おはようございます。
チャレンジカップ男子SPを見て、ヘロヘロな種子島ぴーです。
昌磨とケージ・タナカの演技を、ざっくりすぎるほどざっくりと、振り返ってみてもいいでしょうか?
元気いっぱいの昌磨
昌磨の演技は、本当にあっというまに終わってしまいました(笑)
あのキラキラの自家発電衣装を持ってしても、
薄暗く見える会場。
6分間練習では、4回転ジャンプを跳ぼうとして、タイミングがつかめない様子でした。
だいじょーぶかなぁ…と、どきどき。
しかし、スピードは出ている様子。
前滑走者のジョナサン・ヘスの点数を待つ間、画面にシャーっ、シャーっと疾風のように、昌磨の頭が横切ります(笑)
スタート位置に立つと、いきなり音楽がかかりました。
今大会は、音響さんが慣れていないのかも。
ジュニアでも、第一滑走の選手の曲が出なくて仕切り直しになったし、
昌磨もケージ・タナカも、曲がかかるタイミングがフライング気味でした。
しかーし!!
続く4回転トゥ+3回転トゥのコンビネーションは、
4回転がステップアウトして、コンビネーションに出来ず!!
まずい!!
急にドキドキする私。
3A大丈夫か??…ちょっとヒヤッとしたけど、無事に着氷!!
エネルギーが余っているというか、元気はつらつというか、
楽しそうに滑っているけれど、若干、エネルギーを制御できていない感のある本日の昌磨(笑)
ただ、演技で放つエネルギーは、段違いですね。
オランダのお客さんも圧倒されていました。
オレンジの「チューリップ」の広告看板の前を、何度も駆け抜ける昌磨。
スピードが速すぎて、文字が見えません。
演技を終え、「おっとっとっ」と、後ろに転びそうになる昌磨。
あいさつを終えると、ランビ伯爵のほうを見て、「セーフ」のジェスチャーをしました。
4回転トゥで転倒しそうになったことを指しているのかな?
昌磨はセーフでしたが、
入れ違いにリンクに飛び出して行ったフラワーガールが、
思いっきりころんじゃってアウトでした(笑)。
ぎょっとする昌磨(笑)
直前まで昌磨の演技に見とれていたのか、エッジカバーを付けたまま、リンクに飛び出してしまったようです。
その後、リンクに落ちたカバーを、昌磨が拾ってあげていました。
キスクラで、「あそこでおっとっとってなって」「重心がこっちに寄って」みたいな分析をする、昌磨とランビ伯爵。
言葉が通じないはずなのに、あらゆる動きがぴったりシンクロしていてすごい!!
どーなってるんだ??
点数は91.71で、SP1位です。
ジャンプに大きな伸びしろを残しましたが、
90点台に乗せられたのはよかったです。
オーラを増すケージ・タナカ
最近、オーラが増してきた感のあるケージ・タナカ。
選手紹介で、一人だけ後光がさしたので驚きましたが、
スポットライトが、うまくあたっただけのようでした。
とはいえ、身のこなしの優雅さや、はためくシャツの袖など、
全体的に風格があって目立ちます。
ここオランダで、どんなHIP HIP CHIN CHINを見せてくれるのか??
期待が高まったところで、フライング気味に曲がスタート。
まだ集中していなかったのでは??
出だしの打楽器のポンポコポコポコ、ポンポコポコポコのリズムに合わせたコリオが、全日本のときよりも細かくなっていたように感じました。
冒頭の4回転サルコウは、着氷でステップアウト。惜しい!!
しかし、続くトリプルアクセルは、特注のラージサイズ!!
観客席に飛び出してくるのではないかと、緊張が走りました。
もちろん、すばらしい着氷で、大きく加点!!
が、得点源のコンビネーションジャンプが!!
ルッツで転倒してコンボに出来ず(涙)
ケージ・タナカにしては珍しい転び方をしたような…。
しかーし、ステップシークエンスは素晴らしい!!
脚の筋肉を使って、一蹴りでグイン、グインと前進するこの感じ、大好きです。
「体もよく動いていますよ」(八木沼純子風)
「上半身の使い方もいいですね」(荒川静香風)
スピンもステップもレベル4でしたが、
ジャンプが惜しかったです。
75.54で、第3位。
フリーの『シャーロック』で巻き返して、順位をあげてくれると思います。
そのほかに、印象に残ったのは、
- 膝を使ったリズムの取り方が心弾むジョナサン・ヘス(SP2位)
- ケビン・エイモズをほうふつとさせるピーター・ジェームス・ヘレン(SP11位)
- 滑りの格が違うイスラエルの英雄アレクセイ・ビチェンコ(SP4位)です。
みなさんの感想はいかがでしたでしょうか。
おやすみなさい(笑)