こんにちは。頭の中で、本田望結ちゃんのEX「CLAP HAND」の曲がループしている種子島ぴーです。
座って手拍子して興奮しているだけなのに、3公演続けて「THE ICE」を見ると、なかなか疲れるものですね。
昨日はブログを書きかけて爆睡してしまいました。
しかし、振り返ってみると、毎年、THE ICEについて不必要に詳しくレポートしており、もしかすると待っていてくださる人がいるかもしれません。
観に行けなかった方のために、最終日の模様について前半、後半に分けて書いてみたいと思います。
宇野昌磨選手の観察が中心になっておりますので、ほかの出演者の動向を知りたくてブログを見に来てくださった方の期待は裏切ると思います。すみません。
ネタバレしか書いていないので、これから公演に行く方は、読まないでくださいませ。
オープニング ペアダンス
ライトが照らし出した先に、薄墨色の衣装をまとった昌磨とザギトワ選手。
向かい合ってうつむいて立っております。
「キャー」と客席から悲鳴。
去年から、新生「THE ICE」のホストに昌磨、ヒロインにザギちゃんという感じになっているようです。
去年よりも自然に、ザギちゃんをエスコートする昌磨。
かざした手と手を重ねながら、すーっと滑っていくのですが、初日よりも二人の距離が近くなっておりました。
アイスダンスのパパ・シゼ並みの距離感(笑) なかなかよし。
オープニング「ドント・ストップ・ミー・ナウ」
Queenの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」が流れ、照明も全開になって、トモキ・ヒワタシを先頭に、出演者が次々と登場。一気に会場のボルテージが上がります。
鑑賞3回目になっても、まだまだ全員を目で追えない私。
こういうとき、自分が一番誰を観たいかがわかりますね。
一番は、もちろん昌磨!!
そして二番目はコリヤダ君。「日本でのショーを楽しんでくれているかな」と心配で、、、。
しかし、日本のアイスショー初出演は、実はトモキ・ヒワタシだと判明。
彼は、最初から外向的なアメリカンボーイに見えたので心配なし。やはり、転園してきた園児のようなコリヤダ君が気になる(笑)
本田紗来 キャッツ「メモリー」
トップバッターは、次世代スケーター枠で出演した本田紗来ちゃん。
彼女は、見た目は“かわいい”はずだけど、かわいさを前面に出さない闘志あふれる演技をするところが気持ちいい選手です。
黒い衣装で、堂々の「メモリー」。3日のこの日は、司会進行の蒲田さんが「顔もキャッツになり切って演じてくれました」と言っていましたが、キャッツメイクをしていたのはわからなかった…真相不明です。
こんな感じ?
「ルパン三世」で会場を沸かせたトモキ君。
前日は、重低音のビートが効いた新SPを揃うしたトモキ・ヒワタシ選手。
最終日は、EX「ルパン三世のテーマ」+「監獄ロック」で会場を盛り上げました。
この一年で、痩せて縦に長くなった印象。スケートにも勢いがあります。
オープニングでも、トップで入場してくるのですが、会場の雰囲気を一瞬で作る重要な役を見事にこなしていました。
サービス精神が旺盛なので、これからアイスショーの出演が増えそう。
もちろん、十八番のクリムキンと270度開脚バレエジャンプは入ってましたよ。
観客も手拍子の本田望結 「Hand Clap」
本田望結選手のEX「Hand Clap」は、キャシー・リードさん振付で、曲のさびで手をクラップ(手拍子)するコリオが繰り返し出てきます。
このリズム、すっかり覚えちゃいました。
最終日は、3回転ジャンプが2回転になってしまったけど、根性で2回転×3連続に。
小松原美里 /ティム・コレト 「君の名は」
前の2公演は、ピンクのアフロヘアーをかぶって「ディスコダンスメドレー」を滑りましたが、この日は、しっとりしたナンバー「君の名は」を披露。
この日は、美里さんのお誕生日でした。
演技後、会場みんなでアカペラの「ハッピーバースデイ」を歌ってお祝い。夫のコレトさんが、花束をプレゼントしました。
しかし、「みんなでお誕生日の歌を歌いましょう」といきなり振られて、全員同じ歌を歌うところがすごいぞ、日本!!
スティービー・ワンダーの「ハッピーバースデー」を歌っている人は、いなかったと思う。たぶん(笑)
マライア・ベル 新SP「ブリトニー・メドレー」
昨シーズンのリサ・マッキノン衣装からがらっと変わって、ぴったりした黒のセパレートタイプの衣装で、お腹を大胆に出したブリちゃんメドレー。
ブリちゃんと違って、お腹ぺったり、ウエストほそーい。
この回は力んでいたのか、ジャンプが不調で、本人もがっかりしている様子でした。でも、最後の笑顔はいつもかわいい。
人気上昇か?! ロマン・ポンサール
ロマン・ポンサールは、新SPフラメンコ。
振付は、フランスの元スケーター、ファビアン・ブルザ。
前にも書きましたが、アダム・リッポン張りの洗練されたセクシー衣装でフラメンコを舞うボンサール。
衣装デザイナーは、リッポンと同じBraden Overettかな? それとも、フランスのデザイナーかな?
ロマン・ポンサールは、2年続けて、「グランプリシリーズ振り分け会議」のネタに使わせてもらっていたのですが(汗)、なんか、観客の人気が一気に高くなった気がする。
ロマン君が観客席の前を通るだけで、「キャー」という悲鳴が。
その「キャー」は明らかに、昌磨やネイサンに対するキャーとは違って聞こえた(笑)。
そして、前日よりも明らかに悲鳴が大きくなっていた。
フラメンコの動作が完成されてくると、色気がこぼれてきそう。ステップ後半の盛り上がりが素敵。
本田真凜 新LP「ラ・ラ・ランド」
これ、本当に編曲がすばらしい。真凛ちゃんのために作曲されたかのようなこの曲で、今期は上向きか?!
今日は、疲れが出たのかジャンプがちょっと不調。
そして、パープルピンクの衣装がとても綺麗なのですが、装飾のビジューがちょっと多すぎかも。もっと少ないほうが気品があるのでは? と思っていたら、演技中に何か飾りが落ちたみたい。
「真凛ちゃん、中央に落し物があるので拾って帰ってください」と、司会者に言われて拾いに戻ってました。
ボーヤン・ジン 新SP「First Light」
ザ・アイス2019大阪公演(27日・昼) ボーヤン・ジン選手『First Light』(SP) 撮影_小橋城 #figureskate #TheIce #BoyangJin pic.twitter.com/d7SwV6opGQ— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) 2019年7月29日
今期SPを、ノーミスで滑ったボーヤン。
ボーヤンはジャンプのランディングが長くて、リンクの際で跳ぶので、いつもドキドキします。
氷を蹴って跳びあがるのがわずかに遅れただけで、リンクの壁を気にして、失敗しちゃうんですよね。今回は、助走がわずかながら短くなった気がしました。
スタオベでした。中国から、ボーヤンを観に来ている人も多かったです。
ネイサン振付のラファ組グループナンバー
ゴージャスな金ぴかイエロー衣装のマライア、フレディ・マーキュリー風の白ランニング+白パンツのポンサール、自宅からシャツを持参したネイサンでお送りするナンバー「Queenメドレー」。
二人の衣装とネイサンの温度差が…振付はネイサンですが、この青シャツのデジャブ感にて、減点1でお願いします(笑)
ネイサン、一回目の4回転は不発。意地で二回目に挑戦して成功。スピンも超高速。
客席の前を通って手を上げるだけで「きゃー」。無敵な感じ。
グランドフィナーレ用ダンスレッスン
ビデオ講師:宇野昌磨先生。何回見ても、やっぱりかわいすぎ。
最後の「クリムキ~ン」の声が、耳に残ってます。
キメて、シャー
キメて、シャー
ピコピコ えっ?えっ?
ピコピコ えっ?えっ?
右、左、肩回す
Wow wow wow wow
クリムキ~ン
チュッキョさんのツイッターで、かわいい声が聴けます。
【THE ICE 2019】https://t.co/r4TR6g7t9D
— チュッキョ (@ctveventkawa) 2019年7月26日
オールキャストで毎年恒例フィナーレダンスを練習中。
このダンスをオールキャスト&観客の皆様で踊ります😀
この特徴的な振付を考えたのは…!?
いよいよ明日から大阪公演開幕でございます。
当日券は会場で11時から販売予定。
是非お越しください。 pic.twitter.com/gTe9s5B0n0
昨年のザギちゃん振り付け「まさるぅ、まさるぅ」に比べて複雑すぎるぞ!!
というか、自分の演技のコリオと自分の趣味の動作を盛り込んだ、
昌磨先生による、昌磨先生のための、昌磨先生的コリオでした。
というわけで、フィナーレ本番では、ほかのスケーターたちが軽く「キメて、シャー」をやっている中、「Wow wow wow wow」も含めて、一人完成度の高い昌磨。
これからショーやビデオで見る方、要チェックです。
「クリムキ~ン」の言い方がかわいい♡のは、人に伝えるというより、自分に対してつぶやいているような言い方だからだと思いました。
一人遊びをしている子供みたいだったよ。クリムキ~ン♡
そんなこんなでビデオを最後まで見てしまい、休憩時間のトイレの長い行列に並ぶのであった。トホホ
本日はここまで。後半に続く。↓↓
追伸:もう明日は新潟公演ですね。忙しい~
新潟公演に行く人は、もちろんこのネタバレブログは読んでいないと思いますが、楽しんでくださいね~