こんばんは。東京の感染者数も増えてきて、
そろそろ家にこもったほうがいいかなぁ…と真剣に感じている種子島ぴーです。
さて、スターズオンアイスは中止になりましたが、
アイスショーでは、新しい競技・EXプログラムがいち早く見られたりするのも楽しみの一つです。
加えて私は、お気に入りのスケーターが他のスケーターと一緒に滑ることで、違った一面が見られるグループナンバー、コラボナンバー、ペアナンバーも大好きです。
ということで、この数年、人気者として重要なプロに起用されるようになった昌磨の、
私のお気に入りグループナンバーBEST5をあげてみます。
第1位 Feel it still
私が繰り返し見てしまうのは、スターズ・オン・アイス2018で、
昌磨、ハビエル・フェルナンデス、スコット・モイア、パトリック・チャン、エリック・ラドフォードの5人で滑った『Feel it still』。
なんとなく、ハッピーな気分になりたいときは、このナンバーを見ます。
振付が、ややアヤシイ昌磨。
周りのスケーターを目の端で追いながら滑る昌磨。
ワンテンポ、動きがずれたりする昌磨。
そういった完ぺきではない雰囲気も含めて、
Feel it stillな気分です。
そして、なんといっても“トンネル昌磨”が可愛すぎる♡
途中、みんながすいーっとリンクの端のほうに滑っていくのを、
「待って待って~」って感じで、必死に追いついてハビのシャツをつかむ昌磨。
そして、トンネル~~きゃー、間に合った~(笑)
ジェフリー・バトルによる、素敵なコリオです。
昌磨のために付け加えておくと、他の海外スケーターは、昌磨が合流するよりも前にこのプロを練習していたという記憶があります。
カナダのスターズ・オン・アイスでも、メンバーを増やして演じられました。
そちらは、衣装もダークで大人な感じに仕上がっております。
でも、日本公演のほうが、原色オン原色のあり得ないカラーの衣装が(笑)
反対に楽しい雰囲気。
街中やスポーツジムでこの曲が流れてくると、それだけで楽しい気分になって、
テンションが上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=1sXRxtHexa0
第2位 五銃士!!
昌磨、ボーヤン、ネイサン、コリヤダ君、ヴィンス!!
当代きってのメンズスケーター5人がそろい踏みしたTHE ICE2019。
曲は、ボンジョヴィの『You Give Love a Bad Name』です。
もー、最高にゴージャス!! 最高に盛り上がる!!
5人まとめて大好きになれるナンバーです。
まずは、前年からの「THE ICE三銃士」昌磨、ボーヤン、ネイサンが登場。
私が見た初日は、シルバーのきらきらジャケットを着ていたと思います(たぶん)
スポットライトが当たった瞬間、
キャー、わー、ギョエー、待ってましたー!!
しょーまー、ぼーやーん、ねいさーん!!
と、各々の叫び声がこだまして、カオス状態に。
誰もが知っている
♪しょっするーざぁー あん ゆーとぅぶれー
ゆぎぶ らーぶあ ばっねー♪
の音楽に乗せて、しょーまー、ぼーやーん、ねいさーんそれぞれの見せ場があり、
3人揃っての4回転ジャンプも!!
仲間と跳ぶ4回転ジャンプに、3人ともがわくわくしているのが伝わってきました。
やがて、キンキラ上着を脱ぎ捨てた3人に、
コリヤダ君とヴィンスが合流!!
このときのコリヤダ君の気合の入り具合が、とても好き♡
盛り上がるだけ盛り上がった会場の空気に負けじと、
パワー全開でリンクの中央まで踊り出てきます。
5人で少し滑ったら、円陣になってスピンをしてフィニッシュ。
えーーーー、もう終わっちゃうのぉぉぉ。
短かすぎるよ!!
最終日には、「ここに三銃士から五銃士、結成!!」と、正式にTHE ICE五銃士の結成がアナウンスされました。
今年はどうかな?
THE ICEが開けるといいなぁ。また五銃士が集まらなくちゃ。
この一年で、いろいろなことがあった5人。もし、また五銃士が見られるなら、観客にとってもスケーターにとっても、特別なものになりそう。
https://www.youtube.com/watch?v=XSsp1pnYgxU
第3位 伯爵と昌磨至高のコラボ
もはや伝説になりつつある、スターズ・オン・アイス2019での昌磨とランビ伯爵のコラボ『冬』。
通常の「アイスショーでのコラボ」というレベルをはるかに超える、とんでもない出来でした。
平昌オリンピックで昌磨が銀メダルを取った『冬』と、
トリノオリンピックでランビ伯爵が銀メダルを取った『冬』をドッキングさせ、
さらに新しいパートを加えたものだったのですが、
私は、意地とプライドをかけて、それぞれが滑り込んできたナンバーだと思っていました。
特に、(昌磨はオリンピックの後でしたが)ランビ伯爵は、銀メダルから月日が経っていました。
しかし、微塵も色あせることなく、むしろ、当時よりうまくなっていました。
最近のインタビューによれば、本番まで2、3時間しかない時点で、
「昌磨プロ前半、伯爵プロ後半。で、新しいパートを最後に振付してシルブプレ」って依頼されたらしいです。
ランビ伯爵すごすぎ!!
当時私が感じたのは、前にも書きましたが、
「意地×プライド×思い入れ×伯爵×王子×愛が、どかーんとケミストリーを起こして、一人で演じるよりも、かなりすごい演技になっていた」ということです。
とにかく、緊迫感がすごかった。
お互いの動きを射るように見つめる二人。
背中に目が付いているかのようなランビ伯爵。
攻めてくるような音楽。
緊張感を高める、冷蔵庫のようにキンキンに冷えた会場。
いやー、すばらしかったっす。
「昌磨は滑っているとき、私の動きを読んでいるようでした。
彼は、すごく先を読める人で、私の肩の動きやヒップの位置から、
次に私が何をするかを予測できたのです。」
と、のちに伯爵は当時を振り返っています。
「フレンズオンアイスでのコラボナンバーは自分でも感動して、
これからのスケート人生において大きな経験となりました!」
と昌磨。
2、3時間しかないのにこれだけの演技ができる二人なら、アイコンタクト、ワンワード、ジェスチャーで意思疎通ができるのも納得です。
ぜひ、窓を開け、部屋の温度を10度以下にしてお楽しみいただきたいプログラムです。(うそです。風邪ひかないで!!)
第4位 美しいとかわいいの眼福コラボ
フレンズオンアイス2019の高橋大輔、チャーリー・ホワイト、宇野昌磨による眼福コラボ『ラプソディ・イン・ブルー』。
ストーリー設定は、(独自解釈)敏腕先輩ビジネスマンの大ちゃんとチャーリー王子に、
ついていけないユル目の新人社員昌磨。
「あくせく働かないで、先輩たちも自由にノビノビ生きてくださいよ」ってことで、スーツの上着を脱ぎ捨て、仕事をさぼるように誘惑します。
敏腕先輩ビジネスマン2人も、「仕事をさぼってみたら、けっこう楽しい!!」ってことで、3人で喜びの舞。という感じでしょうか。
振付は、見るたびに小顔になっていくチャーリー王子。
アタッシュケースを小道具に、先輩が投げたケースを昌磨がヒョイッと受け止めたり、
コミカルな演出もあり、昌磨のかわいさと運動神経が光ります。
大ちゃんとチャーリー王子のクールで美しい滑りが、昌磨のわちゃわちゃ感を引き立てる演出になっていました。
なんといっても、先輩二人と共演する昌磨が、とっても楽しそうで生き生きしてるんです。
大ちゃん大好き昌磨です。
第5位 フレンズオンアイス2019 フィナーレ
第5位は・・・ザギトワ選手とのペアコラボ!!
と言いたいところですが、違います!!
フレンズオンアイス2019のフィナーレです。
まさに昨日延期が決まった「東京オリンピックを応援する」がテーマのグループナンバーです。
主演者がいろんな競技の選手に扮するのですが、
昌磨は、野球チームのバッター。本田武史氏がキャッチャーを演じました。
ソロの場面は、武史氏が投げた球を、バントしたりするくらいだったのですが、
昌磨ウォッチャーの私としては、何気ない場面で
バットをゴキゲンにプイプイ揺らしながら歩く昌磨がツボでした。
そして、陸上のリレーチームとして、リンクからはみ出しそうでヒヤヒヤするくらい高速でリンクを周回する高橋大輔氏とランビ伯爵も、鮮烈に印象に残っています。
ほんとに、ヒヤヒヤしたんですよ。
私の見た回では、バトンを持ってダッシュする陸上選手高橋先輩に、
何を思ったか野球のユニフォームを着た昌磨が、
かけっこのように猛ダッシュをかけている姿が印象的でした(笑)
以上、私の中の宇野昌磨コラボプロベスト5でした。
みなさんのお気に入りと、かぶっていますでしょうか?
他にもいいプロがあれば、お便りください!!(って、そんなコーナーは、ねーですな)