こんばんは。
ジャパンオープン週間を前に、一息ついている種子島ぴーです。
たくさんの選手がいっせいに初戦を迎えたので、 あれこれ観戦しつつも、記事にする前に満足して寝る…の怒涛の3週間でした。
しかし、ケージ・タナカのUSインタークラシックについては、 最後に海外の反応も確認しておきましょう。
どうやら、私のひいき目ではなく、 世界も「オッ!!」と驚いたようです。
まずは、Kiss and Cryさん。
#UsIntlClassic19
— Kiss and Cry (@KissandCryBlog) 2019年9月21日
"#KeijiTanaka (JPN) steals the show". He achieved the gold after a vibrant routine as #SotaYamamoto (JPN) climbed to the second place to take the silver. #VincentZhou (USA) couldn't retain the first place and finished in the third spot. https://t.co/Cha4tmuzne pic.twitter.com/6EbYspuZqQ
(訳)
日本のケージ・タナカが、場をかっさらった(ショーを独り占めにした)。
彼は、生き生きとした演技で金メダルを取り、山本草太も2位に順位を上げて銀メダルを取った。米国のヴィンセント・ジョウは、トップをキープできず、3位に終わった。
https://twitter.com/Japan_Olympic/status/1175697513724039168
「場をかっさらう」という表現から、会場が盛り上がって、観客の目を引いたことがうかがわれます。
写真の表情が、激しく素敵(笑)
「This and That」の翻訳(空耳含む)
続きまして、おなじみ「The Skating Lesson」の「This and That」より、 表現力&音楽性のある美形スケーターが大好きなジョナサン氏のコメント。(聞き間違いがあったらすみません)
This and That: US Classic, Ondrej Nepela Memorial and JGP Poland (Satoko Miyahara) - YouTube
刑事は、能力があるのに、えーと、なんて言うか、
大失敗する危険があったけれど、 あのバージョンの「Hip Hip Chin Chin」を演じた。
あのプログラムは、彼に存在感を与え、「彼にあんなことができるなんて、知らなかった」というような未知の要素を引き出したと思う。
僕は、すばらしいチョイスだと思ったよ。彼は見事に演じた。
今まで見た他のスケーター(の弾けた演技?)ほどは、完全にさらけ出してはいなかったかもしれない。
でも、予想以上の能力を見せてくれて、すごいと思ったよ。
(草太も、本当に美しい姿勢と立ち居振る舞いのスケーターで、彼の演技を見られるのはいつもうれしいよ。)
(また刑事君の話に戻る)ケージのフリーは、ちょっとした進歩が見られたけれど、今シーズン期待していた範囲内のものだった。
でも、ショートは、想定外のビーッグ!!な進歩だよ。すばらしい。
相方のデイブが、「じゃ、次の話題に行こうか」となったとき、ジョナサンが、「ちょっと待ったー!!」とストップして、ケージ・タナカと草太くんの話を始めました。
ジャパンタイムズ記事抜粋訳
ケージ・タナカ、ソルトレイクで飛翔
ソルトレイクシティーで、ケージ・タナカが男子シングルのタイトルを取り、日本に(男女)連勝をもたらした。
ケージ・タナカが国際大会で優勝したのは、香港で2017年に開かれたアジアン・オープン・トロフィー以来のことである。
(そのときの演技の翻訳はこちらです↓)
タナカは249.96点を獲得し、240.11点の山本草太と共に、ユタ州で開かれたこの大会で、1、2フィニッシュを決めた。
岡山出身のケージは、フリープログラムで3本の4回転ジャンプに挑み、トゥループで転倒し、1本目のサルコウでマイナス評価を受けた。
しかーし、22歳のケージは、スピンとステップで輝きを放ち、そのすべてでレベル4を獲得した。
彼は、試合に臨むにあたっての意気込みを、こう語った。
「最初の試合だったので、いくつかの挑戦を自分に課しました。それをいくつ達成できるか、確かめたかったんです」
「順位よりも、演技の中味に集中しました。うまくいったので、結果としてメダルが取れました」
タナカは、4回転トゥループの転倒は、いくつかの要因によるものだと考えている。
「僕の体力的なものと、ここの標高がちょっと高いことが原因です」
と、標高1288メートルにあるソルト・レイク・シティーについて触れた。
「課題のうち70%は達成できました。もう30%伸びしろがあります。それらは、次の試合の課題です」
タナカは、フリーの「シャーロック・ホームズ」と、改善したい点について話した。
「もっと体力が付けば、表情や体の動きにもっと気を配れます」
「私の演技は、映画の中で観たものから来ています。観たことを、まだ十分に演技に落とし込めていません。どう演技したいかというイメージを、完成させる必要があります」
(「シャーロック・ホームズ」は、これからさらにユニークで面白いものになりそうですね。)
来たるグランプリシリーズ(スケート・カナダとカップ・オブ・チャイナに出場予定)と、彼自身のビジョンについても話してくれた。
「グランプリシリーズに向けて、この大会での課題を精査してみたいと思っています。プログラムについても、もっともっと進化させていきたいです」
「僕はスケーターであり、アスリートです。こんなふうに、戦いながら、結果を出す必要があります」
「毎年、新しいプログラムを滑ります。新しい自分を演じることを楽しんでいます。この感覚を、キープしたい。毎シーズン、自分だけのプログラムを創ろうとしています。楽しみたいんです。練習して、演技のレベルを上げます」
なんだ、なんだ、やけにかっこいいじゃないか!!
というところで、おやすみなさい。