オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨スペシャルトーク:第一部で印象に残った話

こんにちは。昨日のミズノ×宇野昌磨選手スペシャルトークライブの報道が、

いろいろ出ています。

 

意外というか驚いたのは、「4回転サルコウ封印、サルコウ抜き」が、バーンと大きく出ていたこと。

文字にすると強い!!

実際のライブでは、そんなに強調ポイントではなかった気がしたのですが、

スポーツ新聞系だと、そこに特化して報道するのも仕方がないの??

 

話が出たのは、来場者からの質問に、準備なしで答える場面。

「今後、『表現に力をいれる』というのは、技術の比重を落として表現の比重を上げるのか、まったく新しいジャンルに挑戦するのか、どちらですか?」みたいな質問でした。

 

昌磨さんは、「この質問に答えるのは、すごく難しい」と前置きしたうえで、

 

  • 表現力は、すぐに身に付くものではないと考えている。
  • そのうえで、例えば、来年のジャンプ構成は、最初はおそらく4回転サルコウはやらないつもりで考えている。
  • いろいろな理由があるが、一つには、(今跳べる)全ジャンプの中で、自分にとっては4回転サルコウが一番難しいと感じている。
  • ジャンプの前に「さぁ跳ぶぞ」みたいな構えが入るし、精神的な負担、体力的な負担もある。
  • そのリスクに対して、リターンが見合っていないと感じる。
  • 4回転サルコウを跳ばないことで、気持ち、体力に余裕が生まれて、表現にパワーを割けるのではないか。
  • 「さぁ跳ぶぞ」みたいな構えなしで、ジャンプ前ギリギリまで振り付けを入れられるかも。新フリーでトライアル中(?)
  • もちろん、振り付け入れてジャンプ失敗するなら止めてジャンプに集中するけど(笑)
  • 僕が半年練習して、今すぐ高橋大輔さんにはなれないが、
  • 僕にしかできないこともあると思うので、それを探してやっていこう。
  • まだ具体的なことより、ふわふわした感じ。

という感じだったので、今季、絶対にサルコウを入れないとか、決定した話でもないかと思う。

イベント後の追加取材で、話がクローズアップされているようですが、どうでしょうか。

 

確かに、昨シーズンは、4回転サルコウで苦戦する場面もありましたが、

私が興味深かったのは、今、男子で4回転サルコウを跳ぶ選手が、とても多いということ。

昌磨くんも、「友野くんぐらい決められるなら、サルコウ跳ぶ」って、言ってた気がする。

 

他の4回転ジャンプは飛べなくても、サルコウだけは跳べる選手もいます。

ジャンプに秀でた昌磨くんがサルコウを苦手としているのは、不思議な気もしますが、

相性や跳び方とも関係あるのかな。

確かに、潔く止める判断もありですね。

 

第一部で、記憶に残った話、こと

 

トークイベントで一番楽しかったのは、昌磨君、ケージ氏、友野くん3人が醸し出す雰囲気です。それはお伝えできないですが、

トークの中で、記憶に残った、楽しかった、笑えたものを一部書きたいと思います。

 

●世界選手権の公式練習での昌磨くんアクシデントについて、

会場で見ていたケージ氏も友野くんも、冷や冷やしたけど、「こういう時の昌磨は強い」とわかっていたので、正直なところ、逆に安心した。

ミラノのデジャヴ感があった…油断させといて…と。会場も爆笑。

昌磨本人も、「選手権前は、練習は頑張っていたけど調子がそこまで上がっていなかったので、怪我がきっかけで、もうやるしかない、と思えた」。

 

●今はこうしてまた前を向けて、これをやっていこう、こうやっていこうと思えているので、また今年一年、みなさんに競技者としての自分を見せていける。

⇒この言葉が一番、うれしかったかも😊

 

●ケージ氏が、「一希は、世界選手権は3度目だけど、日本開催で違う緊張があったと思う。でも、氷に立ったら落ち着いて堂々としていた」とほめると、

 

友野くんが、「フリーの映像を見てもらったらわかるけど、ステップの入りがいつもと全然違う。あんなに練習したのに、頭が真っ白になった。最後までテンポも合わずで、後半グダグダ」。それくらい緊張したけど、過去の経験が生きたと思う、と。

 

●「ベテランになった」という話の中で、友野くんが、「最近、アドレナリンが出なくなったよね」😅。これまでは、合宿とか公式練習というだけでアドレナリンが出ていたが、これだけいろんな経験をすると、めちゃ落ち着いてくる、と。

 

その流れで、ケージ氏が、「一希、合宿見てたんですけど、ベテランらしく、生き生きしてなかった」😂😂

 

●昌磨君、ケージ君との想い出

ジュニアのころ、試合先のホテルが同部屋で、人としていろいろ教えていただいた。部屋の入口で靴を脱げとか、ベッドにダイブするなとか。

でも、刑事くんは優しいってわかっていたので、またベッドにダイブした。そうしたら、ポケットにファンからもらったチョコレートが入っていて、白いシーツがチョコまみれに。そのとき、刑事君に「手洗いで洗いなさい」と言われてシーツを洗った。「手で洗えるんですか?」と言いながら。手洗いしたのは、あれが最初で最後。

刑事くん、やっぱり素敵だ😊

 

●(ワンピースのルフィについて)

最初は、自分には荷が重いと思った。が、「僕はあんまり自信のある発言はしないけれど、じゃあ今から、『ルフィは別の方で』って言われたら、『いやいや、絶対僕のほうができるから』って言いたいくらい(頑張った)」

 

●競技のほうも、結果を残せる努力をしつつ、結果でしか得られないものもあるが、結果を求めずに競技をやることで得られるものがあるかもしれない。自分の経験として、また、今後自分がどうしていきたいのかを模索しながらやっていきたい。

 

●最後に、昌磨が「宇野昌磨スペシャルウィーク」の宣伝をするシーンがありまして、ポケットの中から折り曲げた紙を取り出して読み上げます。

そのとき、「期間中、5,500円以上のお買い上げで」という時、照れたように笑って、「すいませんね…😅」って。

第二部では、もっと明確に、「すいませんね、お金(かけさせちゃって)…」って。

なんというか、「5,500円って安くないよ」「ちゃんとわかってるんだ」と思ってうれしかったです。

 

ということで、9月3日(日)23:59まで、対象店舗とミズノ公式オンラインで、5,500円(税込)以上お買い上げで、UNO1ロゴ入り「熱伝導アイススプーン」プレゼントがあります。

複数本ほしい人は、会計を分ければいいそうです。

 

 

友野くんがスプーンを持ってたけど、かわいかった♡

友野くんにも似合う丸いスプーン。

 

第一部で覚えているのは、こんなところかな。第二部と記憶がごちゃごちゃになっているかもしれません。

 

第二部は、またあとで思い出します。