こんにちはー。亜熱帯と化した東京で、ヘロヘロになっている種子島ぴーです。
さて、昌磨の新フリー『Dancing On My Own』略してDOMO(どーも)。☜神聖な歌なので、略したりしないよーに!!
期待は高まるものの、どう滑りこなすのか、やっぱりイメージがわきません。
いい曲なんですが、ジェレミー・アボットが、フレンズ・オン・アイスで滑っていたような曲。(←悪口じゃないです)
あるいは、表彰台を逃した後のパトリック・チャンが、しんみりとエキシビションで滑っていたような曲。(←悪口じゃないです、くれぐれも)
あるいは、旧THE ICEで、ジェフリー・バトルが粛々と滑っていたような曲(←だから、悪口じゃないですってば!!)
なるほど、これが「EXみたいな曲」(by昌磨)っていう意味だったのか!! (違います!!)
何が言いたいかというと、滑りの美しさを魅せるタイプのスケーターがキレイに滑っているものの、英語ネイティブじゃない人間には、歌詞が頭に入って来にくいプログラムと言いますか・・・
懸念事項としましては、手拍子で盛り上げて応援するスキがないメロディー。
手拍子なんかしようものなら、隣の観客ににらみつけられそう(笑)
今シーズンは、昌磨の調子が悪い時でも、手拍子で助けてあげられないよ~
そんな中、高橋大輔選手の新SP フォール・アウト・ボーイの『The Phoenix』は、曲が始まった瞬間から、観客がノリノリで手拍子しそうな勢い。
ネイサン・チェンの「ロケットマン」なんて、曲名がコールされた瞬間に手拍子が起こりそう。(☜曲名の印象だけです)
ちなみに、「Dancing On My Own」は大ヒットしたので、アボット選手やパトリック選手がEXに使っていないかと調べてみました(笑)
が、使用なし。
しかーし、米国の次世代スケーター:アレクセイ・クラスノジョンが、昨シーズンこの曲をショートで使っていたことが判明。
グランプリシリーズにも出場していたはずなのに、私は全然記憶にないんですよ。
Aleksei Krasnozhon, SP - YouTube
Youtubeを見ると、クラスノジョンは、きっちりした演技を見せていました。
が、「Dancing On My Own」は、見事なまでにバックグランドミュージック化していました(泣)。
となると、心配になるところではあります。
が、しかしですね。昌磨先生は、只者ではありません。
曲の平坦な箇所で、どかーんとジャンプを跳べるという特技を持っております。
『月光』なんかそうですね。
「音源を切られちゃったんじゃないか?」っていうようなシーンとした場面で、トリプルアクセルをドドーンと跳んじゃいますから。
平坦な曲に、自分の演技で強弱を付けられる。
弟の樹君がアップしてくれた練習写真を見ても、すでに強弱&アップダウン&感情が見て取れますよね。
こんばんは、樹です
— 自由人 (@jumokuno0108) 2019年8月15日
振付が終了しました!台風で大変でしたが無事にも終わり良かったです。昌磨の良い所が一杯のプログラムになりました。 pic.twitter.com/EwJxWDWkfa
どう、この感じ? すでに物語を感じます。
『月光』も、決まった直後は「難しい曲を選んだなぁ」と思いました。
「どうやって滑るんだろう」「ジャンプに失敗したら勢いが止まるな」と心配したけれど、
ジャンプを失敗しても、流れるプールのごとくリンクの上を猛スピードで滑っていく気迫あふれる昌磨に、心が躍りました!!
結局、どんな曲であっても、選手の人柄は出るんでしょうね。
振り返ってみると、高橋大輔選手の「ブルース・フォー・クロック」や「イン・ザ・ガーデン・オブ・ソウルズ」、紀平選手の「ビューティフル・ストーム」も、音楽だけ聴いたときは、何の印象も残らない曲でしたが、選手の演技が曲を完成させてしまうという結果になりました。(あくまでも私の感想です)
「Dancing On My Own」も、宇野昌磨×デヴィッド・ウィルソンによって、新たな世界観が生まれるのでしょう。
私は、デヴィッド・ウィルソンがこの曲とカラム・スコットが大好きで、いつか誰かに滑ってほしいと思っていたのだと推察しています。
そして、「昌磨なら滑れる」と思ったんだと思う。
だから、渾身の振り付けをしたはずです。
うーん、期待が高まる!!
みなさんは、どんな印象をお持ちでしょうか?
ちなみに、クラスノジョン選手の演技では、演技の終盤にまさかの手拍子が起こっていました!!
曲にビートを加えてアレンジしてあったようです。
昌磨版の「Dancing On My Own」も、どのように編曲してあるか楽しみです。
そして、フレンズ・オン・アイスのチケットは、当たるの当たらないの~??(笑)