こんばんは。フランス杯男子SPの開始時間を間違えて、大失敗の種子島ぴーです。
ライストをつけたときには、ケージ・タナカの艶っぽい肘から下は終了しており、
さっそうとイエローパンツで登場したデニス・ヴァシリエフスが大活躍。
全編歌唱しながらのすばらしいスケーティングを見せて、リンクサイドのランビ伯爵も大喜び。
ってか、途中から画面が二つに分断されて、「片方にデニス、片方に伯爵」という、選手とコーチの並行放映状態に。それ、おかしいだろ(笑)
キスクラでは、ご機嫌な伯爵がデニスに肩をコツンとぶつけて、「このこのぉ~」な雰囲気でありました。
と、お2人に気を取られていたら、アレクサンドル・サマリンが登場。
全体的に粗い着氷ながら、昨シーズンの大不評だったケバケバ衣装とは打って変わって、シックなコスチュームでこの日初の90点台へ乗せます。
進行の速いフランス杯。どんどん進んで、ネイサン・チェンが登場。学業が忙しいのか、ちょっとお疲れのご様子。というか、ネイサン比で体が絞れていない印象。
冒頭の4回転フリップで転倒してしまいますが、ステップとか作品の雰囲気は、とても素敵❤。
「私もキャラバンに連れてって~」と、ネイサンの後について行きたくなる楽しい演技でした。
しかし、点数は伸びず、80点台。
普段会えない息子に、一分一秒を惜しんでキスクラで指導するラファ親父(笑)
ネイサンが水を飲んでいる間に、氷上にジェイソン・ブラウンが登場。
ジェイソン、筋肉が増えた? 以前より荒れたお肌に、彼の苦労と苦悩が表れているようで、固唾をのんで演技を見つめます。
4回転ジャンプは入れずに、一つ一つのエレメンツを丁寧にこなしていくジェイソン。鬼のように加点がついていきます。
そして、あっと驚く96.41点でトップに躍り出ます!!
ジェイソンは祝福したいが、リプレイの間に聞こえたオーサーの甲高い笑い声に、イラッとする(笑)
と、画面にボーヤン・ジンが登場。引き締まった、とてもいい表情をしていました。ボーヤン、がんばれー!!
しかし、冒頭の4回転ルッツの着氷で、ぐしゃっとつぶれてしまい、リンクの壁にぶつかり気味に!! この瞬間、「グランプリファイナル」の文字が消えてしまった気がして、ちょっとショック。
立ちあがったボーヤンの衣装の膝が破れていて、怪我していないか心配・・・と思ったら、最初から破れているデザインでした。
続く4回転トゥと2回転トゥの着氷も心もとなかったけれど、そんなに減点しなくても・・・。
ステップやスピンは気合が入った表情で演じていたのですが・・・
まさかの70点台で、7位。ボーヤンも驚きの表情でぼーぜん。コーチは、ティッシュボックスを持ったままフリーズ。
結果的には、4回転チャレンジャーが痛い目をみるという、うーんな展開に。
ボーヤンのファイナル進出は、本人が会心の演技を見せて、SP上位選手がかなりフリーで崩れないと難しくなってきました。というか・・・ない。次回から、ビザ問題がありそうな国で開催される大会には、エントリーしないほうがいいかも。って、自国が開催をキャンセルしたんだけどさ。
ネイサン・チェンがフリーでパーフェクトに近い演技を見せて巻き返すか、ジェイソンがSPと同じ戦略で逃げ切るか、明日が楽しみです。
そして、もうまもなく、女子のSPが始まりますが、疲れ過ぎてムリ・・・普通にテレビで観戦します。おやすみなさい。