、「本日は、平昌オリンピック、フィギュアスケート銀メダリストの宇野昌磨選手が・・・」的な紹介と共に現れた昌磨。午後3時だと言うのに、なんと寝ぐせヘアではありませんか。キャー、ヤバい!! 逃げろ!!(誰から?)

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挨拶する様子が会場上のモニターに映し出されたところで、早速、DAZN(ダゾーン)がフリーズ(泣)。

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広報さんの気遣いが光るティップオフ

別のパソコンを立ちあげると、スピーチはすでに終わって、小走りに次のイベントへ向かう昌磨の姿が。そう、ティップオフ!!

突然、ルークから背番号12番のユニフォームを渡され、「着てみて」と促されるものの、ユニフォームの上下、前後の確認に手間取る昌磨。

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いきなり何かを着るとか、首にかけるとか、苦手なんスよねー

このテロテロした感じで、アドレナリンMAXの選手たちに囲まれたら、生きて会場を出られないのでは・・・と凍りついたが、そこは、ナイスな広報さん。

選手ではなくチームキャラクターの「ルーク」と「たっぴちゃん」が、ボールを奪い合うというシュールな展開に!!

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右:やる気満々目つきの鋭いルーク。左:無理やり参加のたっぴちゃん。真ん中:寝ぐせ王子。

何がシュールかって、2人とも「頭より手が短い」という、頭上のボールを奪い合うのは不可能な体型をしているのです。しかも、「たっぴちゃん」は、立川に本社を置く立飛ホールディングスのキャラクター。ご近所さんであって、敵でも対戦相手でもありません。

 

こんなときのために、ご近所づきあいをしておいてよかった!!

結果、ルークとたっぴちゃんがぶつかった上にボールが落ちるという、当然と言えば当然の展開に。

しかし、これなら、昌磨とキャラたちとの身長差はほとんどなし(ホッ)。緊迫した会場に、今は無き「ひらけ! ポンキッキ」のような、ゆるふわ空間が誕生。

広報さん、試合とイベント空間を、完全に切り離す安全策に出たようです(笑)

 

緊迫のシュートチャレンジ

その後、すぐに試合に突入。ものすごいスピード感です!! 選手の動きも試合の展開も、とにかく速い。目が離せない!!

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という状況の中、DAZNの動きだけが、どうにものろい・・・再起動したりしているうちに、試合は第2クォーターに突入。いよいよ、タイムアウトの間に「シュートチャレンジ」がスタート。

 

昌磨がコートの中に登場し、「30秒間で何本シュートが入るか」に挑戦します。さぁ、前日に猛特訓してきたであろう昌磨選手、1本目からいきなり成功してしまうのか!!!!

 

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と思ったら、あ~れ~はずれ~。

2本目も、はずれ~。

3本目も、はずれ~。

最初は「ドンマ~イ」などと叫んでいたファンが凍りついた頃を見計らって、シュート成功!! 続いて、2本目、3本目と決めていき、30秒を過ぎても必死にロングシュートを放ったところで終了~。最初に失敗して、途中から盛り上げるという平昌スタイルを見せてくれました。

なぜ、昌磨が最後まで粘ってくれたかというと、シュートが入った本数に応じて、サイン入りのミニバスケボールが、観客にプレゼントされるからなんです。

 

そして、解説の方たちも、昌磨に対してとっても温かいんですよねー。登場するたびに、歓迎ムードのポジティブコメントをしてくださいました。シュートチャレンジでも、「さすがメダリスト。最初は失敗しても、見事に修正していきました」みたいなね。

クイズ大会~にも登場。呼んでいただいたからには働きますよ。

そしてまた、あわただしく試合に突入~。というか、休憩時間は決まっているので、昌磨もテキパキと進行していきますよ。

ハーフタイムには、親子クイズ大会が開かれ、ここでも、プレゼンターとして昌磨が登場。試合時間が押していたこともあり、人みしりの昌磨は、勝ち抜いた子どもにプレゼントを渡して、逃げるように去っていきます(笑)。

 

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そしてまた、タイムアウトの時間になると、昌磨が登場。シュートチャレンジの成功数に応じて、6個のサイン入りミニバスケボールを、観客席に向けて投げます。投げ込みます。叩き込みます(笑)って、客席に向かって投げる強さとは思えないくらい、思いきっり投げてましたが、突き指した人とかいないんでしょうか。ファンが2階席に座っていたのかな。

 

こんな感じで、いやー、大忙しですね。こんなに登場してくれるとは思いませんでした。予想以上に出番が設けられており、短い時間にぱっと出てきて仕事をしては、急いで定位置(端っこの方の一番前の席)に戻っていく昌磨がかわいかった。

 

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ときには厳しい仕事人の表情も。

試合のほうは、アルバルク東京が攻守ともに盤石の構えを見せ、ホームの観客たちも大声援。昌磨もPRしていた「レッツゴー、レッツゴー、レッツゴー・トーキョー」の掛け声が響きます。

 

昌磨の出番は、試合前と試合中ということで、もう帰ってしまったのかなと思いましたが、「The Great Personality」(byユロスポ解説)の昌磨先生は、ファンを置いてきぼりにして帰ったりは致しません(キッパリ)。

試合後も、MVP賞プレゼンターとして登場し、ザック・バランスキー選手にルークのぬいぐるみを渡して記念撮影。ぬいぐるみと昌磨をセットにするあたり、広報さんもわかっていらっしゃる。期待通りの画の完成です(笑)。

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解説の方から、「すばらしい異競技交流ですね。宇野選手も、こんなに大きな選手と並んだのは初めてじゃないでしょうか」というコメントが。

そうですね・・・同競技であれば、プルシェンコというお方が身長3mくらいあるかもしれません。


その後の来季のスローガン発表や写真撮影まで、誠心誠意、スペシャルゲストとしての役目を果たすラブリー昌磨。そういうところが、好きだなー。

 

期待に応えようと頑張ってくれたルーク!

途中、ルークが昌磨にロックオン。

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かわいい生き物、みーつけた!

そこから、ずっと、好き好きアピールをして絡んでくれました。もしや、「昌磨と絡んでほしい」っていう、私の心の声が届いたのか?? ルーク、ありがとう。

 

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迫力ある試合と誠心誠意、自分の役割を果たそうとする昌磨に大満足の試合でした。会場まで行かれた方も、応援しに行ったかいがあったのではないでしょうか。

アルバルク東京さん、また機会があれば、昌磨青年をよろしくお願いいます。