こんにちはー。昨日の東京は、お天気雨。明るい日射しの中で雨に塗れるのも、映画「雨に唄えば」みたいで楽しいなーと気づいた種子島ぴーです。
さて、今、『宇野昌磨の軌跡』(講談社 青嶋ひろの著)という本を読んでいます。
著者については、浅田真央ちゃんのときにいろいろ物議をかもした人だ…と思いつつ、この本に関しては、男女フィギュア選手10数名に毎年インタビューをしたことに基づいて、昌磨の1年、1年が脚色なく綴られています。
その中で、「おやっ」と思ったことがあったのですが。
平昌オリンピックの頃に、「宇野昌磨は天然」「昌磨はオトボケ」みたいなイメージを、マスコミが作ろうとした時期がありましたよね。
まぁ、キャラとしては面白いのですが、実際の昌磨は、なかなかのしっかり者。
自分の言葉で質問に答えてくれるという意味では、新鮮さと意外性があって、インタビューやテレビ出演が、毎回楽しみではありますが。
そんな「昌磨天然伝説」の一つに、「平昌(ピョンチャン)って韓国なんですか?」と言って、韓国の人からひんしゅくを買った・・・というのがあります。
インタビューで、「平昌って韓国なんですか?」と述べたことが、韓国のネットで炎上したと…。
「オリンピックを目指している選手のくせに、開催国も知らないとは」みたいなね。
本当は、自分たちの国の地名が知られていないことに、プライドが傷ついたのでしょうか。
といっても、これは、2015年にソウルで開かれた四大陸選手権でのエピソードらしく、私もオリンピックの3年も前に「平昌」なんて地名は知りませんでしたよ。
知ったのは、直前です。
ところが、『宇野昌磨の軌跡』という本の中に、このような箇所がありました。
(13歳の頃の昌磨の言葉)
「ソチは出られるかわからないし、たぶんまだ難しいと思う。
だから僕のなかでは、その次のオリンピック、韓国でのオリンピックを目指してるんです。韓国では、自分の満足する演技ができて、いい成績が残せればいいな。
韓国の町の名前はピョン、ピョンチャン(平昌)? じゃぁ、平昌でどれくらい緊張するのかを、まずソチで経験してみたいかな」
さらに、15歳くらいの時の昌磨の発言。
僕は、16、20、24、28歳でオリンピックが来るんです。
16歳でソチ、20歳で平昌。
24歳はどうだろう? 今から10年後。きっとその年も、オリンピックまでは出場を目指してがんばってると思います。
大ちゃんと一緒にオリンピック? それはやっぱり無理です!
まだ大ちゃんへの憧れが大きすぎて、ちょっと無理だと思う。
でも、ソチの次の平昌のオリンピックには…出たいな。
(*だから、大ちゃんもそれまで滑っていて…というような話)
平昌が韓国だって、13歳でバリバリ認識しているし、13歳ですでに、平昌オリンピックを目指してましたがな。
ちなみに、2015年の四大陸のときは、脚を痛めて出場し、インタビューのときはボロボロ泣いてたときですよね?
「平昌って韓国なんですか?」なんていうポップな会話とは結びつかないのですが、どうなんだろう。
どこかで誰かが言いだした、都市伝説なんだろうか。
どなたか、実際のインタビューを聞かれた方はいらっしゃいますでしょうか?