こんばんは。寝る前に、目が覚めるようなニュースを見てしまった種子島ぴーです。
アレクサンドラ・トゥルソワ選手が、4回転フリップを女性で初めて公認大会で成功させたスケーターとして、ギネスに認定されました。
昨年のグランプリファイナルのフリー『ゲームオブスローンズ』での演技です。
そのときの4回転フリップはこちら。
インスタグラムに、動画があるのでご覧ください↓
4回転フリップでのギネス認定と言えば、どうしたって昌磨のことが浮かびます(笑)
昌磨が認定証を授与されたのは、ジャパンオープンの会場でしたね。
昌磨のタイトルが、First quadruple flip jump in a figure skating competition (male)なので、
トゥルソワ選手は、First quadruple flip jump in a figure skating competition (female)になるのかな。
わーい、おそろいだ!!(なんてね…)
トゥルソワ選手は、4回転トゥループと4回転ルッツでも、ギネスの認定を受けています。
1人の人間が、3度も別の技でギネス認定されるなんて、想像もつきません。
さらに、4回転ループを目指しています。
彼女はまぎれもなく、炎のアスリートです。
私は、昨年のジャパンオープンの会場で、トゥルソワ選手が一つのプログラムの中で、
- 4回転サルコウ
- 4回転ルッツ
- 4回転トゥループ+3回転トゥループのコンビ
- 4回転トゥループ+オイラー+3回転サルコウの連続ジャンプ
を跳んだのを見ました。
あのときは、会場中が唖然、ぼー然でした。
昌磨も高志郎くんもハビもデニスも、「おおおーっ」と (笑)
正直、作品としてはまだ粗削りだったのですが、あの試合で一番気合が入っていて、一番攻めているスケーターだったと思います。
最近のインタビューで彼女は、一番よかったと思う演技に、ジャパンオープンでの演技をあげていました。
表現や仕上がり具合は、もっといい演技がたくさんあるのに、ジャパンオープンでの試合に一番満足しているのは、4回転ジャンプをすべて着氷できたからかな?
そして、4回転トゥループでバランスを崩したあと、オイラーを挟んで3回転サルコウを跳んだ、すばらしい試合運びもあるのでしょうか。
最近の移籍騒動で、プルシェンココーチが、「トゥルソワは15歳だが、経験をつんだアスリート。自分で決断する権利がある」と話していました。
まさにその通り。
これほどの意志を持って挑戦している選手を、アスリートとして“お子さま”と見なすことなどできません。
伝え聞くところによれば、コーチ変更のきっかけの一つに、4回転ジャンプを初めて跳んだ選手にもかかわらず、
同じエテリ組のシェルバコワやコストルナヤに勝てていないこと、優先的に指導してもらえていないことに、不満があったと言われています。
なんとなくわかる。わかります。
プルシェンココーチの下で、さらにどーんと羽ばたいて、ロシアの女王になる姿が見たいです。
そして、このタイミングでの授賞は、「エテリ門下生時代の勲章として、移籍前に受け取ること」などという駆け引きがあったのでしょうか?!
そんなゲスな勘繰りはやめて、寝ようと思います。
おやすみなさい!!