こんにちは。月曜日にもかかわらず、晴れやかな気分の種子島ぴーです。
みなさんは、24時間テレビをご覧になりましたか?
私は、チャリティマラソンが好きではないので、今まで24時間テレビは見ていませんでした。
が、真央ちゃんが司会ということで、今年は録画もまじえながら、ところどころ見ました。
真央ちゃんの司会は、タレントでもなく、アナウンサーでもなく、わざとらしさが一切ない、素敵な立ち位置だったと思います。
そして、楽しみにしていたのは、真央ちゃんと立川ろう学校の生徒たちのタップダンス!!
耳の不自由な子どもたちによるタップダンスは、奇跡としか言いようがなかったです。
音が聞こえないのに、音楽に合わせて複雑なタップを踏むなんて、本来なら不可能ですよね。
それを大人数で合わせるなんて、挑戦しようと考えた人もすごいです。
生徒たち、いったいどれだけ練習したんだろう。
サポートした学校の先生方も、大変な労力だったと思います。
「オンテナ」という、音の振動を目と肌で感じる装置の存在も、初めて知りました。
公式サイト⇒https://ontenna.jp
開発した本多達也さんと富士通も、尊敬します。
もちろん、そのような装置があったとしても、音楽そのものが聞こえていないのに、音楽に合わせてタップを踏むなんて、至難の業。
音が聞こえる私にだって、「このステップは無理だなぁ」という難しいリズムもありました。
そして、生徒たちを引っ張っていく真央ちゃんが、素晴らしかったです。
耳が聞こえない生徒たちに代わって、合図を出し、正確な振動を刻まなくてはいけません。
「『ちょっと頑張ってみよう』というぐらいの気持ちでは難しいですよ」と、先生。
真央ちゃんは、サンクスツアーで忙しい中、週4日もタップダンスの猛練習に励んだそうです。
その間にも、カザフスタンに行って、故デニス・テン選手の追悼ショーに出演していましたよね。その時も、デニスのコリオを完璧に覚えて滑り込んでいました。
そして、本番では、長時間の司会をこなしながら、タップダンスの生本番!!
普通だったら、ふらふらでコリオなんて忘れちゃうし、足ももつれちゃいそうです。
演技の始まりに音響ミスがありましたが、真央ちゃんはアクシデントに一切動じず。
生徒たちが緊張しないように、クイクイッとコミカルに腰を振り、手話で「笑顔で」と伝える真央ちゃん。
あそこで真央ちゃんが動揺していたら、ダンスは成功しなかったと思います。
幾多の困難をくぐり抜けてきた人は、度胸が違う!!
生徒たちのタップダンスを見ながら、私は、自然と体でリズムを取っていました。
そして、さわやかな涙が…。
涙の意味は、分析しないことにしました。
また、VTRに出てくる生徒一人ひとりのコメントが、すばらしかったです!!
「よくこんなきちんとしたコメントができるなぁ」と。
深い思考で聴覚を補っているのでしょうか。
今日は、「真剣に生きる」という言葉が、頭の中を回っています。
いつまで効き目があるかわかりませんが(笑)