オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

紀平梨花フランス杯フリー「A Beautiful Storm」ブリティッシュ・ユーロ版実況訳。「彼女は賢い選択をした」。

紀平梨花&三原舞依選手の1、2フィニッシュおめでとう!!

こんにちは。フランス杯女子の紀平梨花選手、三原舞依選手の1、2フィニッシュが、しみじみうれしい種子島ぴーです。

三原選手の演技も素敵でしたが、とりあえず、紀平選手のフリー「A Beautiful Storm」のブリティッシュ・ユーロ解説を、訳しておこうと思います。

実は、NHK杯の紀平選手のフリーを、訳しかけて放置しています。(ヘヘッ)

私は、NHK杯で紀平選手のトリプルアクセルが、ちゃんと評価されて加点がたくさん付いたことを、とてもうれしく思いました。マスコミが「浅田真央超え」と書き立てることに、いい気持ちがしない人もいると思いますが、「真央超え」ではなく、真央ちゃんが跳び続けてきたから、後に続く人がいる。

トリプルアクセルに対する判定や加点が渋く、リスクばかりが大きいときでも、紀平選手はいろいろな試合で跳び続けてきました。失敗して他の選手に負けることも少なくなかったのですが、果敢に跳び続けた彼女が、報われてほしいと心から思います。

 

いつものように、誤訳&訳の粗さはご容赦ください。

youtube映像、お借りします<(_ _)>

 

紀平梨花フランス杯フリー「A Beautiful Storm」B.ESP実況訳

1つの演技で2本のトリプルアクセルを入れるのは、現時点では女子では彼女だけです。一昔前に、浅田真央が跳んで以来です。

さあ、紀平梨花が滑ります。現時点では2位ですが、点差はわずかです。

 

もし、1位~3位に入れば、自動的にバンクーバー(グランプリ・ファイナル)の出場資格を得ます。

 

ここで、最初のトリプルアクセル。

おっと。かなり傾きましたが、着氷しました。

1本は3回転トゥループとつなげる予定なので、2度目のトリプルアクセルでコンビネーションにしなければなりません。

 

ここです。ダブルアクセル+3回転トゥループ。

たぶん、この場面で安全策を取ったのは、賢い選択だったと思うわ。

転倒するわけにはいかなかったから。

 

手を上げたトリプルループ。

(スピン。ステップシークエンス)

 

トリプル・ルッツ+トリプル・トゥループ!!

テクニカルの点数が、ものすごく上がっています。

 

トリプル・フリップ。

(レイバック、ビールマン・スピン)

 

3回転ルッツ+2回転トゥ+2回転ループ!!

(3回転サルコウ)

 (演技終了)

 

f:id:tanegashimapi:20181125155535j:plain

 

彼女は跳びました。トリプルアクセルは2本ではありませんでしたが、ルイーズ(誰?)の言うように、熟慮して正しい判断をしました。

なんというスーパーパフォーマンスでしょう。演技の最後の最後に、どんびしゃりで跳んだ3回転サルコウ!!

私たちにわかっていることは、ここで勝って、間違いなく彼女はグランプリ・ファイナルへの出場資格を得るということです。

たとえ何が起ころうとも、彼女は1位か2位になるでしょう。

しかしながら、この後、メドベーデワという手強い相手が演技をします。

まだ16歳の紀平梨花による、光り輝くような演技でした。

 

最初から最後まで、本当にファンタスティックだったわ。

ミスをしてはならない状況で、彼女は精神状態を整え、とても集中していました。

何をやるべきか、わかっていました。

これは私の意見ですが、2本目のトリプルアクセルをダブルにするという、賢明な決定をしたんです。どのように試合を運ぶかを考え、トリプルアクセルを止めて、やるべきことをしました。

そして、最後のスケーターが、これから演技をします。

 

メドベージェワは、ずっとすばらしい演技をしていましたが、オリンピックの時だけ、ひどい痛みで、オリンピックの前に数カ月競技を離れなくてはいけなかった。オリンピックタイトルが確実だと思われていたのに・・・

そしてここで、16歳のセンセーショナルな選手を倒すという、大きな挑戦をしなければなりません。

 

彼女には、紀平梨花を上回る潜在的な力があります。でも、コーチを変えたことや、昨シーズン疲労骨折をしたことで、十分な自信がないと思います。

精神を落ち付かせて、最高の演技ができると自分を信じなくてはなりません。

 

(話を戻して)我々はなんという才能を目にしているのでしょう。

ザギトワも倒せるかもしれません。

その通り。

 

ロシアと日本から、たくさんの選手が出てきています。韓国からも。

彼女のようなスケーターを試合で見られるのは、うれしいことよね。
 

もちろん、新たなプレッシャーが常に彼女にかかってくるだろうが。

NHK杯での演技ほどは良くなかったが、それに近い出来だった。トップに立つには十分でしょう。

トップに立つには135点が必要ですが、そこは問題ないでしょう。もっと点数が出ると思います。

(♪紀平梨花の点数は、)

うぅ~(いぶかしげに)。たったの138.28点です。ですので、三原と近い点数ですが、紀平が3点ほど上回っています。

さぁ、2度の世界選手権女王メドベーデワに、大きなプレッシャーが降りかかります。

(終了)