こんばんは。ブログを書く時間がなかなか取れない種子島ぴーです。
読みに来てくださった方、すみませんでした。
さて、おなじみ「This and That」のデーブとジョナサンが
フランス杯の宇野昌磨選手について、
おしゃべりしている箇所を、ざっくり短く訳したいと思います。
私がうまく言えなかったことを、見事に表現してくれています。
昌磨と違う言語で生きている人たちが、言葉無き昌磨の演技そのものから、このようなことを感じ取っていることに驚きました。
(抜粋翻訳)
デーブ 荒れた演技といえば、昌磨の話をしよう。
昌磨は、最も愛されているスケーターの一人。
パフォーマンスの質や音楽性に何らかのエネルギーを感じさせる。
ジョナ 明らかに失敗したショートプログラムでさえ、「彼の演技を見て素晴らしい時間を過ごせた。彼の演技に夢中になったよ。今シーズン見た中で、最高の演技だ」と、人にしゃべっていた。
はちゃめちゃだけど、熱い演技。
お気に入りのスケーターが崩壊するのを目にしているのに、「どう、素晴らしいだろ?」って。プログラムは、とにかくすごーく素晴らしいと思う。
デーブ デヴィッド・ウイルソン振付のフリーの曲で、氷の上を転倒しまくって自分を傷めつけながらなお、彼は、感情や細かなニュアンスを演技に加えていたよね。
ジョナ そーなんだよ。ちょっと心が痛かったけど、心が痛んだけれど、同時にとても美しかった。
なぜ、(あんな状態でなお)彼が感情を閉ざさず、感情を表現できるのか分からない。
まるで、演技することで、フラストレーションを発散しているかのようだった。
とても素晴らしい何かがあったよ。でも、危うさも感じた。
…あとは、転倒が多く体を傷めたアンナ・ポゴリラヤの話や、コーチとして佐藤有香さんはどうだろう? 過去の夏にジャンプコーチをしたウリアシェフは、昌磨からコーチを打診されていないらしい。ウリアシェフは、昌磨は教えにくい生徒ではないと話していた。足首がどういう状態かはわからないが、プログラムはすばらしく、観客は彼に引き付けられる。演技後はスタンディングオベーションが起こり、すごい雰囲気だった…などと話していました。
私は、自分の感性を信じたいので、「宇野昌磨って、ジャンプでミスしたんでしょ?」とか「ぜんぜんダメだよね」とか人に言われても、
「特にフリーの演技はすばらしかった」と言い切っていました。
「This and That」の二人が、同じように感動していたことを知り、「やっぱり、感じる人は感じ、見ている人は見ているんだな」と、思ったのでした。
えっへん!!