選手たち、続々、日本に到着!!
こんばんは。世界選手権に向けて、何の準備もできていない種子島ぴーです。
が、世界中から選手たちが、続々と日本に到着しております。
応援する選手は、人それぞれだと思いますが、私が男子シングルで特に演技を楽しみにしているのは、
- 春休みのイエール大学に一人残っていたネイサン・チェン。と、その衣装。
- 副鼻腔炎が治って新しい4回転をプログラムに入れるも、タリン杯ではまだ仕上がっていなかったコリヤダ君。
- 中国国内戦で立て続けにノーミスに近い演技を披露し、復活ののろしを上げたボーヤン。
- そして、「足首は治った。優勝を目指す」と言い切った宇野昌磨 です。
ネイサンが、一人で春休みの大学にとどまっていたのは、病気だったからなんですね!!
というのを、ロイター通信の記事で知りました。
そして、ラファ親父のところへ合流しなかった心遣いにも、感心しました。
ロイター通信の昨日の記事を意訳します。
Chen overcomes sickness, ready to defend title.
REUTERS March 16, 2019
【チェン、病気に打ち勝ち、世界タイトルを守る準備は整った】
ネイサン・チェンは、病気のため、(ラファ親父のところへ行かず、大学近くの)ニュー・ヘイブンで練習しなくてはなりませんでした。
しかし、19歳の彼は、「休息を取ったので、埼玉で開かれる世界選手権でタイトルを守る準備ができた」と話します。
昨年、2001年のロシアのエフゲニー・プルシェンコ以来、最年少で世界王者となったネイサンですが、風邪でイェール大学に留まらなければならなかったため、世界選手権のための準備計画が、少し狂ってしまいました。
しかし、練習のとん挫は、世界選手権の優勝候補として、日本に現れる妨げにはならなかったようです。
「少し体調が悪かったので、ほかの選手たちに病気を移さないように、ニュー・ヘイブンで回復を待つことにしたんです」と、金曜日の記者会見でネイサンは言いました。
「大学のキャンパスに病気が蔓延していたので、病気を避けられませんでした。世界選手権のためのトレーニングは、ちゃんとやってきたので、大会を楽しみにしています」
ネイサンは、1月に三連覇を成し遂げた全米選手権で、強さを見せました。
「演技は引き続き向上していて、残るシーズン中は強いという兆しがある」と語ります。
「どのシーズンでも目標としていることですが、大会から大会へと移るにしたがって、ある程度の改善ができるようにしたいと思っています」
「特にショートプログラムは、確実に最初のころよりよくなっています。どちらのプログラムも、だんだんよくなってきているので、世界選手権でも、この先のシーズンでも、この流れが続くことを願っています」
ネイサンは、今のところは、スケートと学業のバランスをなんとか取っていますが、次の秋に大学に戻る保証はないと述べました。
「現時点で、私はチームの努力のおかげで、スケートができています。ほかの人たちの考えや意見を考慮しなくてはいけません」
「決断には、チームのほかの人すべてが関係していることを、頭に入れておく必要があります。(独断で決めてはいけないと、わかっている)。まだ、何も決めていません。今は、世界選手権だけに集中しています」
(完)