スケ・アメに対する私の見方は、ズレていたようです。
こんばんは。種子島ぴーです。
今週末、スケート・アメリカが開かれます。
数ヶ月前のブログ記事で、スケート・アメリカの選手振り分けが、看板男ネイサン・チェン&アダム・リッポンの系譜を受け継ぐイケメン選手団であるかのようないい加減にもほどがある記事を書いたわけですが↓↓ (*デニス・テン選手のくだりは、不謹慎かとも思いましたが、あえて修正しておりません。彼を忘れてはいけないので)
スケート・アメリカに関する世の中の記事をざっと見渡しても、私と同じような見方をしている記者の方はいないようですね~(当たり前だっつーの!!)
誰も、イケメン軍団について触れてはいないようです。
あ、マッテオ・リッツォがいないって? すみません。
世間の注目は、ネイサン・チェン一色。ジャパン・オープンでの演技で、イェール大学入学とラファ親父兼コーチと離れ離れでのトレーニングがうまく機能していないと判断されているネイサンが、大会2連覇を成し遂げるかどうか。
「両立は無理だろ」とか「前髪が長すぎだろ」などなど、批判的な意見もあるようですが、結論を出すのは早すぎるし、学業もスケートもトップクラスで両立させようというネイサンの強さ、「俺は前髪垂らして4回転を跳びたいんだ」というネイサンのこだわりを、私は応援したいですね。
事前情報では、ラファ親父と離れて、真央ちゃん&タラソワコーチ状態で練習しているようですが・・・頑張れ!!!
そして頼むからネイサン、大会直前に散髪に行くのは止めてくれ!! 昨年の角刈りは、あまり好きじゃなかったんですよね(笑)「キャラバン」は、前髪長めで演じてほしい。
さて、競技会のホスト、アメリカのnbcスポーツ記者によるスケート・アメリカの見どころについて、nbcの記事より抜粋して訳します。
スケートアメリカ2018の見どころ
olympics.nbcsports.com
ネイサン・チェンが全米チャンピオンとして、グランプリシリーズの初戦スケート・アメリカに挑みます。
(NBCスポーツがライブ・ストリーミングで放送するようですが、どうやら59.99ドルでパスを購入しないと見られないようです)。
平昌オリンピックで5位に終わってから巻き返し、歴史的な大差で世界選手権王者となったネイサン・チェンが、米国男子として2000年と2001年のティモシー・ゲーブル以来初の、スケート・アメリカで2年連続優勝した男になれるかどうか。
対抗馬となるのは、オリンピックに共に出場して6位になったヴィンセント・ゾウです。
先月、オリンピック銀メダリストのメドベージェワを破って、シニア初タイトルを手にしたブラディ・タネルも、昨年、彗星のごとく現れて銅メダルを獲得したスケート・アメリカに戻ってきます。
2017年のスケート・アメリカで1、2フィニッシュを飾った日本の宮原知子と坂本花織も、再びスケート・アメリカに戻ってきてくれました。
アイスダンス部門では、マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒューの米国ペアが、初の全米選手権優勝、世界選手権銀メダルの勢いに乗って、スケート・アメリカのアイスダンス部門でアメリカのペアが10連覇なるか!! というタイトルをかけて滑ります。
うーむ。これは、なかなか責任が重いですね。2009年にタニス・ベルビン(チャーリー・ホワイトの奥さん)&ベンジャミン・アゴストが優勝した後、メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイトの4連覇、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツの2連覇、シブタニ兄妹の2連覇・・・に続く、10連覇目となるか?! 世界選手権銀メダルなので、期待されるところではありますが。
さらに、ペアの米国チャンピオンであるアレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クニエリム夫妻が、ロシアのタラソバ&モロゾフ組に挑みます。この12年間、米国のペアがグランプリシリーズで優勝したことはありません。
初のタイトルなるか!!!というところですね。厳しそうですが。余談ですが、このペアの新コーチは、ブルーノ・マッソと共に悲願のオリンピック金メダルを獲得したあのアリオナ・サフチェンコさんなんですよね。今後が楽しみです。
(---記事関係はここまで)
日本は男子が出ていないので、宮原、坂本、本田選手女子3人の競い合いが楽しみです。
坂本選手のダイナミックなジャンプが見たいし、宮原選手の今季SP「小雀に捧げる曲」はお気に入り。昨シーズン、点数が拮抗していた2人の評価は、今シーズンどうでしょうか。
宮原選手と本田選手の元同門対決も楽しみです。対決って雰囲気でもないですが。