こんばんは。代々木競技場で、
全日本選手権男子SPを観戦してきた種子島ぴーです。
書きたいことはいろいろあるのですが、
今日のところは、昌磨のSPだけ、ざっとご報告しますね。
昌磨は、第4グループの第一滑走でした。
整氷タイムのあとです。
昌磨が、選手紹介と6分間練習で登場するのを、
オペラグラスをかまえて待っていると・・・
突然、ものすごーーくまぶしい人が登場。
第一滑走だからか、一人だけジャケットを脱いでおり、
“ひとりエレクトリカルパレード”っていうか、“自家発電”っていうか、
とにかくキラキラキラ、ものすごい光を放っている昌磨のニュー衣装。
実物は、写真の数倍キラキラしています。
フリーの衣装もまぶしいけど、ショートのニュー衣装も、
負けないくらいまぶしいです(笑)
(追記)
引き続き、カナダのマシュー・キャロンさんのデザインですね。
インスタの2枚目の画像で、デザインのデッサンが見られます。
そこへ、島田高志郎くんも合流。
コーシロー君のブルーの衣装も、キラキラ光っております。
さらに、ケージ・タナカが合流。
おぉぉぉー、ケージ・タナカの衣装も、キラキラしてるよー!!
以前の生地に光モノがプラスされて、袖も半そでからロングスリーブに。
赤味も加わって、一気に華やかなベルサーチ風色男に仕上がっておりました。
昌磨に話を戻すと、リンクの外でうろうろして、じっとしていられない様子。
こまめに動いては、自家発電を繰り返し、キラキラ、キラキラしております。
こういう、内側からのエネルギーで自然と体が動いてしまうときの昌磨は、
いい演技をしますです(笑) 期待が高まります。
そこへ、ランビ伯爵が登場。
いつにも増して、“伯爵感”強めのブラックコート&おしゃれな巻き方のブラックスカーフ。
うーん、ヨーロピア~ン♪
伯爵が昌磨の衣装の背中の部分をつまんで、
「ちよっとブカブカなんじゃない? 少し後ろを詰めたら?」みたいな会話をしているように見えました。
ま、この時点で衣装をどーこー言われてもどうにもならないので(笑)
我らがエレクトリカルボーイは、リンクへGOGO!!
6分間練習では、きれいな軸の4回転トゥ+3回転トゥのコンビネーションを決め、
「昌磨も4+3入れるのか!!」と、期待が膨らみました。
スタートは、いつもと違って、ちょっといたずらっぽい表情で始まったように見えました。
「へへっ、やっちゃうよ!!」みたいなね。
見ている私も緊張しているので、
曲が始まるとすぐに手拍子。
手拍子とジャンプを跳ぶタイミングが合うか心配しましたが、
冒頭の4回転フリップは、ふわっと軽く跳んで、見事に着氷。
3.93の加点が付きました。
「もー、こうなったら、がんがん手拍子しちゃえ」と思って、ふと見ると、
なんとなんと、ランビ伯爵も、「ワカンタンカ ハンカタンカ」のリズムに合わせて、手拍子してるよ!!
いえーい!!楽しい。
続く4T+2Tは、4回転がとても軸のきれいなジャンプだったので、3回転を跳ぶと思ったら、軽く2回転に!!
後から昌磨が「3回転、逃げちゃった」と言っていましたが、もったいなかった。
昌磨の調子がやけに良すぎるので、アクセルで転倒するのではないかと脅えて見ていましたが、速い回転でピタッと着氷。
どーだー!!という表情で、客席をぐーっと見渡します。
こういう表情は、珍しいと思う。+3.09。
演技中は、何度も笑っていて、なんだかとにかく楽しそうでした。
ステップに入る前に、
ふっふっふっふっ、俺を見ろ
みたいな、悪い表情してましたねー(笑)
ステップは、スピードがあったし、推進力がすごかったです。
どんどこ どんどこ♪の音に合わせて、ぐんぐん ぐんぐん 前進します。
グランプリ大会で取りこぼし大会だったステップとスピンも、
今日はオールレベル4でした。
フィニッシュと共に、振りかぶってからの~ガッツポーズ。
ランビ伯爵も、リンクの外でシャキーンと胸を張って、一緒にフィニッシュのポーズを取ってましたよ。
昌磨は、うれしさを抑えきれないのか、
氷で遊ぶ子どものようなしぐさで、
ぽーんとリンクを蹴り、
両手をあげて、ぴょんぴょんとガッツポーズ!!
本当にいい表情。
本当に楽しそう。
リンクを降りると、伯爵とハイタッチして、がっしりハグ♡
お帰り。スケート大好き少年。
105.7。
フリーでは、優勝に向けて、何かしかけてくる…かな?