こんばんは。体力と集中力の限界が近づいている種子島ぴーです。
世界選手権2017のSPを最初から見たら、5時間半くらいかかりましたよ(笑)
せっかくだから、好きな選手だけ見るのも違うかな・・・と思って。
その後、ブルーレイディスクレコーダーが壊れてしまったため、2時間番組『浅田真央 HERO』をリアルタイムで見ざるをえず・・・
昌磨も登場したし、見てよかったけれども、若干無謀な週末です。
◎昌磨といえば、樹君のインスタストーリーに、走る、はねる、止まる、見つめるトロちゃんの動画がアップされています。まだ見られます。
男子SPで、印象に残ったこと
印象に残った演技と選手を駆け足でメモっておくと、
- マレーシアのジュリアン・ジジュン・リーは、今よりもふっくらして、パワー系だった。コンビネーションジャンプでは、「深く沈んで高く跳ぶ」といいう言葉が浮かんできました。
- 引退したケビン・レイノルズ。相変わらずの長い脚で、きれいな軸の4S+3T。
- 整氷タイムに「日本と日本人が気になるわ。日本の旗を持ってる人は揚げて」みたいなアナウンス。
続いて、楽屋裏のケージ・タナカのサービスショット。ビデオでは、1:54:54あたり。会話が聞き取れるくらい至近距離からのアップでした。 - 続いてマッテオ君の美しい横顔も、ずっと映されていました。
- ベルギーのヨリック・ヘンドリックス(昨年引退)も、密着取材かと思うくらい長々とカメラをを回されています。
- ポール・フェンツ、欧州だけあって人気ある。
- デニス・ヴァシリエフス。4回転はないけれど、完璧な演技。ハードな曲に100パーセントマッチした滑り。ランビ伯爵のところへ行って、たくましくなりましたよね。キス&クライでは、ランビ伯爵がデニスにキスしちゃうんじゃないかとドキドキしました。
- この頃のコリヤダ君は、「お命ちょうだい」目線からスタートをしていた。切れ味鋭い演技で、空飛ぶルッツ。キス&クライでは、チェボタリョーワ監督の“千年に一度の笑顔”が見られます。
- 心躍るボーヤンの『スパイダーマン』。つなぎの部分でも、エネルギーを惜しまずに飛び跳ねていて、すばらしー!!
- 故デニス・テンさんの洗練されて風格のある滑り。まだ、亡くなったことが信じられません。
- ネイサンの『海賊』。体のラインも衣装も素晴らしい。ポジショニングが、どこを切り取っても完璧です。それでも、今のヒップホップのほうが、ネイサンの魅力が引き出されているのが興味深いです。アクセルが残念すぎ。
- アレクセイ・ビチェンコも、いつものようにキレキレ。ビチェンコとブジェジナは、これだけ長くトップグループにいて、すごすぎる。
- このときのミハル・ブジェジナは、米国版『スーツ』のハーヴィー・スペクターに雰囲気が似ている。
- ハビエル・フェルナンデスの細いウエストのラインが好き(笑)。圧巻の演技。
- パトリック・チャンが、調子を落としていない時期の演技。氷の上で自由自在。
リンクはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=zYbREDYcICU
世界観の創り方はピカイチな昌磨
そして、4時間47分過ぎから、キラキラ昌磨登場!!
今では見られないこのシーンですが、二人とも笑顔で楽しそうです。
スタート位置についた途端、『ラベンダーの咲く庭』の世界に入り込む昌磨。
この表情です!!
ラベンダーの咲く庭にたたずむ青年が、わたしには見えましたよ。
見ている人を作品の中に引っ張り込む力がすごい。
こちらが何の心の準備もしていなくても、一瞬でイギリス式庭園の中へ。
空気や光を包み込むような、腕の動き。
4回転フリップも、4回転と3回転のトゥループのコンビも、深く沈むひざで音楽の一部になっています。
上半身を大きく振りながら、音楽に合わせて強弱をつけて回れるのは、黄金の腹筋のなせるわざか??
軽く口元を引き締めてから、飛距離のすごいトリプルアクセルをドーン。
リンク周辺の海外カメラマンたちも、演技が進むにつれて、昌磨にぐいぐい持っていかれているのがわかります(笑)
演技が終わると、ガッツポーズが出ました。
そして、ご挨拶する位置まで、トコトコトコと走っていく姿がかわいい。
美穂子先生も大喜びです!!
リンクから引き上げるときに、美穂子先生のほうを向いて、小さくガッツポーズをしていました。
・・・と、説明的なことを書く必要もないのに、私は何を書いているのでしょうか(笑)
何回見ても、まだまだリピートして見られる演技です。
何度も巻き戻して見ているうちに、日が昇ってきてしまいました。
おやすみなさい!!