こんばんは。グランプリファイナル男子の試合直前に、急にドキドキしてきた種子島ぴーです。
本日、SPの滑走順の抽選があり、こうなりました。
- ケビン・エイモズ
- ボーヤン・ジン
- ドミトリー・アリエフ
- ネイサン・チェン
- アレクサンダー・サマリン
- 羽生結弦
とりあえず、全選手のファンが、ストレスなく見られる滑走順になってよかったと思います。
報道では、“ネイサンと羽生選手の一騎打ち”ってことになっていますが、そのほかのメンバーも、個性的なメンツが集まっています。
私が演技を楽しみにしているのは、当然ですが、アリエフです。
この6選手の中では、優美な前身の使い方がピカ一だと思います。
抒情的な表現のできる選手がいることで、大会の深みが増すというものです。
ロステレコム杯で封印した4回転ルッツは、戻ってきているでしょうか。
初めてのグランプリファイナルで、臆することなく、いつものゆったり伸びやかな演技をしてほしいです。
そうすれば、表彰台もありかなと。
そして、ビザ問題もなく、今回は無事に現地に着いているボーヤン・ジン。
ボーヤンが加わって、グランプリファイナルの華やかさが増しました。やはり、スター選手です。
ボーヤンの大会成績を左右する、SPのファーストジャンプ。
今シーズンは、リンクの壁からかなり手前で跳ぶようになっている気がします。
助走を短く変えたのか、跳び急いでいるのか分かりませんが、なんとしても成功させてほしい!!
ボーヤンがジャンプに失敗すると、ジャッジがこれでもかってくらいセカンドマークを下げるので、心が痛くなります。
ボーヤンが表彰台争いに加わると、面白いですよね。
今シーズン、ぐぐっと頭角を現したのが、ケビン・エイモズ。
もともと身体能力の高さは一目置かれていましたが、今シーズンは特に、動きのキレが半端ない。彼が、キレッキレの演技をしたとき、ほかの選手の動きが緩慢に見えるということも考えられます。
そのあたりが、トップ6人並んだときの面白さ。通好みのコリオも、特にSPのプリンス好きです!!
サマリンに対する私の以前の印象は、「バタついた演技と趣味のよくない衣装の人」というものでした(暴言すみません)。
しかし、今季はかなり安定しています。
そして、サマリンの4Lz+3Tは、破壊力抜群!!
ロステレコム杯では、SP5.09、LP5.42のGOEがついて、基礎点の15.70とあわせて、冒頭のジャンプだけで20点以上をたたき出しました。
「加点が付きすぎでは?」という声もあったようですが、身長180センチ弱のサマリンが目の前でダイナミックに跳び上がったら、そりゃあ審判も度肝を抜かれるってもんです。
彼の4Lzを見た後で、ほかの選手の4Lzを見たら、こじんまり見えてしまう…という可能性だってあります。そこもまた、トップ6人並んだときの面白さです。
ショートでもフリーでも4Lz+3Tが爆発したら、表彰台ありだと思います。
ネイサンも、アリエフの次に応援しています(笑)
たぶん、衣装は、これまでと同じでくると思います(笑)。
余計なことは変化させずに、改善すべき点に集中してきているのではないかと。
ネイサンの傾向として、世界選手権に照準を合わせていると思いますが、かといって、グランプリファイナルで2位になるつもりもないでしょう。
1週間ちょっと、ラファ親父のもとで練習している様子。(と言っても、期間としては短いですね)
グランプリファイナルの後、大学の試験もあるらしく、この人の時間の使い方は凡人には真似できそうにありません。
ネイサン、滑走順の抽選会で姿が見えなかったけど、大丈夫かしら??
みんながハッピーに演技ができそうな、なかなかいい滑走順ですね。
試合が楽しみになってきました。
というか、なぜかドキドキしてきました。
昌磨も、こーしろー君やデニスと一緒に、スイスで見てるかな??