こんばんは。月曜日から暑さで疲れ気味の種子島ぴーです。
さて、先日、チャレンジカップの昌磨について記事にしたところ、
「ケージ・タナカについての報告はどうなってるんだ!!」「これで終わったと思うなよ!!」というお叱りの投書が相次ぎました。
そこで、遅ればせながら、ケージ・タナカinチャレンジカップJSPORTS版を『言葉で』お送りします。
そういえば、日野龍樹選手とのトークショーは、盛り上がったのでしょうか??
盛り上がらないわけないですよね、吉本所属の日野選手とですから。(関係ない?!)
チューリップ畑で大暴れ。SP『ヒップヒップチンチン』
今回も映像からはみ出し気味な、ダイナミックな演技でした。
♪ポンポコポコポコ♪ポンポコポコポコという出だしのリズムで、
会場は一気にラテンムードへ。
しかし、ケージ・タナカ比でやや動きが小さいか?!
そして、SPは、ジャンプで苦戦していました。
4回転サルコウはステップアウト。
アクセルは、客席に飛び込んでいくような方向で跳んで、美しくきまりました。
しかし、最後のルッツは、はげしく転倒。
ここまで倒れるのは、見たことないかも。
オランダまでの旅程に無理があったのでしょうか。
しかし、このままでは終わらない!!
ステップは、会場の手拍子でノリノリです。
オランダのチューリップ畑で大暴れ!!といった感じで、激しく舞います。
ジャンプで失敗すると、ステップに一層、力が入る気がします。
「得たものは何もないSPだった」と試合後にコメントしていましたが、
そうは言っても、ステップやスピンは“別格感”がありました。
フィニッシュと共に、「ほぅ~ほっほー」というラテン系の歓声が上がっていました。
チャレンジカップ初出場のケージ・タナカに、激しく魅了された男性が会場にいたようです。
おっと、ここで事件です。
ライストで見た時と違って、キスアンドクライでは、一人で座っているかのような映像処理に・・・
何かあったんでしょうか?!
ケージと言えばサルコウ『シャーロック』
続いてフリー。リンクサイドに誰かいるようですが、識別できない豆粒のようなサイズになっています。
試合前の表情は、わかりません。
出だしのコリオは、美しい「手の甲」を多用したものになっております。
宮本賢二先生も、ケージ・タナカの手の美しさにほれているようです(憶測です)
手の美しさを見せつけてからの〜4回転サルコウは、
もーのすごくきれいに決まりました。
軸がおそろしくまっすぐでしたね。
ここまでスパーンと気持ちよく決まると、会場も大拍手です。
話はそれますが、私はケージ・タナカのサルコウが好きです。
サルコウは、踏み切るときに両足が内股気味というか、「ハ」の字になりますよね。
ケージ・タナカは足が長いので、それがよくわかるし、
両ひざがかなり近づいて、きれーな「ハ」の字になります。
この調子で、4回転サルコウ2本目のコンビネーションにまいりましょう!!
…と思ったら、あ~れ~ 2回転サルコウになってしまいました。
1本目が決まりすぎると、遠慮して2本目をパンクする傾向があるような気がする…
奥ゆかしい性格が災いしたのか?!
続くトリプルアクセルは、深く深く沈み込んだ着氷からの〜トゥループ。
太ももの筋肉が鍛えられていないと、ここまで深い氷上スクワットはできません。
4回転トゥも成功して、後半のホームズが苦悩するパートへ。
この苦悩して頭を抱えるというか顔を覆うコリオは、
昌磨の『ダンシングオンマイオウン』にもありましたね。
3A+1Eu+3Sの3連ジャンプはいい感じに決まりましたが、続くルッツがダブルに。
ちょっと疲れているのか?!
最後は渾身のステップ!! 待ってました!!
しかし、蹴りの高さがいつもの半分くらいで、
最後の投げキッスも、いつもより短くて苦しそうでした。
うーん疲れた。
しかし、2回転が2本入ってしまったものの、出来栄えにマイナス評価がありません。すばらしい!!
表彰式の様子もご紹介しておきましょう。
時々昌磨に小声で声をかけながら、なごやかな雰囲気のケージ・タナカ。
メダルと花束を受け取ったところで、美しい指で髪を整えます。
右を整えたら・・・
左も整えましょう。
ケージ・タナカのワンポイントアドバイス⇒反対側の手で反対の髪をかきあげると、美しく見えますよ。
実況小林千鶴さん
田中選手なんですけど、『収穫はあってもひとつくらい』なんて言っていたんですが、田中選手も2種類の4回転を決めていい感じだったんですよね。
解説岡部由起子さん
そうですよねー。ですからなおさら、次の大会がなかったということで、なかなか悔しい思いもあったと思いますけれど。
ということで、少々疲れていた気もしますが、他国の選手と比較すると明らかに別格な演技で、銀メダルを獲得しました!!
おめでとうございます。