見ごたえのあったロンバルディア男子フリー
こんばんはー、連休最終日はいつも、ぐったり感のある種子島ぴーです。
さてさて、アリエフの表彰台が期待されたロンバルディアトロフィー男子。
最終グループが始まる前の整氷タイムに帰宅して、
友野君は見られませんでしたが、
最終グループはしっかり見ることができました。
順位は、こちら!!
1位 ボーヤン・ジン
2位 ディミトリー・アリエフ
3位 マッテオ・リッツォ
シーズンが開幕しました。応援と温かい言葉をありがとう! 👍😊ロンバルディアトロフィーで2位(ディミトリー・アリエフ)
ボーヤン、アリエフ、マッテオ君、おめでとう!!
フリーでは、アリエフが僅差でボーヤンを上回り、1位でした。
アリエフは、表彰式のために衣装を着替えたのかな?
日本と違う観客の反応が新鮮
で、まず印象に残ったのは、観客の反応です。
第一滑走のムラショフさんのときは、客席の反応も薄く、演技後の拍手もまばら。
「観客が少ないんだなぁ」と思いました。
が、アリエフのときには、観客の声援が増えて、
「アリエフ、熱心なファンがいるんだなー」と。
しかし、そうはいっても拍手の音はそこそこで、
やはり、観客は少なめ。
と思ったら、ボーヤンが登場すると、
キャー、キャー、キャーと、ものすごい声援が!!
お客さん、そんなにいるんなら、ほかの選手の時も反応してくださいまし(笑)
さらに、マッテオ・リッツォが登場すると、
声援は一段と大きく黄色くなり、
演技中に手拍子まで!!
同じヨーロッパの選手だから人気があるのか、
古代ローマ彫刻のようなマッテオ君のビジュアルが人気なのかはわかりませんが、
とにかく、日本の観客と違って、ストレートな反応だなぁと思った次第です。
アリエフ復活か?!
そんなことはさておき、待ってました!!のアリエフは、
本人言うところの“シリアスなボーカル”が入った『サウンド・オブ・サイレンス』に乗せてのフリー。
シリアスというより、陰鬱で重々しいボーカルの曲で、動きの美しいアリエフでなければ、ぼんやり過去の出来事などを思い出してしまいそうな曲かも(笑)
が、曲の始まりと共に、あっちの世界にワープしたアリエフ。
冒頭で、着氷までバレリーナのような、超絶美しい4回転ルッツを跳んでみせました。
回転の速さ、幅、流れ、表情すべてが美しい(笑)
採点表を見ると、GOEは4.37。
今シーズン取り組んでいた4回転ルッツの大成功に、見守っていたルカヴィツィンも大喜び。
西のラファ親父、東のルカ兄貴ということで、
ラファ&ネイサンと同じように熱い、ルカヴィツィン&ジーマの関係。
続く4回転トゥループは、きれいに決まった!!と思ったけど、着氷が惜しい!!
続く4T+3Tも決めて、観客席から「キャー」という悲鳴が。
後半、ジャンプにミスが出たり、ステップの動きが小さくなったり、疲労の色が見えましたが、連戦のうえ、
そもそも、常に全身を美しくストレッチして動くアリエフは、普通の選手の倍のエネルギーを消耗しているのではなかろうか。
全体的には、復活のノロシを上げた印象が。
昨シーズンも、ロンバルディアまでは絶好調だったので、このままシーズンに突入してほしい。
復活の狼煙を上げたボーヤン!!
そして、同じく復活のノロシを上げたボーヤン。
冒頭の4回転ルッツは、つま先がリンクの壁より上にいくんじゃないかというような、高いたっかーいジャンプでした。
こちらも3.91のGOEが付いております。
4回転ルッツ祭りですね。
全体的なセカンドマークも上がってきました。
というか、昨シーズンが気の毒すぎた。
ボーヤンは、ジャンプにミスが出ると、ジャッジがセカンドマークを容赦なく低くつける傾向があると思う。
つなぎとかパフォーマンスとか。
国内の試合ではジャンプが好調なのに、海外では不調なことが多いので、
とにかくVISAを早めにとって、現地入りしてほしいです。
本人の一存では、どーにもならないですけど。
欧州のマッテオ人気はすごい!!
3位のマッテオ君は、すみません、私はあまり惹かれるものが、、、。
人気急上昇だと思うので、ファンの方々にお叱りを受けそうですが、
フリーのフラメンコを見ての感想は、
「あれ~、マッテオ君って、踊れない人だっけ?」。
キャー、石を投げないで~(笑)
昨シーズンの彼の武器は、群を抜いた安定性と滑りの美しさだったと思うのですが、
新技4回転ループをプログラムに入れる緊張からか、いろいろいろいろです。
トリプルアクセルは、やはり美しい。
「目標は北京」と言っているので、ここから化けると怖い存在になりそう。
ということで、宇野昌磨選手がスイスでチーズフォンデュを食べているようなので、私も見終わった後、チーズとワインを食べて、しあわせに爆睡しました。
昌磨はいなかったけど、なんかロンバルディア杯好きなんですよね。
次は、オンドレイ・ネペラですね。