オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

大接戦!!優真&駿くん頑張れ!!Jr.グランプリファイナル男子

こんばんは。ジュニアグランプリファイナル男子SPを、ライブで見てしまった種子島ぴーです。

眠い。シニアの試合、起きられないかも(笑)

 

でも、見てよかった!! 6人全員が素晴らしかったです。

順位は、一番最後に載せますので、知りたくない方は途中でストップしてください。

 

トップバッターは、ダニエル・サムソノフ君。 

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ジュニアグランプリシリーズ初参加で、ファイナル進出です。

冒頭の3Aで、着氷の重心が後ろに乗ってしまい、転倒。

失敗すると、しょんぼり気味になるのが、少年らしくてかわいい。

しかし、崩れずに最後まで演技します。

解説も、「テクニックはすばらしい。アメージング。ポーズ、エッジのクオリティもスピードもすばらしい」と絶賛。

 

続いて、佐藤駿くん。

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いつにも増して軽やかで、落ち着いていました。

ジャンプもすべて加点がつき、自信に満ちた演技。

終わって観客に挨拶している時、なぜかコテッと転びそうになって、笑いを誘っていました。

解説「スピード、流れ、空中姿勢も素晴らしい。ブラケットからの3Aも見事。日本人選手はみなそうだが、技術レベルが高い。パーソナルベストに近い点数が出るだろう。なんというジャンパー。なんというスケーター」。

 

そして、鍵山優真くん。

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冒頭の表情は、ジュニアとは思えない表現力。

が、冒頭の3Aが2Aに。彼にしては、珍しい展開!!

しかし、リンクを移動するスピードが“華やか”。

柔らかい膝も気持ちいい。

ただ、なんとなく、いつもより演技が抑えめか??

 

解説「トリプルアクセルは残念でしたが、それに影響されない安定感ある演技。

グランプリシリーズでは、ミスはなかったのに、ここで3Aのミスは残念。

スピード、着氷の流れ、空中の体の締め方などすばらしい。

フライングシットスピンは、完璧にセンターで回ってます。難しいポジションでレベル4を取りました」。

 

続いて、ピーター・グメニクくん。

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長い手足を使った、正統派な滑り。

あまり失敗するイメージはない選手ですが、珍しくアクセルで転倒してしまいました。

今日は、アクセルの転倒が多い。

ジュニアには、3Aは難しいジャンプだと改めて思いました。

音をいっぱいに使った丁寧な滑りで、ジュニアとは思えない、落ち着きと独創性を感じます。

解説「クラシックなラインを持った、美しいスケーター。体の動きが美しい」。

 

次は、イタリアのダニエル・グラスルくん。

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曲は、『アマデウス モーツァルト』。

すごく、すごく凝ったコリオ。

と思ったら、リショーさんの振付ですね。

スピンのポジションが、足がつりそうなくらい独創的でした。

 

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コンビネーションジャンプを跳ぶタイミングが崩れて、変わったジャンプミスになってしまい、落ち込んでいました。

 

最終滑走は、アンドレ・モザレフ。 

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すべてにおいて安定感と高いクオリティがあり、

とてもジュニアには思えませんでした。

ジャンプの空中姿勢が、まっすぐ垂直で、姿勢がとてもきれいです。

スプレッドイーグルからのアクセルは、威風堂々という感じでした。

 

SPの結果はコチラのようになりました。

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なんとなんと、鍵山優真君が6位発進です。

が、心配ご無用です!!

点差が少ないので、全員が団子状態と言って差し支えないでしょう。か?(笑)

フリーでは、4回転ジャンプが入ってきますので、優勝の行方はまったくわかりません。

優真&駿くん、フリー楽しみにしています。